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【東京版】障害者向けおすすめ転職エージェント7選!首都圏の求人に強いサービスを紹介

  • 転職エージェントって数が多くて、何が違うのか分からない…
  • 障害者だと東京でも仕事を探すのは難しいの?
  • 障害への配慮も欲しいけど、仕事のやりがいだって大事!

障害者雇用での転職を成功させるには、障害者向けの転職エージェントを使うのが効率的。

東京では雇用障害者数が過去最高を記録しており、企業側の採用意欲も高いです。自分に合った職場を見つけられる可能性は十分にあります。

そのためにも、まずは安心してサポートを任せられる転職エージェントを見つけましょう。

よしだ

特定エージェントだけの限定求人があることも!

この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返し、診断
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだX:旧Twitter
この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返し、診断
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだX:旧Twitter

本記事では、東京や首都圏のサポートに強いおすすめの転職エージェントと、選び方やポイントなどをまとめて解説します。

  • 首都圏/東京で障害者雇用に強い転職エージェントがわかる
  • 障害特性に合わせた求人紹介を受けるコツがわかる
  • 転職エージェントとの連携で失敗しないポイントが身につく

首都圏・東京での働き方を見直したい方は、ぜひ本記事を最後までお読みください。


一番のオススメはdodaチャレンジ。人材紹介会社の大手「doda」グループが運営しており、信頼できる転職エージェントです。
dodaチャレンジは新卒からキャリアアップ転職まで、幅広く対応可能。迷ったらまずdodaチャレンジに相談し、うまくいかない場合に他のエージェントも併用してみましょう。

▼ dodaチャレンジの詳細を見る

スクロールできます
サービス名
dodaチャレンジ

ランスタッドチャレンジド求人
LITALICO仕事ナビ
LITALICO仕事ナビ

マイナビパートナーズ紹介
atGP
atGP

障害者雇用バンク

アビリティスタッフィング
対象地域全国全国
(※精神手帳は首都圏・大阪のみ)
一都三県中心全国全国全国首都圏
対象者全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害
公開求人数1,578件443件 3,928件390件1,348件2,683件 164件
ポイント障害ごとに専任のアドバイザーオーダーメイドで作る求人業界最大級の障害者求人数丁寧な対応で初転職でも安心転職支援実績業界No.1応募書類を
自動で作成
精神障害の方の転職に特化
詳細詳細詳細詳細詳細詳細詳細詳細
東京の障害者向け転職エージェント一覧表(2025年8月更新)
タップできる目次

障害者向け転職エージェントを選ぶポイント

転職エージェントを選ぶ際は、以下の3つに注目しましょう。単に「障害者向け」だけでなく、各サービスの特徴も把握してください。

  • 障害者雇用の専門性とサポート体制の質
  • 首都圏エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)の求人数と種類
  • 東京近郊に対面相談できる拠点があるか

アドバイザーの専門性とサポート体制の質

障害者向けの転職エージェントを選ぶうえで特に重要なのが、アドバイザーの専門性とサポートの質です。首都圏に限った話ではありませんが、専門性と質はサポートを受けるための絶対条件となります。

転職エージェントのアドバイザーは、あなたの状況や特性を理解し、企業へ的確に伝える「橋渡し」の役割。単に求人を紹介するだけでなく、複雑な状況を理解し、信頼できるパートナーとなるかを見極めましょう。

たとえば数多くの障害者への支援実績がある、精神保健福祉士などの専門資格を持つ担当者が在籍しているなどは、サポートを受ける安心材料となります。

専門性だけでなく、具体的なサポート内容も大切です。応募書類の添削や面接対策、給与交渉まで、一貫して支援してくれるサービスを選びましょう。

安心して転職活動を進めるためにも、まずは転職エージェントの体制をチェックしてください。

首都圏エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)の求人数と種類

転職エージェントが首都圏のどんな求人をどれだけ保有しているかも、チェックしておきたいポイントです。

東京近郊は日本の中でも求人が一番豊富なため、他県よりも選択肢が多い傾向にあります。大企業の本社があり、特例子会社などの求人も出ている可能性が高いです。

  • 公式サイトで首都圏の「公開求人」をチェック
  • 担当アドバイザーから「非公開求人」の情報をもらう
  • 転職エージェントの独占求人があるか確認する

一般公開されている求人であれば、登録しなくても公式サイト上でチェックは可能。しかし転職エージェントには、「表に出さない非公開求人」も数多く保有しているケースが多いです。

企業担当者とエージェントに強いコネクションがあり、単独で特定企業の求人を抱えていることもあります。

公式サイト上だけでは確認しきれないため、良さそうな転職エージェントがあれば「まずは登録して話を聞いてみる」スタンスがおすすめです。

東京近郊に相談できる拠点があるか

転職エージェントとの相談方法が、対面かオンラインかも確認しておきましょう。

オンラインでの面談が主流ですが、直接会って話すことで、悩みや希望のニュアンスが伝わりやすいメリットもあります。特に初めての転職で不安が大きい方にとっては、対面で話せる安心感は大きいかもしれません。

首都圏には、駅からのアクセスが良い場所に拠点を構えるエージェントが多いです。東京都心部だけでなく、近隣県に拠点を構えているエージェントもいます。

一方で、地方在住で首都圏への転職を考えている場合は、移動の負担がないオンライン完結型のエージェントが便利です。自分の状況に合わせて、相談しやすい面談方法を選びましょう。

【東京/首都圏】障害者向け転職エージェントおすすめ7選

スクロールできます
サービス名
dodaチャレンジ

ランスタッドチャレンジド求人
LITALICO仕事ナビ
LITALICO仕事ナビ

マイナビパートナーズ紹介
atGP
atGP

障害者雇用バンク

アビリティスタッフィング
対象地域全国全国
(※精神手帳は首都圏・大阪のみ)
一都三県中心全国全国全国首都圏
対象者全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害
公開求人数1,578件443件 3,928件390件1,348件2,683件 164件
ポイント障害ごとに専任のアドバイザーオーダーメイドで作る求人業界最大級の障害者求人数丁寧な対応で初転職でも安心転職支援実績業界No.1応募書類を
自動で作成
精神障害の方の転職に特化
詳細詳細詳細詳細詳細詳細詳細詳細
東京の障害者向け転職エージェント一覧表(2025年8月更新)

東京・首都圏にサポート体制がある、障害者向け転職エージェントを7社まとめました。

転職エージェントはそれぞれ独自に営業活動をしているため、保有している求人が異なります。幅広く情報を仕入れるためにも、複数の転職エージェントに登録しておくといいでしょう。

よしだ

転職を実現した人の半数以上が2~3社の転職エージェントを使ったという統計データもある!

本記事で紹介している障害者向け転職エージェントの利用は障害者手帳の提示が必要です。

≫グレーゾーンの方向けの転職エージェントはこちら

dodaチャレンジ

dodaチャレンジは、人材業界大手のパーソルグループが運営する、障害者転職支援のトップブランドです。特に首都圏の求人数に定評があり、豊富な選択肢の中から自分に合う仕事を探せるのが大きな魅力です。

また、多くの利用者から「キャリアアドバイザーの質が高い」と評価されており、初めての転職活動でも安心して相談できます。身体、精神、発達といった障害の種類ごとに、専門知識を持つアドバイザーが専任で担当してくれるため、きめ細やかなサポートが期待できます。

手厚いサポート体制が整っているため、初めての障害を開示する方でも安心。障害者雇用の転職を考える場合、まずはdodaチャレンジに登録してみることをおすすめします。

dodaチャレンジの口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
専任アドバイザーからの的確な助言がもらえる
担当者のレスポンスが早い
マメに仕事の紹介をしてくれる
障害への配慮がある
地方求人・非公開求人が豊富
希望条件をしっかり聞いてくれる
レスポンスが遅く不安になることがあった
希望条件と合わない企業も紹介されることがある
自分に合った企業を見つけるのが大変だった

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ランスタッドチャレンジド求人

ランスタッドチャレンジド求人は、世界最大級の総合人材サービス企業です。世界規模のネットワークを活かし、特に外資系企業や大手企業のハイクラス求人に強みを持っています。

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)では、精神保健福祉士の資格を持つ専門家によるサポートが受けられるのも大きな特徴です。障害に特化した質の高いサポートで、安心して長く働ける職場探しを支援してくれます。

専門職や管理職といったキャリアアップを目指す方や、語学力を活かしてグローバルな環境で働きたいと考えている方におすすめです。

ランスタッドチャレンジド求人の口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

メリットデメリット
転職希望者は無料で利用できる
障害内容に合わせて求人を提案してくれる
応募書類や面接対応の精度を高められる
企業側との調整を代行してもらえる
企業側にあなたの事をアピールしてくれる
伝えにくい条件交渉を代行してもらえる
内定決定後もサポートしてくれる
自分のペースで転職活動しにくい
希望する求人に応募できない場合がある
担当者との相性次第で満足度が変わる

△ 転職エージェント一覧表に戻る

LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビは、障害福祉サービスで国内最大手のLITALICOが運営する転職サービスです。

全国で3,600件以上という圧倒的な求人数を掲載しており、多くの選択肢から仕事を探せる点が魅力です。

自分のペースで探せる「求人サイト」の機能と、首都圏(一都三県)在住者限定の「転職エージェントサービス」を兼ね備えています。

特に求人サイトの検索機能は使い勝手が良く、「通院への配慮」や「業務量の調整」といった、具体的な「合理的配慮」の項目で求人を絞り込めるため、希望に合う仕事を見つけやすいと評判です。

多くの求人から比較検討したい方や、首都圏で手厚いサポートを受けたい方におすすめのサービスです。

LITALICO仕事ナビの口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
自己アピールのコツを指導してもらえた
求人数が多くサイトが見やすい
初めての就活でも手厚いサポート
障害への向き合い方の具体的な指導
面接後のフィードバックが良かった
年収に対して就労先と掛け合ってくれた
能力に見合った求人を的確に紹介
希望条件が合わず妥協が必要だった
できれば面接同行してほしかった
幅広い年齢層の求人を増やしてほしい

△ 転職エージェント一覧表に戻る

マイナビパートナーズ紹介

マイナビパートナーズ紹介は、大手人材会社マイナビの特例子会社が運営する転職エージェントです。最大の特徴は、障害の自己受容の段階から丁寧に寄り添う、カウンセリングの手厚さにあります。

単に求人を紹介するだけでなく、面談を通じて障害への理解を深め、自分に合う働き方を一緒に見つけるところからサポートしてくれます。自社で多くの障害者を雇用してきた特例子会社ならではのノウハウと、入社後半年間の定着サポートも魅力です。

転職活動に不安があり、まずは自分の障害と向き合うところから始めたいという方は、マイナビパートナーズ紹介に登録してみると良いでしょう。

マイナビパートナーズ紹介の口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
親身になって相談に乗ってくれる
働きやすい環境や待遇交渉を代行してくれた
優良企業を優先して紹介してくれた
非公開の求人をたくさん紹介してくれる
障害者でも安心できる企業ばかり
障害特性に合った仕事の提案があった
前職の振り返りやカウンセリングが丁寧
あまり知名度が高くないのでもっと広まってほしい
求人票の情報量が少なめ
公開求人が少なく非公開が多い
経験を求められる仕事が多い

△ 転職エージェント一覧表に戻る

atGP

atGP登録

atGP(アットジーピー)は、20年以上の歴史を持つ障害者雇用のパイオニア的な存在です。最大の特徴は、転職活動の状況に合わせて様々なサービスを使い分けられる総合力にあります。

専任の担当者と相談しながら進める「転職エージェントサービス」はもちろんのこと、プロフィールを登録しておけば、求人が自動で手元に届く「スカウトサービス」も合わせて使うと効率的。自分のペースで求人を探せる「求人サイト」としての機能も充実しています。

さらに、必要に応じて自社運営の就労移行支援「atGPジョブトレ」と連携し、専門的なトレーニングを受けながら転職を目指すことも可能です。

さまざまな手法の中から、自分に合った進め方で転職活動を行いたい方におすすめです。

atGPの口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
在宅可能な求人を紹介してもらえた
質問のレスポンスが早く安心できた
職歴や配慮事項の丁寧なヒアリング
すぐに連絡をもらえて不安点などを聞いてくれた
非公開求人が多かった
悩みや転職対策について詳しく相談できた
地方求人があまり多くない
電話やオンライン面談をもう少し増やしてほしい
転職の話が展開早くて少し驚いた
求人の業種や職種に偏りがある

△ 転職エージェント一覧表に戻る

障害者雇用バンク

障害者雇用バンクは、自社求人に加え、提携する大手エージェントの求人も含めて紹介してくれる「トータルエージェント」です。業界最大級の求人数にアクセスできるため、選択肢をとにかく最大化したい方にとって大きなメリットがあります。

サポートは主にオンラインで完結するスタイルで、LINEを使ってカウンセラーに気軽に相談できる手軽さが魅力です。

幅広い選択肢の中から可能性を模索したい20代の方や、場所を選ばずオンラインでスピーディーに転職活動を始めたい方におすすめです。

障害者雇用バンクの口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
人と関わることが苦手でも仕事を紹介してくれた
WEB面談が便利で外出しなくても面談できる
登録時の対応が早かった
カウンセラーの対応が丁寧だった
大手企業の就職実績がある
求人数がそれなりに多かった
折り返し連絡をもう少し早くもらえたら嬉しい
新しくできたサイトだからか、掲載求人が少なめ
在宅勤務の仕事が少なかった
求人検索の入力項目が少なく探しにくい

△ 転職エージェント一覧表に戻る

アビリティスタッフィング

アビリティスタッフィングは大手人材紹介会社「株式会社リクルート」の特例子会社が運営する転職エージェント。精神障害を中心とした転職支援に特化していることが特徴です。

事務系職種の支援に強く、大手企業の採用実績が豊富。紹介案件の41%以上が年収300万円以上の待遇で就職しています。精神保健福祉士による入社後のアフターフォローがあり、就職後の定着も安心。

サービスエリアは首都圏限定のため、対象地域に住んでいる方は利用してみましょう。

アビリティスタッフィングの口コミ・評判

\ 口コミ評判のまとめ /

メリットデメリット
精神障害に理解のある求人が豊富
紹介予定派遣でお試しができる
事務職の求人が豊富
個々の求人について詳しく教えてくれた
発達障害の人も利用できる
合う求人がないと紹介されない
東京以外の求人は少ない
対応が遅いと感じるときがあった
個々の症状について知識が少ない

△ 転職エージェント一覧表に戻る

障害者の転職にエージェントを利用するメリット

OKする女性

転職エージェントには、ハローワークや一人での転職活動では得られない、多くのメリットがあります。代表的なメリットは以下の3つです。

  • 一般には公開されていない求人に出会える
  • 障害特性に合った求人を紹介してもらえる
  • 客観的な視点で強みを企業に推薦してもらえる

一般には公開されていない求人に出会える

転職エージェントを利用する大きなメリットの一つが、「非公開求人」に出会える可能性です。

「非公開求人」とは、企業の採用戦略などの理由から、公式サイトや一般的な求人サイトには掲載されていない特別な求人のこと。条件の良い求人や重要なポジションの募集が多いため、隠れた優良企業と出会えるチャンスがあります。

非公開求人は、企業とエージェントの信頼関係によって紹介されるケースがほとんど。特定の転職エージェントだけが求人を保有している場合もあります。

自分だけでは見つけられない求人を知るためにも、まずは登録して、どんな求人があるか聞いてみましょう。

障害特性に合った求人を紹介してもらえる

あなたの障害特性や希望条件を理解した上で、安定して働けそうな求人を紹介するのも、転職エージェントの役割です。

転職エージェントは企業の受け入れ体制や障害への理解度といった、内部情報まで把握しています。内部情報は求人票を見るだけでは分からないため、入社後の「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぎやすくなります。

自分では気づかなかった適職や、これまで選択肢になかった業界の仕事を提案してくれることもあります。第三者の客観的な視点が入ることで、キャリアの可能性が広がるケースも少なくありません。

自分に合う仕事が分からないと悩んでいる方も、一度エージェントに相談して提案を受けることをおすすめします。

客観的な視点で強みを企業に推薦してもらえる

転職エージェントは、あなたに代わって「第三者」として、企業にあなたの魅力を推薦してくれます。

  • これまでの実績や具体的なスキル
  • 仕事に対する真面目さや意欲
  • 障害特性をポジティブに言い換えた強み

自分自身で伝える「自己申告」だけでなく、転職のプロから見た「あなた」を企業に伝えられる良さがあります。

エージェントによっては、あなたの強みをまとめた「推薦状」を企業へ提出し、応募書類だけでは伝わらない魅力を企業にアピールしてくれます。

転職エージェントの客観的な評価が加わることで、選考を有利に進められる可能性もあるでしょう。

転職エージェントの登録から内定までの手順

チェックポイント

転職エージェントを使った転職活動は、大きく分けて以下8つの手順で進みます。

STEP
転職エージェントに登録する

興味のある転職エージェントの公式サイトへ移動し、利用者登録をします。このとき可能な限り複数のエージェントに登録しておくことをオススメします。

STEP
アドバイザーとの面談日程を決める

転職エージェントから電話・メールなどの方法であなたに連絡が届きます。忘れずに対応しましょう。このときキャリア面談の日程を調整することが多いです。

STEP
面談で転職条件を提示する

キャリア面談ではあなたの過去の経歴や、転職後にやりたいことなどをヒアリングします。エージェントとの信頼関係は提案される求人の内容にも関わりますので、極力ありのままの情報を伝えるようにしてください。

STEP
求人の紹介を受けて応募を決める

面談と合わせて、受けられそうな企業があれば求人を紹介してくれます。選択肢を多く持つために多少、希望とズレた求人を紹介されることもありますが、練習のためと思って受けてみるのも良いでしょう。

STEP
応募書類を作成し添削を受ける

求人内容に合わせて応募書類を作成し、エージェントに書類の添削を依頼しましょう。プロに応募書類の添削をしてもらえるのはとても大きなメリットですので、内定に近づくためにも有効に活用してください。

STEP
面接練習を受けて企業との面接

書類選考が通過したら、企業との面接になります。面接前にエージェントと面接練習をする機会を設けてもらえるので、本番で失敗しないようにエージェントのフィードバックを受け入れましょう。

STEP
採用条件の提示・内定を受諾する

無事に内定が出た場合、最後に給与面などの条件を再確認します。このとき転職エージェントに間に入ってもらい、給与交渉などを代行してもらうこともできます。

STEP
入社日を決め入社・退職手続き

入社することが決まったら、入社書類を揃えつつ今の職場を退職してください。もう会わない人たちだとしても、できるだけ円満退職を目指しましょう。

どうしても退職させてもらえないといったトラブルが起きたら、最終手段として退職代行を使うことも視野に入れてください。

転職エージェントによっては、内定後も定期的にサポートが受けられる場合があります。

転職エージェントとの連携で失敗しないポイント

キャリアカウンセラーの女性

転職エージェントを最大限に活用するには、事前準備と適切なコミュニケーションが重要。しっかりと準備し、効果的に連携することで、スムーズに転職活動が進みます。

転職エージェントとの連携で失敗しないためのポイントを3つ紹介します。

  • 面談前にこれまでの経歴や希望条件を整理する
  • 障害特性や必要な配慮を正直に伝える
  • 転職への意欲を具体的に示す

面談前にこれまでの経歴や希望条件を整理する

アドバイザーとの初回面談を有意義な時間にするため、事前に経歴や希望を整理しておきましょう。準備が不十分だと、的外れな求人を紹介されてしまう可能性があります。

具体的には、以下のポイントを整理しておくことが大切です。

  • 転職したい理由と、いつまでに転職したいか
  • 希望条件(年収・休日・働き方など)の優先順位
  • これまでの経験・実績や保有スキル
  • 自分の強み・弱み
  • 障害に関して配慮して欲しい内容

事前に考えをまとめておくことで、アドバイザーもあなたの本気度を理解し、より質の高いサポートを提供してくれます。

簡単に「経歴の棚卸し」を行っておくだけでも、現状が整理できるのでおすすめです。

障害特性や必要な配慮を正直に伝える

転職エージェントとの協力体制を作るには、自分の障害特性や苦手なことを正直に伝えることがポイント。

不利になるのでは?」と不安に思うかもしれませんが、障害者雇用の場合はむしろ逆。あらかじめ障害についての情報を共有することで、転職エージェントから受ける提案の精度が高まります。

転職エージェントは、あなたの転職活動をサポートする味方です。だからこそ、あなたの特性や必要な配慮に関する情報は、正直に伝えることに価値があります。

アドバイザーは、あなたが伝えた情報を基に求人を探し、企業へ提案します。もし事実に大きく異なる情報を伝えてしまうと、かえってミスマッチが起きやすくなります。

転職活動で一番大切なのは「内定を得ること」ではなく、「転職後に安定して働く」こと。自分に合った職場へ定着するためにも、アドバイザーには障害について正直に伝えましょう。

転職への意欲を具体的に示す

転職エージェントは企業から紹介料を得て運営するビジネス。私たちは無料で使えますが、一方で転職の可能性が高い人を優先的にサポートする傾向があります。

具体的に転職を考えている人は、「〇月までには転職したい」といった明確な目標を伝えましょう。「良い求人があれば」のような表現よりも、あなたの転職意欲が正しく伝わります。

もちろん、「まずは情報収集から始めたい」という段階でも全く問題ありません。その場合も、あなたの転職への温度感は具体的に伝えましょう。

  • 1年後くらいを視野に、まずはどんな求人があるか把握したい
  • 現職に違和感があるので、転職で解決できるか知りたい

具体的に伝えることで、アドバイザーはあなたの現状に合わせたサポートをしてくれます。

転職までの期間だけでなく、転職で期待することも伝えると効果的。

  • 今の職場環境を改善したい
  • キャリアアップしたい

漠然とした不満だけでなく、転職によって何を実現したいのかを明確にすると、転職エージェントがサポートしやすくなります。

複数の転職エージェントを効果的に使うコツ

会議シーン

転職エージェントを効果的に使うには、1社だけでなく2〜3社に登録し、比較しながら利用するのがおすすめです。

複数の窓口を持てば得られる求人情報の幅が広がるだけでなく、自分に合う担当者やサービスを客観的に見極めることにも繋がります。

  • 面談で伝える基本情報は統一する
  • 担当者との相性が合わない場合は変更を依頼する
  • メールや電話には早めに返信する

面談で伝える基本情報は統一する

複数の転職エージェントを使うときに重要なのは、各社へ伝える基本情報に一貫性を持たせることです。転職エージェントや担当者によって変えるのではなく、同じ内容を伝えましょう。

  • 転職の希望時期
  • 希望年収や待遇
  • 障害特性や必要な配慮

転職エージェントごとに話す内容を変えてしまうと、サービス同士の比較や絞り込みができません。結果として、どのサービスが自分に合っているのか判断しづらくなります。

自己分析を行った場合、分析結果や転職の目的をメモにまとめておきましょう。面談前に共有したり、面談時に手元に置いて話したりすれば、内容がブレにくくなります。

転職エージェントは複数登録した場合でも、最終的にはメインで使う1社に絞り込むのが有効。そのためにも各社に同じ情報を伝えて提案を受け、正しく比較することが大切です。

担当者との相性が合わない場合は変更を依頼する

どんなに評判の良い転職エージェントでも、担当者との相性が合わないことはあります。

転職活動の成果は担当者との相性にも左右されやすいです。「この人とは合わないな」と感じたら、我慢せずに担当者の変更を検討しましょう。

担当者の変更を申し出るのは、悪いことではありません。アドバイザーを信頼できるかどうかは、内定などの「意志決定」の段階で大きく影響します。

具体的には、以下のようなケースは変更を検討することをおすすめします。

  • こちらの話をあまり真剣に聞いてくれない
  • 希望と違う求人ばかりを強引に勧めてくる
  • 連絡が遅く、熱意が感じられない

担当者本人に直接言いにくければ、公式サイトの問い合わせ窓口などから連絡すれば問題ありません。

担当者との合う・合わない」は、複数のエージェントと話して初めて、客観的に判断できます。1社だけに登録していると、自分の担当者が良いのか悪いのか、比較する基準がありません。

安心して転職活動を進めるためにも、まずは「一番信頼できそうなアドバイザー」を見つけましょう。

メールや電話には早めに返信する

転職エージェントからの連絡には、できるだけ早めに返信することを心がけましょう。レスポンスの早さは、あなたの「転職したい」という気持ちを伝えるサインにもなります。

提案された求人に応募しない場合でも、「今回は応募を見送ります。理由は〇〇です」と返信するなどの対応を心がけてください。応募しない理由を伝えることで、転職エージェントが次に紹介してくれる求人の精度が上がります。

良い条件の求人が出た際、アドバイザーは意欲の高い人から優先的に声をかける傾向があります。チャンスを逃さないためにも、こまめなコミュニケーションを意識することが大切です。

データで見る東京・首都圏の障害者雇用

パソコンの入力中

転職活動を行う際は、「戦うフィールド」である東京・首都圏の転職市場も把握しておきましょう。国や公共団体が公表している、客観的なデータが参考になります。

≫大阪周辺の障害者転職についてはこちら

障害者雇用率と求人の傾向

首都圏の障害者雇用は着実に拡大しており、各都県で雇用されている障害者の数は過去最高を更新し続けています。

最新のデータ(令和5年)によると、首都圏の民間企業での実雇用率は以下の通りです。

都県名法定雇用率実雇用率対前年増減法定雇用率達成状況
東京都2.3%2.21%+0.07ポイント未達成
神奈川県2.3%2.29%+0.09ポイント未達成
千葉県2.3%2.38%+0.16ポイント達成
埼玉県2.3%2.42%+0.05ポイント達成
参考:東京労働局神奈川労働局千葉労働局埼玉労働局の各報道発表資料より作成

この表から分かるのは、多くの企業が採用目標の達成に迫られているという現状です。

各都県で実雇用率は年々上昇しているものの、法定雇用率も段階的に引き上げられます。表の数値は、令和5年時点の法定雇用率2.3%を基準にしていますが、令和6年4月に2.5%へ引き上げられる予定です。

現在は法定率を達成している千葉・埼玉の企業も含め、首都圏の企業全体が、今後も障害者採用に力を入れていくと考えられます。

近年の障害者雇用で最も注目すべき動向が、精神・発達障害者の雇用増加です。首都圏の状況は以下の通りで、特に千葉、神奈川での伸び率が目立ちます。

都県名雇用障害者総数精神障害者の雇用者数総数に占める割合対前年増減率
東京都239,332.0人69,002.5人約28.8%+10.4%
神奈川県27,119.0人6,102.0人約22.5%+19.6%
千葉県14,295.5人3,512.0人約24.6%+31.6%
埼玉県17,357.0人3,611.0人約20.8%+9.4%
参考:東京労働局神奈川労働局千葉労働局埼玉労働局の各報道発表資料より作成

このデータから、企業が精神障害への理解と受け入れ体制の整備を進めていることが読み取れます。

特に東京都では雇用されている障害者の約3割が精神障害者であり、周辺県よりも割合が高いです。

精神障害や発達障害のある方にとっては、より転職しやすい環境になると予想できます。

東京都心部と周辺地域の違い

首都圏で仕事を探す上で、都心部と周辺地域では、求人の内容や通勤の選択肢が異なります。

項目東京都心部(23区内)周辺地域(多摩地区、神奈川、千葉、埼玉など)
求人件数の目安約4.6万件約1.9万件(23区外)
求人の主な傾向事務、IT系などオフィスワークが中心製造、物流、介護など現場系の職種が豊富
通勤手段公共交通機関が基本(ラッシュの課題あり)公共交通機関に加え、「車通勤可」の選択肢が多い
検討のポイント・大手企業の本社や特例子会社が多い<br>・専門職や事務職のキャリアを積みたい方向き・自宅近くで働きたい方<br>・公共交通機関での通勤が難しい方向き

この表で特に見ておきたい点は、求人の多くは東京の都心部に集中していること。都心部では求人が豊富で転職にも有利ですが、東京特有の過酷な通勤ラッシュと向き合わなければいけません。

首都圏のラッシュ時の平均混雑率は163%。「体がふれあい、相当な圧迫感がある」状態です 。特に車椅子利用者や、感覚過敏のある発達障害・精神障害の方にとって、満員電車は通勤するだけで疲弊してしまう可能性があります 。

通勤ラッシュのピークを避けるため、「フレックス制度」や「リモート勤務」を導入している企業を選ぶのも選択肢のひとつ。職種や仕事内容だけでなく、通勤時の距離や混雑具合も確かめた方が良いです。

一方で周辺地域(多摩地区、神奈川、千葉、埼玉など)では、都心部では少ない製造・物流・介護などの求人が見つかりやすいです。

求人数自体は都心部より少ないですが、郊外へ視野を広げてみるのもおすすめします。

周辺地域の求人では「車通勤OK」のケースが多いです。公共交通機関での通勤が難しい方にとって、車で通勤できること自体がメリットになることもあります。

転職活動時は求人数だけでなく、通勤や働き方なども含めて求人を見ていくことが大切です。

東京都・首都圏の障害者支援制度

転職エージェントだけでなく、必要に応じて障害者支援にも頼ることが大切です。どのようなサポートが受けられるか知っておけば、より安心して転職活動を進められます。

機関名主なサポート内容できること運営
障害者職業センター専門的な職業評価、リワーク支援ブランクからの仕事復帰について相談できる国(JEED)
障害者就業・生活支援センター就業面と生活面の一体的な相談・支援仕事だけでなく、生活面も含めて相談できる社会福祉法人など
就労移行支援事業所最大2年間の職業訓練、就職活動支援働くために必要なスキルや準備を整えられる民間企業など

障害者向けの支援機関は、転職エージェントとは異なる専門性を持っています。両方をうまく活用することで、より柔軟なサポートを受けながら転職を目指せます。

転職エージェントでの活動に行き詰まった際の「セーフティネット」として、障害者向けの支援があることも覚えておきましょう。

障害者向け転職エージェントのよくある質問

障害者雇用向け転職エージェントについて、よくある質問に回答しました。

障害者手帳がないと使えないの?

障害者雇用での転職が前提のため、障害者手帳をお持ちの方が利用できます。障害者手帳を取得予定の場合も相談を受け付けてくれる場合があります。

発達障害でも転職エージェント利用できる?

本記事で紹介している転職エージェントは、全ての障害に対応しているため発達障害の方でもご利用いただけます。

障害者向け転職エージェントのなかには、特定の障害を専門とするサービスもあります。

オンラインで面談できる?

各転職エージェントによって対応は異なりますが、オンライン面談も実施可能な場合が多いです。詳しくは各企業へお問い合わせください。

利用するのにお金はかからない?

求職者は完全無料で利用できます。転職エージェントのビジネスモデルは、採用時に企業からエージェントに報酬が支払われるシステム。転職希望者への負担はありません。

登録後の連絡方法は?

電話またはメールで連絡が届きます。もし電話を受けそこねてしまった場合は、折り返し連絡するようにしましょう。

※仮登録したあと、本登録が必要な転職サービスもあります。情報を入力したら必ず受信メールを確認しましょう。

求人を紹介されないことはある?

条件が合わない場合は求人を紹介されないこともあります。転職エージェントの保有求人は、そのときどきで変わるもの。タイミングが悪かった場合、希望する求人を紹介されないこともあるでしょう。

複数の転職エージェントに登録することで、確実に求人紹介を受けられるようにしましょう。

≫転職エージェントに断られたときの対処法

新卒でも使える?

一部の転職エージェントでは、障害のある学生の方も利用可能です。公開求人のなかにも新卒向けの求人があるため、それぞれの公式サイトにて確認してください。

≫新卒対応の障害者向け就活エージェントはこちら

転職エージェントからの連絡が来ない!

登録しても連絡が来ない場合、1週間程度は様子を見ましょう。面談や求人応募に進んでいる場合は、「〇日以内に連絡します」と言われた日数を越えた際に催促してみてください。

また1つの転職エージェントに固執しすぎず、場合によっては見切りをつけることも必要です。

≫転職エージェントから連絡が来ないときの対処法

まとめ|障害者向け転職エージェントを上手に活用

本記事では、東京・首都圏で障害者向け転職エージェントを探す際のポイントや、おすすめのエージェントについて解説しました。

  • 東京の障害者雇用は拡大し、企業側の採用意欲も高い
  • エージェントは「専門性」「求人数」「拠点」の3つを見る
  • 1社に絞らず2〜3社を併用し、信頼できる担当者を見極める

障害者向けの専門転職エージェントと言っても、特徴や強みは各サービスごとに異なります。

まずは本記事で紹介した転職エージェントの中から気になるサービスに登録し、キャリア相談から始めてみましょう。

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