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【障害者雇用】転職活動に向けてキャリアの棚卸しをする5つの手順

  • キャリアの棚卸しって意味あるの?時間の無駄じゃない?
  • 障害者雇用で雑用ばっかりだしキャリアと呼べるものが無い
  • そんな事より1社でも多く書類送らないと内定とれない!

転職活動は書類選考や面接対策ばかりに注目されがちですが、本当に重要なのは自己分析。ご自身の能力を整理し説明できないと、面接どころか書類選考すら通過しにくくなってしまいます。

ただでさえ本業で時間に制限がある中で転職活動、”お祈り”ばかりで決まらずズルズルと長引いてしまうのは避けたいですよね。

よしだ

不採用ばかりだとメンタルがすり減っちゃう!

この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返す
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだTwitter
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  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返す
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
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本記事では事前準備の中で、あなたの職務経歴を整理する「キャリア棚卸し」について紹介します。

  • キャリアの棚卸し5ステップ
  • キャリア棚卸しのメリット3つ

本記事の内容を実践することで職務経歴書をスラスラと書けるようになったり、面接で迷いなく自己PRを話せるようになります。

職務経歴書でアピールできる経験が思いつかない
どんな企業に応募すればいいか分からない

こんな方はぜひ、本記事を最後までお読みください。

発達障害のある人が転職をするなら、転職エージェントのサポートを使いましょう!

  • 書類チェックや日程調整などのミスしやすい作業をサポート
  • 障害事情に詳しいアドバイザーによる求人紹介や面接指導あり
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一人で転職活動を続けると、うまくいかず挫折してしまう人は多いです。

障害のある方を専門としたエージェントもいるので、失敗しないためにも転職意志がある人はぜひ利用してください。

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タップできる目次

キャリア棚卸しは転職活動を有利にする

キャリア棚卸しは転職活動を始めるうえで、全員にやってほしい大切な事前準備。客観的に自身のキャリアや経験を評価することで

  • 転職活動の目的を企業へ明確に伝えられる
  • 過去の成果や失敗経験を具体的に説明できる
  • あなたの「得意」を客観的に理解できる

など、メリットが豊富です。「何となく良さそうな企業へ転職したものの満足度が低い…」といった致命的なミスも防げます。

特に発達障害を持つ方はご自身を客観視することを苦手とする方や、失敗経験により自己肯定感が下がり「得意なこと」を上手く説明できない方も多いです。

キャリア棚卸しをすることで今までの成功も失敗も「見える化」できるため、落ち着いて分析することが可能になります。

よしだ

あなたの現在地点と転職のゴールを探す、振り返り時間!

発達障害者がキャリアの棚卸しをする5ステップ

転職活動において発達障害者がキャリアの棚卸しを行うためには、以下の5つのステップを進めることが重要です。

  1. 職務経歴、担当した業務を全部書き出す
  2. 成功・失敗体験をグループ分け・分析
  3. 成功・失敗体験を得意・苦手に変換する
  4. 身に付いたスキル・能力を探す
  5. 得意とスキルから転職の方向性を決める

1.職務経歴、担当した業務を全部書き出す

はじめにあなたの職務経歴や、担当した業務をすべて書き出しましょう。

  • 会社名、会社概要、雇用期間
  • 担当部署、担当業務、役職や立場
  • 具体的な業務内容と実績
  • 成功体験・失敗体験・感じたこと
  • 入社を決めた理由、退職した理由
  • 障害者雇用の場合、受けた配慮の内容

誰かに見せる資料ではないため「こんな細かいことでもいいのかな」と気にせず、担当したことはすべて書き出してください。自分の思いや本音も、できるだけ書き出しておくと詳細な自己分析に役立つ資料となります。

よしだ

経験社数が多いと書き出すのも大変だけど、頑張って!

会社名、会社概要、雇用期間

これまで勤めた仕事の会社名、会社概要、雇用期間データを用意しましょう。最初にまとめておくことで、履歴書や職務経歴書を書くときに都度、探さずに済むので効率的。

雇用期間が曖昧な場合は、ハローワーク日本年金機構で調べることも可能。勤めていたときと社名が変わっている場合は、メモしておくと後々便利です。

担当部署、担当職種、役職や立場

  • どんな部署に配属されていたのか?
  • 担当していた職種や仕事の役割は?
  • 役職やマネジメントはしていた?雇用形態は?

勤めていた企業ごとに、あなたがどんな役割で働いていたかをメモしておきます。当時のことを振り返りつつ書き出しておきましょう。

担当した業務を思い出すときにも使えるので、具体的な部署名、役職名などをメモしておくことをオススメします。

具体的な業務内容と実績

書き出した企業ごとに、あなたがどんな仕事を担当していたかを事実ベースで細かく書き出しましょう。固有名詞や数字を使って、可能な限り具体的に書くことをオススメします。

  • 日常的に担当している業務
  • 単発で頼まれた仕事
  • 年1回だけなどの不定期業務

思いつく限りすべて記載してください。現職であれば過去のGoogleカレンダーや日報を振り返って確認することも有効です。

成功体験・失敗体験・感じたこと

あなたがこれまでの業務において、どんな成功や失敗をして、そのとき何を感じたかを書き出してください。キャリア棚卸しのデータは誰かに見せる資料ではないので、率直な気持ちを書くことをオススメします。

  • 成功体験と、そのときの感情
  • 失敗体験と、そのときの感情
  • 日々働くうえで感じたポジティブな感情
  • 日々働くうえで感じたネガティブな感情

成功体験は大きな成果や実績だけでなく、些細なことや少し褒められた程度の内容でもOK。失敗体験はヒヤッとした程度の小さな出来事も思い出して、たくさん書き残してください。

当時の気持ちを書き出しておくことで、どんな仕事に対して良い感情や悪い感情が働くのか気付けるようになります。

入社を決めた理由、退職した理由

あなたがその会社に入社すると決めた理由、退職しようと考えた理由を、それぞれ思い出してメモしておきましょう。

  • 面接時に質問される可能性が高い
  • あなたが何を求めて転職したのかが分かる
  • 応募企業選びで何を優先すべきかが分かる

事前に思い出しておかないと、面接で「なぜこの会社に入社したのですか?」「退職した理由を教えてください。」といった質問に的確な回答ができません。

書類選考が通ってから慌てて整理するのではなく、自己分析のタイミングでまとめて書き出しておくことをオススメします。

入社・退職の理由は次の転職活動で、同じ失敗をしないためにも大切。就職・定着がうまくいかなかった事実を整理し、次の転職活動では何を優先して応募企業を選べばいいか分析しましょう。

障害者雇用の場合、受けた配慮の内容

前職が障害者雇用だった場合は、仕事でどんな配慮を受けていたかも書き出してください。そのうえで

  • 自分にとって今でも本当に必要な配慮事項
  • 配慮されていたけど自己努力で解決できそう
  • 必要性をあまり感じていなかった配慮事項

といったように重要度をランク付けしてみることもオススメ。必要な配慮に優先度を付けていくことで、あなたが特性上「特に苦手なこと」が明確になります。

クローズ就労を目指している方の場合、書き出した配慮が一切なくなっても大丈夫か?をひとつの指針とすることも可能。クローズ就労では当然のように障害者としての配慮は受けられません。苦手なことも工夫して処理できるかどうか、整理してみてください。

2.成功・失敗体験をグループ分け・分析

前項で書き出した「成功体験・失敗体験」を似た経験同士で分類し、その共通点をまとめてみましょう。

  1. 成功体験・失敗体験を書き出す
  2. なぜ成功・失敗したのかを想像してメモする
  3. 似た成功・失敗体験を見比べて共通点を探す
よしだ

共通点が見つかれば再現できる!

成功・失敗を経験だけで終わらせるのではなく、共通点を探すことで再現性を作れる可能性があります。

成功体験の再現性は転職後に活躍できる環境を知ることに繋がりますし、失敗体験の再現性は同じミスを繰り返さないために重要。

成功も失敗も「成長」と考えて、転職先で活かせるように分析しましょう。

3.成功・失敗体験を得意・苦手に変換する

成功・失敗体験の共通点を見つけたら、それぞれ「得意なこと」「苦手なこと」として文章にしてみましょう。

得意なことや苦手なことは自己PRを書くために必要で、面接でも良く聞かれる質問内容。成功・失敗体験から見つけた「得意・苦手」には根拠があるため、説得力を持たせやすいです。

  • 成功の共通点=あなたの得意なこと
  • 失敗の共通点=あなたの苦手なこと

自己分析でまとめておけば応募書類を書く際に迷うこともなくなり、自身を持ってアピールできるようになります。

発達障害を持つ方の中には、自己肯定感が低く得意なことをアピールできないという人が大勢います。じっくり整理する時間を持つことで、転職活動でも他の応募者と差をつけることが可能です。

4.身に付いたスキル・能力を探す

書き出した実務経験や成功・失敗体験から、あなたが仕事で身に付いたスキルや能力を探しましょう。「あなたは何ができるのか?」が整理できていると、転職活動を有利に進められます。

  • 成功・失敗体験から学んだこと
  • 業務をしていく中で成長したこと
  • 社会人生活の中で身に付いたこと

スキル・能力といっても他者と比べて特段に優れている必要はありません。過去と現在の自分を比較し、少しでも「できるようになった」と思えることを探しましょう。

以下2つの視点から身に付いた能力を探してみてください。

  • ポータブルスキル
  • テクニカルスキル

「ポータブルスキル」とは、職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのことです。

引用元:厚生労働省
よしだ

業界や職種を変えても役に立つスキルかどうか?で分類してみると分かりやすいよ!

5.得意とスキルから転職の方向性を決める

最後にこれまで書き出した内容をまとめて、転職活動の方向性を決めましょう。

  • 何を考えて入社を決めて、何を思って退職したのか?
  • 転職先でも使い回せる能力・得意なことは何か?
  • 転職するうえで何を重視して、何を回避すべきか?
  • どんな事に興味を持って、どんな能力を育てたいか?

さまざまな価値観をリストアップしたうえで、転職活動で達成したいことに優先順位を付けてみてください。いざ内定が出たタイミングで迷わないためにも、妥協ができること・できないことを分類しましょう。

転職するうえでの最優先事項を決めて、その目的を達成するために転職活動を進めることが大切です。

▷ 転職活動で失敗しないための「軸」について

キャリア棚卸しで得られるメリット3つ

発達障害を持つ方が転職活動のはじめにキャリアの棚卸しをすることで、以下のメリットがあります。

  • 得意なこと・苦手なことが明確になる
  • 転職後のミスマッチを防げる
  • 転職の「軸」が決まる

得意なこと・苦手なことが明確になる

ご自身のキャリアを振り返ることで、改めて「得意なこと・苦手なこと」が明確になります。

  • どんなことで評価を得てきたか?
  • どんなことに失敗しやすいのか?
  • 成功・失敗したことの共通点は何か?

単にひとつずつの失敗ではなく共通点を探すことで、あなたが働くうえで「どんなシーンで失敗しやすいか」が分かるようになります。同様に成功の共通点が見つかれば、転職後の職場で早く評価を得られる活躍の道が見つかるでしょう。

仕事での失敗を「発達障害だから」と割り切ってしまう方は多いですが、このようにきちんと分析することで「障害特性による影響」と「自分で改善できる対象」を見極められます。

働くうえで必要な配慮も明確となるため、障害特性を説明する場合も具体的なエピソードを添えて分かりやすく伝えることが可能です。

よしだ

転職によるステップアップには自己理解の深さが重要!

転職後のミスマッチを防げる

過去のキャリアを棚卸しすることは、転職後のミスマッチを防ぐためにも重要です。これまでの職場での不具合や苦手なこと、適性が明確になるため、次の転職で回避したり障害への配慮として対応してもらうことも可能。

  • 前職で上手くできなかった業務の共通点
  • 障害特性として本当に必要な配慮事項
  • あなたの得意を活かしやすい仕事の割り振り

企業へ応募する前にしっかりとキャリア棚卸しをすることで、あなたの強みが活きる環境が理解できるため、応募する求人に迷いがなくなります。障害特性が不利に働くシーンも明確になるので、障害への配慮も伝わりやすくなるでしょう。

あなたの特性と致命的に合わない職場へ転職してしまうと、ストレスや不満が強くなったり、転職そのものを後悔してしまうもの。せっかく転職したものの上手くいかず、短期離職になりかねません。

よしだ

キャリアの棚卸しは活躍するためにも、リスク回避にも効果的!

転職の「軸」が決まる

キャリア棚卸しをすると、転職活動における「軸」を見つけやすくなります。

転職の軸とは、仕事を選ぶ際に譲れない目的や価値観のこと。ご自身の職務経験や仕事で感じたことを振り返ることで、どんな仕事であれば満足できるのか明確になります。

  • あなたが活きる環境・避けるべき環境
  • 転職したくなる動機や仕事に求めること
  • 転職によって解決したいモヤモヤ

発達障害を持つ方の中には、ご自身を客観視することが苦手だったり、過去の経験をネガティブに捉えすぎてしまったりする方も多いです。

これまでの職務経験を記憶だけに頼らず、文面に落とし込むことで冷静に分析することが可能。転職活動に前向きに取り組むためにも、ご自身の経験は棚卸ししておくことをオススメします。

▷ 発達障害者が転職で失敗しないために必要な「転職の軸」の見つけ方

よしだ

「転職によって何を達成したいか」は最初に考えよう!

【Q&A】キャリア棚卸しでよくある悩み

どんなツールを使ったら良いの?

キャリアの棚卸しは文字をたくさん書いていくため、以下の3つがオススメです。

スクロールできます
マインドマップExcel
矢印や線を引けるから視覚的に整理しやすい
PC操作に慣れてない人でも簡単
書いた文字を簡単に動かせて整理しやすい
ツリー状で視覚的に分かりやすい
枠があるから書き忘れしにくい
長文が書きやすく、修正も簡単
枠がないため何から書けばいいか困る
書いた文字を消しにくい
ソフトを使った事がない人には難易度が高い
長文を書きにくい
一度書いた文章を並べ替えるのが大変
ソフトを持っていないと使えない
キャリア棚卸しで使えるツール

特にオススメなのはマインドマップで整理すること。長文が書きにくいのはデメリットですが、書いた文字を簡単に動かしたり、グループ分けしたりするのに便利です。

無料で使えるソフトもあるので、ぜひダウンロードして使ってみてください。

正社員の経験がない場合はどうするの?

今まで正社員・契約社員としての経験がない場合でも、キャリアの棚卸しは大切です。

  • アルバイト・派遣などの就労実績
  • 就労移行支援のカリキュラム内容
  • フリーランス・副業活動の実績

正社員や契約社員だけでなく、他の働き方で得た経験やスキルも書き出してみましょう。思いのほか転職活動でアピールできるスキルが見つかったり、得意なことや仕事への価値観などが発見できます。

よしだ

私もブログ作成を自己PRの一部に盛り込んだよ!

難しければプロに相談

一人でキャリア棚卸しするのが難しい、上手くできないと感じた場合は、プロに相談することも有効です。自分を客観視することが苦手な方や、整理できずに手が止まってしまう方に特にオススメ。

転職を前提としたキャリア相談や支援
求職者は完全無料、求人紹介・転職サポート有
就労経験があり具体的に転職を考えている方向け

時間やお金を上手く使いつつ、支援に頼りながら転職活動を進めましょう。何から手を付けたらいいか分からず立ち止まる位なら、一度相談してみることを推奨します。

まとめ|発達障害者の転職活動はキャリア棚卸しから

本記事では発達障害を持つ方が転職活動に取り組む前に、必ずやってほしい「キャリアの棚卸し」について紹介しました。

記事のまとめ
  • 経験を書き出してグループ分け、成功・失敗を振り返る
  • 棚卸しすることで得意・不得意、転職の軸が見えてくる
  • 一人で棚卸しできない場合はプロに相談

過去の職務経験を振り返ることで、あなたの得意・不得意、次の転職で目指すべき「軸」などが見えてきます。何となく転職活動を進めることがなくなり、理想の転職が実現できます。

「分析」だからと難しく考えず、まずは今までやってきた業務を箇条書きするところから始めてみてください。

もし一人で経歴を整理することが難しいと感じた場合は、プロに手助けしてもらいながら進めることも有効です。転職は人生の転機。焦って動かず、じっくり取り組んでいきましょう。

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