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【面接が苦手な人必見】発達障害者が模擬面接の効果を高めるポイント5つ

  • 面接で緊張して頭が真っ白になってしまう
  • 面接が苦手で落ちてばかりで自信を失っている
  • 第一志望の面接を控え、何としても良い評価を得たい

発達障害のある人の中には、面接に苦手意識を持つ人は少なくありません。面接の”空気感”や受け答えが苦手だったり、集中して質問に答えられなかったりする人もいるでしょう。

私自身、面接のたびに緊張してしまい、うまく話せなかった経験は何度もあります。

よしだ

質問されても言葉が全然出てこなくて困っちゃった…。

この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返す
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだTwitter
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  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
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本記事では発達障害のある人が、自信を持って面接を受けるために必要な「模擬面接」の効果的な受け方を紹介しています。

本記事の内容
  • 模擬面接の目的と効果
  • 模擬面接の効果を高めるポイント5つ
  • 模擬面接の前にやるべき準備

模擬面接は、ただ面接の流れを理解するための時間ではありません。模擬面接の目的を決めて、フィードバックをもらい改善するまでがワンセットです。

  • 面接が不安で失敗するのが怖い
  • 面接でうまく喋れる自信がない

そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。

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障害のある方を専門としたエージェントもいるので、転職意志がある人はぜひ利用してみてください。

よしだ

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タップできる目次

面接が苦手な発達障害者は多い

発達障害のある人のうち、多くの方が面接への苦手意識を持っています。

発達障害の特性により面接に順応しにくい方や、特性による失敗で自信を失ってしまっている方もいるでしょう。

  • 自分の強みを自信持ってアピールできない
  • 予想外の質問で過度な緊張をしてしまう
  • 面接官の表情や反応を読み取りにくい

慣れない面接という場面では、ご自身の能力を十分に発揮できないケースが多いです。不安が自信の無さにつながり、低評価を受けてしまう悪循環に陥る可能性もあります。

模擬面接を利用して面接に慣れ、話し方やアピール方法などをひとつずつ改善していきましょう。

よしだ

失敗が失敗を生む悪循環だけは絶対に避けよう!

模擬面接の目的と効果

模擬面接の主な目的は、面接で本来の能力を発揮するための訓練。面接は「ぶっつけ本番」では失敗しやすいため、練習しておくことでミスを防げる可能性が上がります。

他にも面接を受ける姿を客観視できたり、第三者から見た欠点を指摘してもらえることもポイント。

ひとつずつ改善を積み重ねることで自信がつき、面接でも堂々とした受け答えができるようになるでしょう。

よしだ

模擬面接にもちゃんと「目的」がある!

模擬面接の目的

模擬面接は、面接に慣れることで本来の能力を発揮するための訓練。

模擬面接を通じて面接の流れや雰囲気を体験し、面接官の質問に対し適切に回答できているかチェックすることが大切です。

  • 想定外の対応が苦手な方
  • 落ち着いた応対が苦手な方
  • つい話が脱線してしまう方

発達障害のある方にとって、面接は「特性」が邪魔をするケースが少なくありません。

事前に模擬面接を受けておくことで、どんなときに「特性」が出てしまうかを事前に確認できるでしょう。

場合によっては企業側に配慮を願い出たり、自分で対策を取ることも必要です。

模擬面接の効果

発達障害のある方が模擬面接を受けることで、以下の効果があります。

  • 質問への回答が適切だったか振り返りできる
  • 面接への準備不足だったポイントに気づける
  • 姿勢や声の大きさなどを客観的に確認できる

面接はたった1時間、数回のやりとりで採用・不採用が決まります。緊張せずに面接を受けることだけでなく、短い時間で適切にアピールしなければいけません。

模擬面接では「面接の空気感」に慣れるだけでなく、面接官にご自身の良さが伝わるかもテストすることが大切です。

模擬面接の効果を高めるポイント5つ

模擬面接は、ただ適当に受けても効果は薄いです。模擬面接の効果を高めるために、以下5つを意識してください。

  • 面接官役に「特に見てほしいポイント」伝える
  • 面接予定の求人にあわせた質問をしてもらう
  • 本番同様に最初から最後まで通して面接する
  • 面接の姿を撮影して見直し改善点を探す
  • 面接官役からのフィードバックを本番に活かす
よしだ

どうせやるなら効果的に!

面接官役に「特に見てほしいポイント」伝える

模擬面接を行う際は、あらかじめ面接官役の人へ「特に見てほしいポイント」を伝えましょう。

  • 質問への回答が的を得ているか
  • 表情や姿勢などの面接態度は適切か
  • 聞き取りやすい喋り方、スピードか

模擬面接一回一回で取り組みたいテーマを決め、ひとつずつ改善していくことが大切です。

例えば「一度喋りだすと話題が散らかりやすいので、回答に過不足がないか見てほしい」などと面接官役に伝えることで、模擬面接のテーマが「回答内容が適切か?」と決まります。

模擬面接は漠然と受けるのではなく、自分でなにか課題を探してみると改善しやすいです。一人でテーマを決めるのが難しければ、面接官役の人と相談しながら決めるのも良いでしょう。

面接予定の求人にあわせた質問をしてもらう

既に面接予定が入っている場合は、求人内容にあわせた質問を投げかけてもらうのも有効です。

面接官役の人へ求人情報や応募書類のコピーを渡し、実際の面接でも聞かれやすい質問をしてもらいましょう。

事務職の求人に未経験で応募している場合、「過去の職歴で転用できること」や「使えそうな資格・スキル」などが聞かれる可能性が高いです。障害者雇用の求人であれば、障害特性や配慮事項の質問も考えれます。

求人情報にあわせた質問を練習しておくことで、本番でもスムーズに答えられるようになります。また模擬面接でうまく回答できなければ、本番までに練り直すことも可能です。

模擬面接はあくまで訓練。面接本番で適切な評価を受けるために、失敗してもいいので前向きに取り組みましょう。

本番同様に最初から最後まで通して面接する

模擬面接を行う際は、面接の導入から終了まで、本番と同様の流れで練習することが重要です。全体の流れを通して実施することで、安心して面接本番に臨めます。

  • 入室
  • 挨拶
  • 質問
  • 逆質問
  • 退室

面接の一部分だけ切り取って練習しても、他のステップでつまづく可能性があります。また全体を通して面接を受けることで、面接一回でご自身がどれだけ疲れるかも理解できるでしょう。

特に面接の序盤、入室から挨拶するまでの第一印象は非常に大切。最初のイメージ次第で、その後の質問から受ける印象が変わる可能性もあります。

緊張感をもって模擬面接を受けるためにも、必ず最初から最後まで通して面接を受けることをオススメします。

面接の姿を撮影して見直し改善点を探す

模擬面接と並行して、面接を受けている様子の撮影も有効です。スマートフォンの動画撮影や、パソコンの画面録画機能を使って、面接を受けている姿をデータに残しましょう。

面接中は緊張のあまり、自分がどのような態度を取っているか客観視することは難しいです。

録画を見返すことで、質問への回答が適切かだけでなく、表情や姿勢、声のトーンなども客観的に評価できます。

例えば「質問に良い答えが見つからなかったとき、声がとても小さかった」「体が常にフラフラと動いて、落ち着きがない印象を与える」など、動画だからこそ分かる改善点もあります。「質問の主旨を理解せずに回答している」「回答が曖昧で具体性がない」といった内容面の課題も見つけられるでしょう。

改善点は、気づくことで初めて修正できるもの。次の模擬面接や本番の面接でも、意識的に対策が立てられます。

動画で撮影することのデメリットは、自分の姿を客観視する恥ずかしさだけ。客観的に面接を振り返れるメリットの方が、はるかに大きいです。

模擬面接の際は、ご自身の姿を撮影し客観的に振り返ってみましょう。

面接官役からのフィードバックを本番に活かす

面接官役の人からのフィードバックは、貴重なアドバイス。面接官役の人が感じる印象は、実際の面接で採用担当者が感じる印象と近い可能性が高いです。

フィードバックの内容は真摯に受け止め、本番の面接で活かしましょう。

  • ポジティブなフィードバック
  • ネガティブなフィードバック

プラスの評価や良い点は残しつつ、マイナスの評価があれば対策を立ててください。

例えば「喋るスピードが早かった」というフィードバックがあれば、意識的にゆっくりハキハキと喋る、途中で喋り言葉に「、」「。」を打って止めるといった対策が考えられます。

改善策を一人で考えられない場合、面接官役の人と一緒に考えるのも有効。課題一つひとつに対して、それぞれ対策を考えてみましょう。

模擬面接の前にやるべき準備

模擬面接を効果的に行うためには、事前準備も必要です。本番で事前に面接対策を行うように、模擬面接でも本番同様の意識で取り組みましょう。

  • 自己分析の振り返り
  • 頻出質問の回答準備
  • 録画の準備
よしだ

準備しておくと効率が良いよ!

自己分析の振り返り

模擬面接を行う前に、まずは自己分析を振り返りましょう。質問に堂々と回答するために、改めて分析結果を見直すことは大切です。

  • 障害特性
  • 強み・弱み
  • 過去の経歴
  • 転職の目的

「コミュニケーションが苦手」「注意力が散漫」といった苦手なことだけでなく、アピールできる強みや転職の背景なども再確認してください。

模擬面接でうまく回答できなければ、本番の面接でも答えに詰まる可能性が高いです。模擬面接の効果を高めるためにも、事前に自己分析の内容を再確認してください。

もし自己分析が苦手で「うまくできない!」と悩んでいる方は、以下の記事もあわせてお読みください。

»発達障害の人が自己分析できないときの対処法

頻出質問の回答準備

面接でよく聞かれる質問に対し、事前に回答を準備しておくことが大切です。面接では定番の質問があり、多くの企業で以下の内容を聞かれる可能性が高いです。

よくある質問の例
  • 自己紹介をお願いします。
  • ご自身はどんな事が得意だと思いますか?
  • 弊社を志望した理由をお聞かせください。
  • 現職をお辞めになる理由は何ですか?
  • 障害に対してどのような配慮が必要でしょうか?

模擬面接でも同様の質問を受けると考え、事前に回答を考えておきましょう。回答を考える際は、自己分析の結果を活かすことが重要です。

例えば「自分の強みと弱みは何ですか」という質問には「几帳面で丁寧に作業できる一方、変化への対応が苦手」と、端的に考えておくと良いでしょう。事前にExcelなどで質問と回答リストを作るのもオススメです。

大切なのは、前もって準備をしておくこと。事前に対策を取っておけば、模擬面接や面接本番に自信を持って臨めます。

面接で聞かれる質問と回答例については、以下の記事も参考にしてください。

»障害者雇用の面接で聞かれること25個と回答例

録画の準備

模擬面接の効果を高めるために、ご自身が面接を受けてる姿を録画して見返すことが有効です。

対面面接の場合はスマートフォン用の三脚、オンライン面接の場合はウェブ会議システムの録画機能を準備しておきましょう。

動画や音声が収録できるか事前にチェックし、模擬面接で撮り損ねることが無いように気をつけてください。

ツールの品質にはこだわらなくてもOK。100円ショップのミニ三脚などでも十分です。大切なのは「面接の姿をデータに残すこと」です。

模擬面接は転職エージェントを使うと効果的

模擬面接は、転職エージェントを使ってサポートを受けるのが効果的。転職エージェントを使うメリットは以下の通りです。

  • 求人企業の募集背景や求める人物像を把握している
  • 多くの転職希望者をサポートしてきた豊富な経験がある
  • 本番に近い質問や面接シミュレーションを受けられる

特に発達障害のある方の場合、面接本番は大きなプレッシャーを受けることが多いもの。障害者向けの転職エージェントなら、障害特性を理解し、配慮をもって模擬面接を実施してくれます。

転職のプロとして多くの転職希望者をサポートしてきた実績から、適切な面接フィードバックも受けられるでしょう。

また転職エージェントを使えば、求人紹介や模擬面接だけでなく、書類の添削や日程調整の代行など転職活動を全面的にサポート。特性上苦手なことをカバーし、転職活動を有利に進められるサービスです。

本気で転職活動を進めたい」という方は、転職エージェントに登録してサポートを受けましょう。

»障害者向けのオススメ転職エージェント12選

模擬面接のよくある質問

模擬面接について、よくある質問を紹介します。

模擬面接はどのタイミングで行うのが良い?

模擬面接のベストなタイミングは、選考が進み実際の面接日程が決まった後。本番の1週間〜3日前頃が感触を忘れにくいためオススメです。ただし面接への不安が強い場合は、応募と並行して模擬面接を行うのも効果的。自分の状況に合わせて、支援者と相談しながら進めましょう。

模擬面接は何回やってもいいの?

模擬面接は回数を重ねても問題ありませんが、必ず目的意識を持って臨むことが大切です。ただ回数をこなすだけでは、フィードバックや改善につながりません。「何を確認したくて模擬面接を受けるのか」を考え、面接官役の人と共有したうえで模擬面接を行いましょう。

フィードバックの受け取り方

フィードバックは批判ではなく、課題を克服するためのヒントととらえましょう。「じゃあどうするか?」と改善方法を前向きに考えることが大切です。改善点のフィードバックだけだと苦しくなる人の場合は、良い点や良くなった点をあわせて提示してもらうと楽になります。

オンラインで模擬面接を行う場合の注意点は?

オンラインで模擬面接を行う場合、通常の模擬面接のほかに「環境チェック」も行いましょう。カメラ、マイク、背景、ネット環境など、問題なく表示されるか事前に確認してください。またウェブ会議システムの入室方法や、表示名、画面表示もあわせてチェックしましょう。

まとめ|自信を持って面接を受けるために模擬面接を活用

本記事では発達障害のある人へ向けて、模擬面接の受け方と効果を高めるポイントについて紹介しました。

  • 模擬面接の目的と効果
  • 模擬面接の効果を高めるポイント5つ
  • 模擬面接の前にやるべき準備

模擬面接は、ただ漠然と受けるだけでは意味がありません。本番同様に取り組み、ひとつずつ改善していくことが大切です。

まずは模擬面接の目的を定め、面接官役に「特にみてほしいポイント」を提示すると良いでしょう。

本番の面接は、たった数回のやりとりで採用・不採用が決まります。採用担当へ適切にアピールするためにも、模擬面接を受け本番に備えてください。

△ 模擬面接の効果を高めるポイントをもう一度見る

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