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【メリット5つ】発達障害者の履歴書が書けない問題はパソコン作成で解決

  • 字が歪んだり間違えたりして、何度も書き直す
  • 枠内に文字が収まらなくて履歴書の見栄えが悪い
  • 集中力が続かず、完成するまで何日もかかる

発達障害がある方には、手書きの履歴書に苦手意識を持つ方が少なくありません。

ミスで何度も書き直したり、頑張って作っても綺麗に仕上がらず落ち込んだりすることも多いです。

筆者も履歴書を手書きで作っていたときは、1社応募するために5枚も6枚も紙を無駄にしていました。

よしだ

履歴書の手書きは、ぶっちゃけ無理ゲー!

この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返す
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだTwitter
この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
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本記事は履歴書が完成せずに困っている方に向けて、パソコンで履歴書を作るメリットと具体的な手順について紹介しています。

スムーズな求人応募のため、履歴書はパソコンを使って効率的に作りましょう。履歴書作りに時間がかかると、転職活動の期間がどんどん延びてしまいます。

  • 履歴書の書き直しで応募まで何日もかかる
  • 書類作りが嫌すぎて転職活動が面倒になった

そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。

発達障害者の転職活動は、転職エージェントのサポートを使いましょう!

  • 書類チェックや日程調整などのミスしやすい作業を手助け
  • 障害事情に詳しいアドバイザーによる求人紹介や面接指導あり
  • 利用は自己負担なし!私たちはお金をかけずに利用可能

一人で転職活動を続けると、うまくいかず挫折してしまう人は多いです。

障害がある方を専門としたエージェントもいるので、転職意志がある人はぜひ利用してみてください。

よしだ

迷ったら「dodaチャレンジ」がオススメ!

»障害者向けのオススメ転職エージェントはこちら

タップできる目次

手書き履歴書が書けなくて挫折する発達障害者は多い

発達障害がある方の多くは、手書きの履歴書が書けず挫折しやすいです。手書きによるハードルは高く、何度も失敗したり時間がかかったりします。

筆者も履歴書がなかなか完成せず、1社応募するのに3日もかかった経験がありました。

よしだ

8割書き上げたあとに失敗したときの絶望感…

  • ASDにありがちな悩み
  • ADHDにありがちな悩み
  • LDにありがちな悩み

ASDにありがちな悩み

自閉症スペクトラム障害(ASD)がある方の場合、以下のような点に悩みやすいです。

  • 完璧主義により無限に修正が入る
  • 文字のかすれや太さが気になり作り直し
  • 文章をびっしり書いてバランスが悪い

文字ひとつ一つを丁寧に書きすぎて疲れたり、下書きに力を入れすぎて清書にたどり着かなかったりするケースが多いです。

細かな修正や手直しを繰り返してしまい、下書きの鉛筆線を何度も消して紙にシワが入ってしまう場合もあるでしょう。

筆者もASDを抱えており、清書1回のために下書きを10回以上繰り返した経験がありました。

ADHDにありがちな悩み

注意欠如・多動性障害(ADHD)がある方の場合、以下のような点でつまづく方が多いです。

  • 集中力が続かず、途中で投げ出してしまう
  • 誤字脱字や記入ミスが多く書き直しが多発
  • 枠の中に文字が入らずはみ出してしまう

履歴書作りを途中でやめてしまい、そのまま書類自体を紛失してしまうケースもあります。

誤字脱字やミスを繰り返してしまい、何度も最初からやり直しで心が折れてしまう場合もあるでしょう。

ミスが重なり履歴書用紙を何度も買いなおすと、出費もかさんでしまいます。

LDにありがちな悩み

学習障害(LD)がある方の場合、履歴書を作りながら不安を抱えることがあります。

  • 漢字や英語の記入ミスがないか不安
  • 日付や年数の数え間違いに気を取られる
  • 完成した履歴書の見直しに手間取る

手書きで文字や文章を書くこと自体に苦手感を覚えたり、完成した書類が不安で確認が増えたりと、手戻りによる困りが起きやすいです。

手書き履歴書はミス一回で全て作り直しとなるため、自信をもって完成させるハードルが高いです。

パソコンを使った履歴書作成をオススメする理由5つ

履歴書は手書きよりも、パソコンを使って作ることをオススメします。大きなメリットは以下の5つ。

  • ミスや書き損じをすぐに修正できる
  • 折れたり汚したりする心配がない
  • 完成後に誤字脱字を見つけても手直しが簡単
  • 完成品1枚に対してのコストが安い
  • データ共有や長期保管に便利
よしだ

デジタルなら失敗しても修正しやすい!

パソコンを持ってない方は購入が必要ですが、転職活動のためだけと割り切るなら2~3万円の格安パソコンでもOK。数万円で失敗できないストレスや、大量の書き損じ履歴書から解放されるなら、十分に元が取れます。

ミスや書き損じをすぐに修正できる

パソコン上で履歴書を作れば、ミスや書き損じがあってもすぐに修正可能。失敗しても最初から書き直しせず、ミスした箇所を書き換えるだけで済みます。

  • 漢字の変換間違い
  • 文章表現の改善
  • 文字サイズの調整

書き間違いひとつでモチベーションをなくしたり、履歴書の予備が切れて後延ばしとなることもありません。

ミスへの不安やストレスが減ることで、より効率的に書類作成ができるでしょう。

折れたり汚したりする心配がない

履歴書の物理的な汚れも心配ありません。飲み物をこぼしたり、間違えて折ってしまうこともないです。

パソコンで履歴書を作れば、汚れたり破れたりするリスクは印刷後の短時間のみ。一方、手書きの場合は、手汗や下書き跡などで書類をキレイに保てない場合もあります。

せっかく書き上げた書類を、汚してダメにしてしまうと立ち直るのも難しいです。

履歴書を汚してしまうのが心配な方こそ、パソコンを使って書き上げることをオススメします。

完成後に誤字脱字を見つけても手直しが簡単

パソコン上で履歴書を作れば、完成後に誤字脱字を見つけても手直しは簡単。

印刷前であれば簡単な修正だけで済み、もし印刷してしまっても手直ししてプリントしなおすだけでOKです。

印刷コストはコンビニプリントの10円だけなので、もしミスがあってもダメージは少ないでしょう。

あえて目視用に1枚印刷し、修正点を直してから提出用を改めて印刷するのもオススメ。

完成品1枚に対してのコストが安い

パソコンデータで作る履歴書は、手書きと比べて低コストで仕上がります。

かかる費用はA3サイズの白黒プリントのみ。

コンビニを使えばたったの10円でOK。手書きの場合は、ミスや書き直しをするごとに書類代がかかってしまいます。

参考:Amazon

12枚入り805円=1枚約67円

データ共有や長期保管に便利

パソコンで作った履歴書は、データとして長期保管が可能。求人応募ごとに新しく作らなくても、前回のデータを複製すれば時短できます。

また転職エージェントや企業からデータ提出を求められた際も、すぐ対応できるので安心です。

紙と比べて劣化する心配もないため、転職活動が長引いた際も正確にデータ管理ができます。

データのタイトルに応募企業の名前を入れておけば、選考が進んだ際もすぐに内容を振り返れるでしょう。

「手書きの方がより熱意を伝えられる」は気にしない

転職活動を進めるなかで、履歴書は「手書きの方が熱意や意欲を伝えられる」という意見があります。

確かに手書きの方が手間暇もかかるうえ、高年齢層の採用担当者には印象がいいかもしれません。

しかし数値化しにくい「熱意・意欲」のために、何度もミスをして落ち込んだり余計な出費が増えたりするのはもったいないと考えます。

  • 手書きはミス一回で紙一枚が無駄になる
  • 消しゴムでシワがついたり飲み物で汚れたりする場合も
  • 書き直しのために白紙の履歴書のストックが必要

これらは全て、パソコンで履歴書を作れば解決します。

  • 紙の無駄→最後に印刷するだけ
  • 消しゴム→一切使わなくてOK
  • 飲み物→最後の封入だけ気を付けて
  • 履歴書ストック→そもそも不要

履歴書を作るペースが上がればスムーズに求人へ応募でき、内定までの期間も短縮される可能性が上がるでしょう。

また転職エージェントなどを利用する場合、履歴書データを送付する場合もあります。

手書きの場合は写真やプリンタで読み取る必要がありますが、パソコンで作っていればデータ変換の手間だけでOK。

手書き履歴書でミスしやすいと困っている場合、試しにパソコンで履歴書を作ってみましょう。

筆者自身、前職の転職活動では手書きの履歴書を一切使いませんでした。

よしだ

パソコンで作ってコンビニ印刷で問題なし!

ツールはExcelよりもスプレッドシートがオススメ

履歴書を作るツールは、表計算ソフトを使いましょう。

有名なのはExcelですが、それよりもGoogleのスプレッドシートをオススメします。理由は以下の通り。

  • データがクラウド保存で紛失の心配なし
  • パソコンだけでなくスマホからも開ける
  • 利用料金がかからず、無料で使い放題

スプレッドシートはインターネット上にデータを保管しておくため、ファイルの紛失リスクなし。パソコンだけでなく、スマホからもデータを開いて編集できます。

スマホにスプレッドシートのアプリを入れておけば、面接直前に見直しやすいです。

Excelを含むMicrosoftのOfficeソフトは利用料金がかかりますが、スプレッドシートはGoogleアカウントがあれば無料。

Officeソフトのライセンス料金を払わなくても、気軽に使えます。転職活動のために、Officeソフト付きのパソコンを用意しなくても問題ありません。

よしだ

私も転職活動は全てスプレッドシートで対応してたよ!

パソコンで履歴書を作る手順

パソコンで履歴書を作る場合、以下の手順で進めていきましょう。

STEP
テンプレートをダウンロードする

まずは元となる履歴書のテンプレートをダウンロードしてきましょう。形式は「Excel形式」を選択してください。

厚生労働省の履歴書様式はハローワークからダウンロード可能です。障害者向け転職エージェントのdodaチャレンジでも、公式サイトからダウンロードできます。

STEP
スプレッドシートでデータを開く

Googleにログインしてスプレッドシートのソフトを開き、「空白のスプレッドシート」を作ります。

ファイル→インポート→アップロードと選択し、1でダウンロードしたテンプレートをアップロードしてください。

「スプレッドシートを置換する」タブを選択し、データをインポートすれば完了。

STEP
記入箇所を順番に埋めていく

作成した履歴書データを使い、必要事項を入力していきます。文字サイズを調整しながら、漏れがないように入力してください。

求人応募用の場合、データ名に企業の名前を入れておくと間違えずに済むのでオススメ。

使い回し用のデータなら、データ名に「テンプレート」「ベース」などを入れておくと分かりやすいです。

入力したデータはインターネット上に自動で保存されるため、入力したらそのまま閉じてもOK。

≫障害者雇用の履歴書の作り方

STEP
印刷用にPDFデータをダウンロード

スプレッドシートを印刷する場合、「PDF形式」という別データを作る必要があります。

ファイル→ダウンロード→pdfで印刷画面を立ち上げ、用紙サイズを「A3」に設定して右上の「エクスポート」でダウンロードできます。

印刷画面の「配置」設定を、水平・垂直ともに「中央」にしておくと余白のバランスが調整できます。

STEP
コンビニへ行きA3サイズで印刷する

コンビニの印刷機を使い、PDFデータをA3サイズで印刷しましょう。白黒印刷でOK、印刷方法はそれぞれのコンビニ公式サイトから確認してください。

STEP
半分に折り写真を貼り付けて完成

印刷した履歴書を半分に折り、履歴書用の証明写真を貼り付けて完成です。

書き損じが不安な場合、写真を貼る前に目を通して確認しましょう。

完成した履歴書は転職エージェントに添削してもらう

履歴書が完成したら、第三者に見てもらうことが大切です。自分では気付けなかった間違いや、より良い表現などが見つかります。

転職活動の場合は、転職エージェントに添削してもらうのがオススメ。

障害者雇用を考えている方は、障害者向けの転職エージェントを利用しましょう。

  • 多くの求職者を転職に導くプロ視点で指摘
  • 応募企業に合わせたカスタマイズ案を提示
  • 障害特性も加味したアピール方法を提案

転職エージェントは企業の採用担当者と直接つながっており、求人のポイントや応募書類のコツも熟知。

履歴書の添削だけでなく、求人提案から日程調整サポートまで、幅広く支援してもらえます。

効率的に転職活動を進めたい方は、障害者向け転職エージェントを利用しておいて損はありません。

≫障害者向けオススメ転職エージェントまとめ

まとめ|履歴書はパソコン×スプレッドシートで効率的に作る

本記事は履歴書がうまく書けずに困っている発達障害の方に向けて、パソコンで履歴書を作るメリットを紹介しました。

  • ミスしても修正や作り直しが簡単
  • データの保管や共有がしやすい
  • 書き損じが発生しないから低コスト

パソコンで作った履歴書は手書きに比べ、「思い」「熱意」が伝わらないという意見もあるかもしれません。

とはいえその「思い」や「熱意」のために、何度も書き直して心が折れてしまう方がもったいないです。

あくまでゴールは、転職成功や新しい職場での活躍。苦手な手書きを頑張って続けるよりも、パソコンで書類を作って効率的に応募を進める方が重要です。

履歴書を何度も失敗して困っている方は、ぜひ試しにパソコンで履歴書を作ってみてください。

≫障害者雇用の履歴書の書き方まとめ

発達障害者の転職活動は、転職エージェントのサポートを使いましょう!

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