【定着率80%以上のみ】発達障害者にオススメの就労移行支援12選

  • 大手の事業所がいいの?地域密着の事業所がいいの?
  • 何か専門的なスキルでも勉強した方がいいの?
  • そもそも就労移行支援に通ったら、ちゃんと働けるんだろうか。

いざ就労移行支援に通おうと思っても、事業所が多すぎてどこに通ったらいいか困ってしまう人は多いです。

就労移行支援は「今すぐ就職したい」という気持ちを抑えながら、安定就労を目指して働くための訓練をする施設です。せっかく長期間通っても、就職に結びつかなかったら本当にもったいない。

本記事では就職して半年後の定着率が80%を超える就労移行支援に絞り、12社ピックアップして紹介します。

  • 一般・総合型:5社
  • 発達障害特化:4社
  • ITスキル特化:3社

就労移行支援を選ぶときは、少なくとも3社以上の事業所を見学しましょう。1社だけに決め打ちせず、十分に比較をしたうえで選ぶことをオススメします。

就労移行支援の訓練期間は一般的に6ヶ月~1年間、最長で2年間通う方もいます。もし合わない事業所を選んでしまうと、通うことが辛くて途中で辞めてしまうかもしれません。

よしだ

もし通う場合は長い付き合いになるから、事業所選びは慎重にね!

記事後半では就労移行支援の見学時に見るべきポイントや、比較の方法も紹介しています。本記事を参考にして、まず1社、気になる事業所へ見学予約をしてみましょう。

どこの事業所を見学したらいいかわからない!」という方は、大手で全国に事業所があるLITALICOワークスがオススメ。大企業への就職実績が多くサポートも手厚いので、他の事業所と比較する基準にできます。雰囲気やカリキュラム案内を目安として、他の事業所と見比べてみてください。

就職後の定着率が高い事業所ばかり!

タップできる目次

就労移行支援は働くための訓練の場

就労移行支援事業所とは、働くために必要なスキルや知識を学んで、就労への準備をするための訓練の場です。

就労移行支援事業所は、学校のように通いながら就職に向けたサポートを受けることができる場所です。

個別の支援計画に沿って、他の利用者と一緒に就職に役立つ知識や必要なスキルを学ぶこと、就職の準備をすること、就労支援員に就職や体調に関する相談することなど、必要なサポートを受けることができます。

引用元:LITALICOワークス

就労移行支援事業所は運営方針が企業によって異なります。大きく分けると「一般・総合型」「障害特化」「スキル特化」に分類され、それぞれ特徴が違います。

一般・総合型

さまざまなカリキュラムがあり、自分の可能性を多角的に見つめ直すことができます。大手企業が運営していることが多く、事業所の数が豊富。

全国各地で事業所を運営しているため、就労移行支援の雰囲気をつかむためにまずは一般・総合型から見学してみるといいでしょう。自社で転職サイトやエージェントの事業を展開している企業もあり、就職のためのノウハウが豊富です。

発達障害特化

発達障害の就職に特化した事業所で、発達障害に対する知識が豊富です。利用者も発達障害を持つ方ばかりのため、他の発達障害者と話したり一緒に作業したりする機会が多く、あなたの発達障害への理解度が深くなります。

発達障害の不具合に特化したカリキュラムを組んでおり、障害特性の理解や分析をしたい方にオススメです。

スキル特化

障害者が専門スキルを身につけ、市場価値を高めることが目的の事業所。各ジャンルの専門家が講師をすることが多く、専門資格の取得や実務で活かせるスキルを身につけることが可能です。

就職先は専門スキルを活かせる企業が多いため、目指したい職種や業界がある方にピッタリ。

就労移行支援事業所のオススメ12社

本記事では12社の就労移行支援事業所をピックアップし紹介します。一覧表は以下の通り。

スクロールできます
事業者名LITALICOワークスウェルビーココルポートミラトレSAKURAatGPジョブトレ
発達コース
るりはりKaienディーキャリアフロンティアリンクキズキビジネスカレッジNeuro Dive
ロゴ
タイプ一般・総合型一般・総合型一般・総合型一般・総合型一般・総合型発達障害特化発達障害特化発達障害特化発達障害特化ITスキル特化ITスキル特化ITスキル特化
就労実績11,000名以上累計5,245名累計2,994名85%275名94.5%非公開累計1,400名以上非公開非公開非公開85%
定着率91%90.5%88.2%90%100%91%100%95%93.4%82%100%90%
拠点数100拠点以上99拠点66拠点14拠点17拠点4拠点2拠点17拠点
(+パートナー20拠点)
81拠点14拠点3拠点4拠点
拠点地域東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・宮城・北海道・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡・宮崎・沖縄東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・福島・宮城・北海道・新潟・富山・石川・長野・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・岡山・広島・愛媛・香川・福岡・熊本・長崎・鹿児島東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫・福岡東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫東京・埼玉・群馬・新潟・富山・長野・山梨・福岡東京・神奈川・大阪東京・埼玉東京・神奈川・埼玉・大阪
(パートナー企業:東京・神奈川・茨城・福島・宮城・北海道・愛知・長野・新潟・大阪・兵庫・福岡・熊本)
東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・福島・山形・宮城・岩手・北海道・新潟・石川・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・島根・広島・愛媛・福岡・熊本・大分・宮崎東京・神奈川・宮城・北海道・愛知・新潟・大阪・岡山・広島・福岡東京・神奈川・大阪東京・神奈川・大阪・福岡
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
オススメ就労移行支援比較表

それぞれ個別に紹介していきます。

【一般・総合型】就労移行支援5選

LITALICOワークス

出典元:LITALICOワークス

LITALICOワークスは障害者支援の大手「株式会社LITALICO」が運営する事業所です。全国に100拠点以上の施設があり、地方の方でもアクセスしやすいことが特徴。これまで累計で11,000名以上の就職事例があるため、安心してサポートを受けられます。

LITALICOワークスの強みは大手ならではの企業コネクションで、職場体験実習を組みやすいこと。全国で4,500箇所以上の企業実習先があり、本格的な就職活動の前に訓練で自身の特徴を把握することが可能です。カリキュラムもLITALICOワークス独自のプログラムが200種類以上。一人ひとりの悩みや課題に合わせて、順番にスキルアップできます。

企業からの信頼も厚く、利用者の約半数(48%)の方が企業規模1000名以上の大企業に就職。就職支援を受けながら自分にあった企業への就職を目指せる、非常にオススメの事業所です。

事業所名LITALICOワークス
タイプ一般・総合型
就労実績11,000名以上
定着率91%
事業所数100拠点以上
拠点地域東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・宮城・北海道・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡・宮崎・沖縄
LITALICOワークス基本情報
litalicoワークス紹介動画
  • 全国100拠点以上、地方まで網羅的にサポートしている
  • 職場体験実習の組みやすさが強み、就職活動前に自己理解ができる
  • 大企業への就職実績が豊富で、手厚い転職支援

\ 歴史ある定番事業所! /

ウェルビー

出典元:ウェルビー

ウェルビーは「ウェルビー株式会社」が運営する大手事業所。全国に99拠点あり、就労移行支援の他に児童発達支援や放課後等デイサービスも運営しています。ホームページ上で全事業所の外観やスタッフ写真、コメント等を掲載しており、利用者が見学前に不安にならないような配慮をしています。

カリキュラムはオフィス勤務を想定した訓練が主流で「オフィスワークシュミレーション」が利用者人気No.1プログラム。言葉遣い・指示の受け方・報連相など仕事の根幹となる能力を身につけられるメニュー内容のため、企業からも評価されています。また希望者には施設との相談のうえ早期就労に特化した「就活集中コース」も実施可能。職歴などの条件はありますが、早めに就職活動へ移りたい方にとてもオススメのコースです。

全事業所の月別就職実績を公開しており、透明度が高いことが特徴。安定した就職を目指す方にとって非常に安心感があります。資料請求のみも可能なため「いきなり見学するのは不安…」という方にもオススメの事業所です。

事業所名ウェルビー
タイプ一般・総合型
就労実績累計5,245名
定着率90.5%
事業所数99拠点
拠点地域東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・福島・宮城・北海道・新潟・富山・石川・長野・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・岡山・広島・愛媛・香川・福岡・熊本・長崎・鹿児島
ウェルビー基本情報
ウェルビー紹介動画
  • 全国99拠点、外観や在籍スタッフの写真掲載など透明感が高い事業所
  • オフィスワークシュミレーション・就活集中コースなど特徴的なカリキュラム
  • 見学だけでなく資料請求のみも可能なため、検討中の方でも情報収集しやすい

資料請求だけでもOK! /

ココルポート

出典元:ココルポート

ココルポートは「株式会社ココルポート」が運営する事業所で、大都市圏を中心に66拠点ある大規模の就労移行支援。

カリキュラムは自主性を重視していて、参加したい訓練メニューを自分自身で選び受講するシステム。訓練メニューは555種類以上あるため、自分の状況にあった訓練を受講できます。メニュー選びで困ったときはいつでも支援員と相談できる環境なので、自分自身で選ぶことが難しい方でも安心して利用可能です。

訓練メニューの他に自己学習用の動画講座も50種類以上用意してあり、専門的なスキルアップを目標立てて進めていける体制。訓練後期には実際に工賃が発生する業務や企業実習が多く行われ、働くことを強く意識できるようになっています。

自分で目標を立てて進んでいけるような方にオススメの事業所です。

事業所名ココルポート
タイプ一般・総合型
就労実績累計2,994名
定着率88.2%
事業所数66拠点
拠点地域東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫・福岡
ココルポート基本情報
  • 大都市圏を中心に66拠点運営している大規模の就労移行支援
  • 555種類以上の豊富な訓練メニューから自分で選ぶ自主的な環境
  • 自分で目標を立てて進めるような方にオススメ

\ 通所しやすいサポート体制が強み! /

ミラトレ

出典元:ミラトレ

ミラトレは大手人材会社「パーソルグループ」の特例子会社が運営する事業所。ミラトレの他に転職支援「dodaチャレンジ」やIT就労移行支援「Neuro Dive」も運営しています。

ミラトレの訓練はコミュニケーションスキルを重視しており、就職後に求められる様々なコミュニケーションを想定したカリキュラムが組まれています。ミラトレは卒業生とのコミュニティが活発で、就職成功した先輩が講師となり体験談を伝えてくれることもポイント。就労移行支援を卒業した方の話を生で聞けるため、職場定着のイメージが湧きやすいです。

転職活動時はdodaチャレンジの転職支援と連携し、大手転職エージェントのノウハウを活用できます。また事務系職種の幅広い能力を測れる職業能力検査「MWS(ムース)」が受けられるため、客観的な視点で訓練ポイントや強みを把握することが可能。

大手人材会社のノウハウを使いながら、確実に就職を目指したい方へオススメの事業所です。

事業所名ミラトレ
タイプ一般・総合型
就労実績85%
定着率90%
事業所数14拠点
拠点地域東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫
ミラトレ基本情報
  • 大手転職支援会社のノウハウが使える実戦的な事業所
  • 就職後のコミュニケーション能力を重視したカリキュラム
  • 能力検査で客観的な強みや訓練ポイントを把握できる

転職支援dodaのノウハウが活きる! /

SAKURA

出典元:SAKURA

SAKURAは「株式会社キャリアトラスト」が運営している事業所で、首都圏、北陸を中心にサービスを展開しています。人材紹介、人材派遣などを行う「綜合キャリアオプション」のグループ会社です。

人材会社独自の教育・評価ツール「LQプログラム」を採用しており、実際の職場と同じように評価や教育を受けることが可能です。そのため就職後にギャップが生まれにくく、全センターで就職後の定着率100%を達成しています。

職場定着のために実践的な場で訓練したい方へオススメの事業所です。

事業所名SAKURA
タイプ一般・総合型
就労実績275名
定着率100%
事業所数17拠点
拠点地域東京・埼玉・群馬・新潟・富山・長野・山梨・福岡
SAKURA基本情報
  • 自社独自の「LQプログラム」で実践的な訓練
  • 全センターで就職後の定着率100%を達成
  • 就職後の定着を意識している方にオススメ

\ 就職後を見据えた作業環境を整備! /

【発達障害特化】就労移行支援4選

atGPジョブトレ発達コース

出典元:atGPジョブトレ発達コース

atGPジョブトレ発達コースは、障害者向け人材紹介企業「株式会社ゼネラルパートナーズ」が運営している発達障害向けの事業所。発達障害のために専用のカリキュラムを組んでいるため、障害特有の悩みを解決しやすいことが特徴です

利用者アンケートでは障害への理解が深まった方が95%と高評価。発達障害専門のため他の利用者も同じ障害を抱えた仲間ばかり、発達障害と真剣に向き合える居場所として活用できます。そのため「利用者の雰囲気がいい就労移行支援サービス」でNo.1に選出されました。

カリキュラム内容は事務職への就職を強く意識しており、事務職での就職率は94.5%と高水準。発達障害の理解を深めたい、事務職での就職を考えている方にピッタリの事業所として非常にオススメです。

事業所名atGPジョブトレ発達コース
タイプ発達障害特化
就労実績94.5%
定着率91%
事業所数4拠点
拠点地域東京・神奈川・大阪
atGPジョブトレ発達コース基本情報
  • 障害者と向き合って20年の老舗企業による発達障害専用コース
  • アンケートや評判で高評価が多く、利用者満足度が高い
  • 発達障害×事務職で検討している人にオススメの事業所

\ 障害者転職の知見が活きる事業所! /

るりはり

出典元:るりはり

るりはりは首都圏にある精神・発達障害専門の就労移行支援で、運営は「株式会社スタートライン」。2021年から就労移行支援へ参入した、比較的新しい事業所です。現在は渋谷と大宮の2拠点で運営しており、今後さらに発展が期待できます。

株式会社スタートラインは「るりはり」の他、障害者向け求人情報サイト「MyMylink」やサテライトオフィスなどのサービスを展開している企業。2009年の創業から一貫して障害者支援に携わっているため、定着支援のノウハウに強みがあります。

自社で求人情報サイトを運営していることから、企業へのコネクションや採用側の視点が豊富。最大の通所目的である「就職」に強い就労移行支援事業所。るりはりは職種や働き方の多様性や、就職後の定着に重きを置いています。在宅勤務への理解も深いため、自分に合った働き方を探している方にオススメです。

事業所名るりはり
タイプ発達障害特化
就労実績非公開
定着率100%
事業所数2拠点
拠点地域東京・埼玉
るりはり基本情報
MyMylink公式YouTubeチャンネル「MyMyチャンネル」
  • 渋谷・大宮にある新鋭の精神・発達障害向け就労移行支援
  • 自社運営の就職情報サイトMyMylinkにより企業とのつながりが豊富
  • 働き方を模索している人にピッタリの事業所

\ 伸びしろの大きい新しい事業所です! /

▶ 発達障害者向けの適職発見イベント「ジョブコンパス」も実施中!

Kaien

出典元:Kaien

Kaienは発達障害のサポートに特化した企業「株式会社Kaien」が運営する就労移行支援。自社直営の事業所とパートナー事業所で構成されている、珍しい施設構成です。

Kaienは就労移行支援だけでなく、生活訓練や学生向け支援など様々な取り組みを行っている企業。専門機関・家族からの推薦で利用する方が多い事業所になります。

幅広いITスキルから適性を見つつ、専門性を磨く「クリエイティブコース」が強み。ITスキルだけでなく、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方も合わせて学べるため、就職後に安定して働くことが可能です。

Kaien修了生・訓練生・スタッフ限定のSNS「かいえんぴあ」があり、就職後もスタッフや他の仲間と繋がれることで安心感があります。

事業所名Kaien
タイプ発達障害特化
就労実績累計1,400名以上
定着率95%
事業所数17拠点(+パートナー20拠点)
拠点地域東京・神奈川・埼玉・大阪
(パートナー企業:東京・神奈川・茨城・福島・宮城・北海道・愛知・長野・新潟・大阪・兵庫・福岡・熊本)
Kaien基本情報
  • 発達障害特化として、専門機関や家族の推薦が多い事業所
  • クリエイティブコースで専門的なスキルと働き方を同時に学べる
  • 関係者限定SNSで、就職後も連携が取れて安心

\ メディア掲載が多く有名! /

ディーキャリア

出典元:ディーキャリア

ディーキャリアは「デコボコベース株式会社」が運営する事業所。全国に81拠点あり、発達障害に特化した就労移行支援です。就労移行支援の他には、放課後デイサービス「ハッピーテラス」を運営しており、こちらも全国に130拠点も展開しています。

拠点数が多いため地方の方でも通いやすく、どなたでも支援を受けやすい環境。カリキュラムは「ライフスキルコース」「ワークスキルコース」「リクルートコース」の3ステップで進み、長く働くための訓練を一歩ずつ進めることが可能です。

ディーキャリアは利用者限定求人サイト「ディーキャリアジョブ」を保有しており、独自開拓で発達障害に理解のある企業求人を掲載しています。求人数は6,000件以上、特性整理だけでなく就職活動も全面サポートしてもらえます。

事業所名ディーキャリア
タイプ発達障害特化
就労実績非公開
定着率93.4%
事業所数81拠点
拠点地域東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・福島・山形・宮城・岩手・北海道・新潟・石川・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・島根・広島・愛媛・福岡・熊本・大分・宮崎
ディーキャリア基本情報
  • 拠点数が多く全国で利用しやすい発達障害に特化した事業所
  • 3ステップで分かりやすく就職への訓練ができる
  • 独自求人6,000件以上の利用者限定求人サイトを運営

\ 就職活動に強みあり! /

【ITスキル特化】就労移行支援3選

フロンティアリンク

出典元:フロンティアリンク

フロンティアリンクは全国に14拠点を持つIT専門の事業所。運営は「フロンティアリンク株式会社」、社会人向けIT・ビジネス教育事業を10年以上実施している専門企業です。

学習できる内容は「IT/WEBエンジニア」「オフィスソフト」の2コースが用意されており、それぞれのカリキュラム内容に合わせた実習なども用意しています。

在宅訓練・在宅就労の支援に力を入れており、在宅で働きたい方専用のプログラムも用意されています。受講は「通所型」「在宅型」の2スタイルから選べ、体調や就労目標に合わせて選択が可能です。

WEBエンジニアを目指したい、在宅で働くことが目標という方にオススメの事業所です。

事業所名フロンティアリンク
タイプITスキル特化
就労実績非公開
定着率82%
事業所数14拠点
拠点地域東京・神奈川・宮城・北海道・愛知・新潟・大阪・岡山・広島・福岡
フロンティアリンク基本情報
  • ITビジネス教育の専門企業が教えるWEBエンジニア、オフィススキル講座
  • コースを選択することで専門的な内容まで学習できるカリキュラム
  • 在宅訓練・在宅就労に力を入れており、在宅勤務を目指す方にオススメ

\ IT研修企業のノウハウが学べる! /

キズキビジネスカレッジ

出典元:キズキビジネスカレッジ

キズキビジネスカレッジは首都圏・大阪に拠点を持つ事業所。運営は「株式会社キズキ」です。

キズキビジネスカレッジは適職発見に強みがあり、潜在能力を見つけるところからじっくり取り組めるカリキュラム内容です。一般雇用への採用実績が豊富で、卒業者の44%が一般雇用での就職を達成しています。

就職後の職場定着率は100%。就職から半年後に20~60%の人が離職しているなかで、離職者ゼロは非常に優れた数値です。

キズキビジネスカレッジは卒業後の進路決定に力を入れており、障害者雇用だけでなく一般雇用・フリーランスなど幅広い選択肢から最適なルートを見つけられます。

Webマーケティング・英語など今後需要が伸びそうな講座も受けられるため、長く使えるスキルを身につけたい方にはオススメの事業所です。

事業所名キズキビジネスカレッジ
タイプITスキル特化
就労実績非公開
定着率100%
事業所数3拠点
拠点地域東京・神奈川・大阪
キズキビジネスカレッジ基本情報
  • 適職発見に強みあり!潜在能力を見つけるところからサポート
  • 一般雇用への採用実績が豊富で、44%の方が一般雇用に就職
  • 職場定着率100%、仕事に馴染めるか不安な方にオススメ

\ 適職を探したい方はココ! /

Neuro Dive

出典元:Neuro Dive

Neuro Diveは首都圏・大阪・福岡に拠点を持つ事業所。運営は「パーソルチャレンジ株式会社」、就労移行支援「ミラトレ」や障害者向け転職エージェント「dodaチャレンジ」などの人材サービスを展開している企業です。

Neuro DiveはAI・機械学習・データサイエンスなどの先端IT技術が学べる貴重な事業所で、専門的な学習ができるところを強みとしています。カリキュラム内容はオンライン動画学習サービス「Udemy」から、学習に最適な講座をピックアップ。効率的に専門知識を身につけられます。

dodaチャレンジの運営で培った転職ノウハウを使い、あなたの就職活動を専門的に支援してくれる事業所です。

事業所名Neuro Dive
タイプITスキル特化
就労実績85%
定着率90%
事業所数4拠点
拠点地域東京・神奈川・大阪・福岡
Neuro Dive基本情報
  • AI・機械学習が専門的に学べる珍しい事業所
  • 大手人材紹介会社のノウハウで転職をサポート
  • 今後需要が伸びそうな先端ITを学びたい人向け

\ データサイエンス領域を学ぶなら! /

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近くの就労移行支援を探せるLITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビは登録型の転職エージェントです。

転職エージェントはあなたと仕事を完全無料でマッチングしてくれるサービスのことで、ハローワークにはない非公開の求人を紹介してもらうことができます。

LITALICO仕事ナビのサービスは今すぐ就職する方以外にも

  • 障害者雇用求人の検索
  • 就労継続支援A型・B型の検索
  • 就労移行支援事業所の検索

といったさまざまな検索機能があり、じっくり体調を整えてから就職したい方にもぜひ登録してほしい転職サイトです。

就労移行支援の検索機能を使えば、全国にある登録済みの事業所3208件(※2022年10月時点)から通いやすい施設を見つけられますよ。

よしだ

スタッフの写真を掲載している事業所が多くて安心!

これから就労移行支援や障害車雇用を考えている方は、ぜひ登録してほしいサービスです。

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\ 詳しく知りたい方はこちら /

就労移行支援は通う目的を明確に

就労移行支援は障害者の就職をサポートする施設であり、通所する目的は人によってそれぞれ異なります。

  • 体調管理・安定
  • 自己理解の整理
  • 専門スキル・就職

毎日通勤できる実績づくりのために通う方や、自分の発達障害と向き合って凸凹を整理するために通う方、職業スキルを学習し就職サポートを期待して通っている方もいます。

目的は事業所が与えるものではなく、自分自身で考えること。何のために移行支援へ通うのか、あなたもぜひ考えてみてください。

目的が決まっていないと挫折する

就労移行支援は、通う目的を定めないと簡単に挫折してしまいます。仕事や就労継続支援A型、B型と違って、就労移行支援は通ってもお金を稼げません。

無収入の中、毎日通って訓練をするのはとても負荷がかかります。

目的をしっかり決めて最終目標を意識しながら通わないと、途中でリタイアしてしまう場合もあるので要注意です。

筆者の例:1ヶ月で挫折

筆者は就労移行支援を、ごく短期間で挫折して退所した経験があります。

理由は次の通り

  • 発達障害の診断が降りたばかりで、本当に自分が障害者なのかと疑問的だった。
  • 失業給付の切れるタイムリミットが一日一日と近づき訓練どころではなかった。
  • ビジネスマナーや敬語など、実務のおさらいばかりで「意味ある?」と感じた。

就労移行支援は目的を定めて、通い続ける意思を持たないと「無駄な時間」と感じてしまう可能性があります。

よしだ

今思えば「稼がなきゃ!」の意識が先走りし過ぎていました。

詳しくは就労移行支援の利用に失敗してしまう原因と対策の記事に書きました。興味のある方は併せてお読みください。

生活費が途絶えると困ってしまう方には、通所期間のもどかしさが負荷になりやすいです。見学するときに状況を話し、就職までの目安などを相談してみるといいでしょう。

もう一回リストを見たい! /

就労移行支援をオススメしたい人

発達障害をお持ちの方の中で、就労移行支援の利用を勧めたい方は以下の3タイプです。

  • 離職期間を埋めたい
  • 強み弱みを理解したい
  • 就職サポートを受けたい

離職期間を埋めたい

離職期間を説明するために、就労移行支援に通っていたと伝えれば説得力を持たせることができます。

離職期間が長くなっていくと、就職面接時に「離職期間は何をされていましたか?」と聞かれることが多いもの。

就労移行支援に通っている場合、離職期間を「体調管理と毎日通勤する生活リズムづくりとして就労移行支援を利用している」と伝えられ、空白期間を説明できます。

また就労移行支援に毎日通っている=生活が安定していると判断する企業や、中には就労移行支援経由での就職を重要視している企業もあります。

強み弱みを理解したい

就労移行支援は多様なカリキュラムにチャレンジします。

ご自身がどんな仕事に向いているのか、カリキュラムを通して「強み・弱み」についてスタッフからフィードバックを受けることが可能。

自分の得意なことや苦手なことが見つかっていない方は、客観的な振り返りを参考に自己理解を進められますよ。

就職サポートを受けたい

就職を目指す方にとっては、スタッフに応募書類の添削をしてもらったり、面接の練習をしてもらったりと、メリットがとても大きいもの。

大手の就労移行支援事業所の中には、自社で転職エージェントを持っている企業もあり、非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。

早めに生活費を稼ぐ必要がある方でなければ、「急がば回れ」で就労移行支援をやりきることも重要です。

就労移行支援を選ぶポイントは4つ

あなたがどの就労移行支援に通うかは、ひとつの事業所に決め打ちせず複数からじっくり検討することが大切です。

就労移行支援はこれから就職するまでの最大2年間、決して短くはない時間をつぎ込む場所。慎重に比較していきましょう。

就労移行支援を選ぶときに見るポイントは以下の4つです。

  • スタッフとの相性
  • 就労実績・定着率
  • 無理なく通えるか
  • カリキュラム内容

スタッフとの相性

就労移行支援事業所に勤めているスタッフは、障害者支援のプロ。ご自身の障害特性を見極めたり、アドバイスをしてくれたりする頼るべき相手です。

しかし中には、あなたと相性が合わなかったり、専門的な知識にちょっと疑問を持つ方もおられます。合わない方と作業を続けると、通うこと自体がストレスになり続かない原因となる可能性もあります。

特に発達障害は個人の差が大きく、スタッフの客観的な視点は自己理解のためにとても重要。

スタッフとの信頼関係が築けなくて辞めた。」とならないために、事前に見学へ行きスタッフと顔合わせしてください。

就労実績・定着率

あなたを含む多くの方が就労移行支援事業所を使う理由は、安定した就職への足がかりになるからだと思います。

しかし

  • 「就労移行支援に通えば本当に就職できるの?」
  • 「結局就職できなくて2年間も無駄にしたらどうしよう」

と不安になるのもわかります。将来に対する不安というのは、どんどん大きくなってしまうもの。

そんな方には「就労実績・定着率」を公表している就労移行支援を使うことをおすすめします。

一部の就労移行支援では「就労実績85%以上、定着率90%以上」と高い数値が提示されており、質の良いカリキュラムと送り出した後の安定感が伺えます。

「就労実績・定着率」は、あなたが安心して就労移行支援に通うためにチェックすべき重要ポイントです。また、入所後も折を見て「早めの就職が目標です!」と伝え続ける努力も大切ですよ。

無理なく通えるか

就労移行支援は、何よりも通い続けることがとても重要。

就職活動の面接でも就労移行支援に休まず週5日通っていたことは、安定して長く働くためのチェックポイントとなります。

ご自身の体調管理のうえでも、就職活動のためにも、無理なく通える範囲の就労移行支援事業所を選びましょう。

自宅から遠すぎる事業所を選んでしまうと、体調が崩れ始めたときに継続した通所が難しくなってしまいます。

昼食・交通費の提供

事業所によっては昼食の提供があったり、交通費を補助してくれたりするところもあります。

就労移行支援は最長で2年間通い続け、その間アルバイトなどの就労は自治体との相談となります。収入がない中で毎日交通費や昼ごはんにお金を使うと思ったら、継続して通うのをためらってしまう方も。

働く前に金銭面で大きな心配を抱えたくないですよね。

昼食や交通費といった制度は一部の事業所のサービスですので、必要な方は事業所を決める前にチェックしておきましょう。

地域によっては就労移行支援を利用している方に対して、行政が交通費を一部負担してくれる場合もあります。見学時にスタッフの方へ相談してみましょう。

事業所への交通手段

自宅から事業所までの距離や、交通手段はあらかじめチェックしておきましょう。

事業所に着くまでに疲れ切ってしまったら、せっかくの訓練が意味のない時間となってしまいます。

比較するときは自宅から通い続けても大丈夫、移動で疲れない距離の事業所を選びましょう。

カリキュラム内容

就労移行支援のカリキュラムは、事業所によってまちまち。

ビジネスマナーや報連相といった仕事の基本を学ぶ事業所や、ITスキルや高度な技術を学ぶ事業所、実際に現場へ行って作業を試してみる事業所も。

障害に対しての自己理解がどれだけ進んでいるか、生活リズムが整っているかなど、ご自身の状況に合ったカリキュラムの事業所を選びましょう。

よしだ

わたしは就業経験があったのに、基本的な内容が多い就労移行支援に通ってしまい「それは分かってるんだけどなぁ。」の連発で辞めてしまいました。

もう一回リストを見たい! /

複数事業所を見学して比較しよう

就労移行支援に通う前に、複数の事業所を見学して比較することが非常に大切です。

見学した件数人数比率
1社のみ19人26.8%
2~4社43人60.6%
5社以上9人12.6%
見学した就労移行支援の件数アンケート

筆者のTwitterフォロワーにアンケートをお願いした結果、2~4社の事業所を見学した方が一番多かったです。

1社見学しただけだと「こんなもんか」となってしまいますが、2社、3社と増えていくと「ここは○○が得意で、こっちは△△が得意」と違いを比べられるようになります。

見学する就労移行支援は、異なるタイプの事業所を順番に見ていくと比較しやすいです。「大手→障害特化→スキル特化」といったように見比べていくと、カリキュラムや事業所の雰囲気の違いが非常に分かりやすいでしょう。

具体的には、以下のポイントをチェックしておくといいでしょう。

  • スタッフ・利用者の様子
  • カリキュラム・雰囲気
  • 通いやすさ・通所ルート

それぞれ個別に説明していきます。

スタッフ・利用者の様子を比較

事業所のスタッフの方や、他の利用者さんの様子を見ておきましょう。

対応してくれるスタッフの方の印象や発達障害の理解度によって、就労移行支援に通うモチベーションが大きく変わってきます

よしだ

スタッフさん良い人なんだけど個別の障害に詳しくなさそう…となるとモヤっとしちゃいますよね。

カリキュラム・雰囲気を比較

就労移行支援のカリキュラムは企業ごとに異なり、ビジネスマナーを優先する企業やITスキルの習得重視の企業も。

見学時にどういった内容のカリキュラムが多いか、事業所内の作業環境なども見ておきましょう。

複数の就労移行支援事業所を見学することで、施設の特徴や雰囲気などを比較することが可能です。

発達障害の方は環境によってパフォーマンスが大きく変わる方が多いので、事業所の様子が自分と合いそうかはとても重要。

感じたことや印象はメモに残して、あとで比較するときに振り返れるようにしておくといいでしょう。

通いやすさ・通所ルートを比較

体調にもよりますが、就労移行支援は基本的に週5日間通い続ける事業所。

自宅から遠すぎて通いにくい、交通の便が悪いのは困りもの。

見学へ行くときは、自宅からのルートや交通手段の混み具合などもチェックしておきましょう。

下見しておくと、当日にパニックを起こしてしまう可能性を減らせますよ。

まとめ|就労移行支援選びは真剣に

本記事では発達障害をお持ちの方が、就労移行支援を選ぶときに見るポイントと、おすすめの事業所を12社紹介しました。

記事のまとめ
  • 就労移行支援は「総合・障害特化・スキル特化」の事業所に分かれる。
  • 事業所に通う目的を明確にする。(体調の安定・自己理解・就職サポート)
  • ひとつの事業所だけで決め打ちせず、複数の事業所を見学する。

就労移行支援に通うことは、今後の人生を大きく左右する重大な決断。

1社だけ見学して「ここでいいや」と決め打ちせず、複数の事業所を見比べたうえでじっくり選んでほしいです。

よしだ

後から「失敗した……」とガッカリしないためにも、下調べは非常に重要です。

本記事を参考にまずは1社、気になった事業所へ見学希望を送ってみましょう。

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