- 就労移行支援に通い始めたけど、なんかツライ。
- 自分は就労移行支援を使うべきなんだろうか…。
- 不安な気持ちのままで通所したくない!
就労移行支援は就職まで何ヶ月も通い続ける施設。利用前から不安になったり、利用中に「自分には向いてないかも?」と悩んでしまう方は少なくありません。
私自身、通所したものの1ヶ月で利用を諦めてしまった経験があります。
「本当にこのままでいいんだろうか?」って不安だったよ…。
本記事では、就労移行支援の利用が向いている人、向いてない人の特徴について紹介します。
結論からお伝えすると、「通所のための意欲と環境」が作れる人にはオススメ。一方で就労移行支援の性質を理解しないまま、なんとなく利用する人には合わない可能性が高いです。
- 「これから就労移行支援を使おうか迷っている」
- 「既に利用しているけど継続すべきか悩んでる」
こんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。
就労移行支援は向いている・向いてない人がいる
就労移行支援は、障害のある人が「一般企業で働くためのスキル」を身に付けるための施設。事業所がそれぞれコンセプトを考え、ノウハウとサポートを提供してもらえます。
しかし人によっては、サポートの内容やアプローチ方法が合わない場合もあるでしょう。
- 自身の体調や環境が不十分
- 事業所のコンセプトとのミスマッチ
- 質の低い事業所を選んでしまう
就労移行支援を選ぶ際には、必ず複数の事業所を見学して比較することをオススメします。
現在通所中の方で、ミスマッチが起きていると感じたときは、場合によっては他の選択肢を考えた方が良いこともあるでしょう。
万人にとっての正解はない!モヤっとした気持ちは大切にしよう!
【こんな人はやめとけ】就労移行支援の利用が向いてない人
就労移行支援の利用が向いてない人の特徴をまとめました。
就労移行支援はあくまで一般就職を目標にスキルを身に付ける場所。既に能力のある人や、受動的な人にとっては適さない場合があるでしょう。
家計の状況によっては、金銭面の負担が大きく利用できない人もいます。
通所できる期間は人生のうち最大2年間のみ。ご自身の状況や価値観を振り返り、本当に通うべきか改めて考えましょう。
- 金銭面の負担に耐えられない
- 体調が安定していない
- 通所することに納得していない
- 就職意欲が低い
- 1日でも早く就職したい
- 興味のないカリキュラムに拒否反応
- ただ資格勉強がしたいだけ
- 過度な支援を求めすぎる
- すぐ就職させてくれると勘違い
- 事業所のコネが使いたいだけ
通所期間の生活費が確保できない
通所期間の生活費が確保できない場合は、利用し続けることが難しいです。
就労移行支援は訓練を受けるサービス。工賃や給料は基本的に発生しません。そのため利用開始から就職までの支出を捻出する必要があります。
- 家賃や生活費などの支出
- 衣服や趣味の出費
- 通所中の交通費・昼食代
生活コストを見直すことも大切ですが、それでも限度があります。通所中はアルバイトなども原則禁止。
「実家に頼る」「失業給付を受給」「貯蓄を切り崩す」など、算段を立てておかないと失敗してしまいます。
貯蓄がみるみる減っていく恐ろしさは本当に焦る!
体調が安定していない
身体やメンタルの体調が安定していない場合、就労移行支援はオススメできません。体調が不安定で通所率が低いと、それだけカリキュラムの進みが遅くなります。
通所したての頃は休みがちだとしても、最終的には一般就職の「週5日」通うことが目安。できれば週2~3日は通所できる状態が望ましいです。
自分が通所に向いているか判断できない場合は、就労移行支援に見学へ行きアドバイスを受けましょう。
就労移行支援の利用に納得していない
ご自身が就労移行支援の利用に納得していない場合、十分な効果を得ることは難しいです。
利用者のなかには、周囲に勧められて通所する人が少なくありません。
- 家族に勧められて仕方なく通ってる
- 主治医に言われたから利用した
- 支援者からの後押しでとりあえず決めた
通所しながら前向きな気持ちになれれば良いのですが、不服を抱えたまま通所したところで意味がありません。
サービス利用は人生で2年間までの制限があります。気力のないまま利用期間を使い切ってしまうと、本当に必要なタイミングで使えなくなるでしょう。
- 事業所と少し距離を置いて考え直す
- 支援者や第三者に本音を相談する
- 他の事業所と見比べてみる
前を向いて訓練に取り組むためにも、モヤモヤを抱えたまま通所するのはオススメできません。
就職意欲が低い
就労移行支援を利用するゴールは、一般企業への就職と定着。通所を続けても就職意識が湧かない、働きたくないのに通所している場合は良い効果は得られません。
- 自分が働いているイメージが想像できない
- 結局働いたって疲れるだけだから嫌だ
- 自分に向いている仕事なんて無い
このような方はまず、どんな働き方なら納得できるのか「自己分析」を深めましょう。想像している就職のイメージがハイレベルすぎて、挫折しかけている可能性があります。
就職意欲の低い状態は、一時的に落ち込んでいるだけの可能性もあります。自分のペースで少しずつ、前向きになれるような行動を取ってください。
どうしても就職意欲が湧かず、諦めてしまう方は「就労継続支援」の利用も検討しましょう。
1日でも早く就職したい
「1日でも早く就職したい!」と焦っている方は、まず落ち着いて現状整理をしましょう。焦りすぎるとカリキュラムの内容が頭に入らず、通所しても納得のいく結果を得られません。
- 早く就職したい理由をじっくり考える
- スタッフや支援員に本音で相談する
- 就職までの行動計画をきっちり作る
就労移行支援の通所は、少なくとも数ヶ月はかかるもの。1年以上通い続ける人もいるため、周囲を見て焦る気持ちも理解できます。
まずは焦っている自分を見つめ直し、なぜ1日でも早く就職したいのか考えてください。
- 「失業給付がどんどん無くなって怖い」
- 「他の利用者を視界に入れたくない」
- 「こんなカリキュラムなんて意味ない」
ご自身の正直な気持ちを把握したうえで、事業所のスタッフや支援者と相談しましょう。ただ焦るよりも、解決策を見つけられる可能性が高くなります。
興味のないカリキュラムに拒否反応
就労移行支援は事業所によって、様々なカリキュラムが用意されています。中には「興味ないから」と、好きな講座以外に拒否反応を示す人もいます。
- ビジネスマナーとかやっても無駄
- パソコン怖いからやりたくない
- メンタル管理なんかよりも資格
既に過去の経験から、一定の能力を持っている人もいます。実務経験があればあるほど、カリキュラムを「遊びのようなもんだ」と勘違いするかもしれません。
しかしカリキュラムに組み込まれている講座は、学ぶ必要があって設定されているもの。必要ないと切り捨てていては、必要なスキルが身に付かず就職までの期間が伸びる可能性があります。
どうしても特定の講座が受講できない場合は、スタッフと相談して代替案を考えましょう。
私は「レクリエーション」が嫌だと感じたよ…。
ただ資格勉強がしたいだけ
資格の勉強・取得だけを目的に、就労移行支援を利用するのはオススメできません。
就労移行支援の中には、仕事に使える資格取得に力を入れている事業所は多いです。しかし資格講座はカリキュラムの一部だけ。毎日資格の勉強だけを、みっちり詰め込むことは難しいです。
あくまで「一般企業での就労・定着」が最終ゴール。そのために資格があれば有利だからカリキュラムに組み込まれています。
資格取得だけを見据えている方は、理想的な時間の使い方はできません。
どうしても資格勉強だけを頑張りたい場合は、就労移行支援よりも専門学校やオンラインスクールなどの方が適しています。
過度な支援を求めすぎる
スタッフに過度な支援を求めすぎる場合、就労移行支援に通い続けることは難しいです。
就労移行支援は「就職後の姿」を意識しながら通所する場所。働き始めたら、配慮はあっても過度な支援は提供されません。
重要なのは「自分の力でできる」と「サポートが必要」のバランスを見つけること。通所したての頃は頼ることが多くても、徐々に自立できるよう調整することが必要です。
訓練を通じて”自分にとっての適切な支援”を把握し、少しずつ支援への依存を減らしていくことをオススメします。
すぐ就職させてくれると勘違い
「通所すればすぐ就職させてくれる」と勘違いしている方は要注意。
就労移行支援は、確かに一般企業への就職・定着が最終ゴールです。しかしカリキュラムの中身は、就職活動のノウハウよりも生活コントロールや職業スキルの習得が中心。
直接求人を紹介してもらうよりも、自分で動く就職活動をサポートする役割の方が強いです。
「通えばすぐに就職させてくれる」という受け身な方よりも、積極的にスキルを身に付け動いていく姿勢が大切。
今すぐ就職だけしたい方は、就労移行支援よりも転職エージェントなどを使った活動をオススメします。
事業所のコネクションを使いたいだけ
就労移行支援はそれぞれ独自に、企業との接点を持っています。
- 卒業生経由でのつながり
- 自社事業の転職エージェント
- 地域ネットワークや取引企業
企業から事業所に向けて、個別に求人募集がかかるケースは少なくありません。利用者を紹介し、そのまま就職するケースもあるでしょう。
しかし事業所のコネクション目当てで利用するのは、厳しい可能性が高いです。
通所状況が悪く企業紹介を待っているだけでは、支援者側は企業に紹介しにくいもの。求職者側もスキル不足や不一致などで、短期離職をしてしまうリスクがあります。
就職を意識して通所することは大切ですが、先の事ばかりでカリキュラムへの取り組みがおろそかになることは避けましょう。
【向いている人】こんな人は就労移行支援の利用がオススメ
職歴の状況や障害との向き合い方など、就労移行支援によってメリットが大きい方の特徴をまとめました。
就労移行支援は「お金が稼げない」「時間がかかる」などのデメリットはあります。しかし見方を変えると、「実務のプレッシャーがない」「スキルをじっくり定着させられる」とも考えられるでしょう。
就労移行支援の通所は、向き合い方ひとつで成果が大きく変わります。下記に共感する方は、通所を検討してみるのも選択肢のひとつです。
見学に行って話を聞いてみるだけでもアリ!
- 就職や就労に不安や苦手感がある
- 障害特性をうまく理解できていない
- 興味ある分野の基礎スキルを学びたい
- 一人で就職活動し挫折してしまった
- 自分の向き・不向きと向き合いたい
- 退職・転職を繰り返し自信喪失している
- 働くための生活リズムを取り戻したい
就職や就労に不安や苦手感がある
「就職するのが怖い」「働くことに自信がない」という方は、就労移行支援で訓練を積むことが有効です。
事業所によって差はありますが、基本的に就労移行支援のカリキュラムは”社会復帰すること”がベース。そのため基礎的なビジネススキルや、不安な点を解消する方法なども学べます。
- 前職でうまく働けず怒られっぱなしだった
- また怖い思いして働くのは不安…
このような方でも、訓練の中で少しずつ就労への自信を身に付けられます。対人関係の付き合い方や、コミュニケーション面での訓練を重視する事業所を選ぶと良いでしょう。
障害特性をうまく整理できていない
就労移行支援は、障害特性を整理する場としても効果的。特に精神障害や発達障害など、特性の言語化が難しい方に効果を発揮します。
スタッフからの客観的なアドバイスや、体系だったカリキュラムの受講によって、ご自身の困りごとを明確にできるでしょう。客観的な視点からの助言は、今まで気付けなかったポジティブな一面を発見できる可能性もあります。
障害特性は今後働くうえで、長く付き合っていくもの。適切なサポートのもと、ご自身の特性と向き合う時間も大切です。
事業所への通所をうまく利用し「生きづらさ」を解消するヒントを探すのも、良い就労移行支援の使い方でしょう。
興味ある分野の基礎スキルを学びたい
「プログラミング」「デザイン」など、特定のスキルを基礎から学びたい方にも使えます。
就労移行支援の中には、専門スキルの学習に軸足を置いた事業所も多いです。もしご自身が特定のスキルに興味があり、仕事として携わりたいと思っているなら非常にオススメ。
通所だけで実践レベルとまでは難しいかもしれませんが、業界に入り込むための足がかりとなるでしょう。
就労移行支援の通所は、仕事のキャリアや方向性を大きく変えたい方にもチャンスとなります。事業所によって専門分野が異なるため、見学して詳しく話を聞くといいでしょう。
一人で就職活動し挫折してしまった
就職活動に挫折してしまった方は、就労移行支援の利用が有効な場合があります。
就職活動を一人で続けても上手くいかず、諦めてしまう方は少なくありません。不採用が重なり、心が折れてしまうこともあるでしょう。
- 自分のアピールポイントが分からない
- 障害特性がうまく説明できない
- 企業に採用されるイメージが湧かない
就労移行支援のカリキュラムでは、働くための基礎スキルや考え方を身に付けられます。通所によって自信を取り戻すことで、また前向きに就職活動に取り組めるようになるでしょう。
自分の向き・不向きと向き合いたい
障害特性と真剣に向き合いたい方にとって就労移行支援は、自己理解を深めるきっかけとなるでしょう。
就労移行支援のカリキュラムには、仕事のスキル以外にもさまざまな講座があります。
- メンタルヘルスを整えるテクニック
- 適切にタスクを管理する方法
- 得意・不得意の振り返り
障害特性や苦手なことによって、仕事・生活面で上手くいかない経験のある方は多いです。就労移行支援では「上手くいかない」に留まらず、解決策や対処法を探りましょう。
苦手なことやできないことだけでなく、一人では気付きにくい得意なこと・できることも見つけられます。
退職・転職を繰り返し自信喪失している
仕事になじめず退職・転職を繰り返し、自信を失っている方にも、就労移行支援はオススメ。
カリキュラムを通して「なぜ転職を繰り返したのか?」について振り返り、再発しないための対策を立てましょう。
- コミュニケーションが問題だったのか?
- 特性と合わない職種・仕事内容だったのか?
- 職場の環境で苦しいと感じた要因は何か?
経験をもとに対策を立てることで、職場にどんな配慮を受ければ働けるのかが分かります。カリキュラムの作業を達成することで、成功体験を積むことも可能です。
働く自信を取り戻す手段として、就労移行支援に通所するのは効果的です。
働くための生活リズムを取り戻したい
生活リズムが崩れてしまい、就職に不安がある方にも有効です。
就労移行支援は通常、週5日朝から夕方まで毎日同じスケジュールで通所します。仕事で言うところの「日勤」の勤務時間と同じ。
生活リズムを整えることは、就職・定着するために必須。就労移行支援を活用することで、働くために生活基盤を作りましょう。
事業所側が問題のケースも十分にあり得る
就労移行支援は「株式会社」「一般社団法人」など、さまざまな法人が独自で運営する形式。
真剣に就労支援へ取り組む施設ばかりと思いたいですが、なかにはサポートをせずただ利用者を集めて作業をさせるだけのひどい事業所もあります。
また所属しているスタッフの意識や知識、経験による違いも大きいです。
- 利用を決める前に必ず事業所の様子を確認
- 不安なら体験利用で他の利用者の状況もチェック
- 複数の事業所を見比べて「決め打ち」しない
就労移行支援は短くても数か月、1年以上通い続ける人も多いです。必ず比較検討し、より納得できる形で通所しましょう。
【合わないとき】就労移行支援への通所目的を振り返る
「就労移行支援が向いてない」と感じるなかには、目的と事業所のコンセプトが合っていない可能性もあります。
- 特性の整理と対策がしたいのに、自己理解のカリキュラムが少ない
- 早めに就活したいのに、生活リズムを整える作業ばっかり
辞めたいと感じてしまうのも、無理はありません。
目的とコンセプトが合っていない場合、大きなモヤモヤを抱えたまま通所することになるでしょう。カリキュラムにも真剣に取り組めず、中途半端な気持ちが残ってしまいます。
このままでは貴重な時間を浪費してしまい、非常にもったいないです。
違和感を覚えたら一旦立ち止まって、本当にこのまま進んでいいのか振り返りましょう。
支援の質は事業所によってマチマチ。定期的に「今のままで大丈夫か?」を見直そう!
- 支援員に本音で相談してみる
- 通所する事業所は変更可能
- 転職エージェントを使った就職活動にシフト
支援員に本音で相談してみる
不安やモヤモヤを一人で抱え込んでも、解決には繋がりません。まずは利用している就労移行支援の支援員に、本音で相談してみましょう。
- どんなことが「向いてない」と感じるのか?
- 何に不安があって困っているのか?
- 事業所としての見解は何か?
率直に話すことで支援内容を見直したり、今後の方針を固めたりできるでしょう。
また支援員に相談しても相手にしてもらえない場合は、「本当に今の事業所に通ってても大丈夫なのか?」と見直す必要があります。
他の就労移行支援を見学してみる
今の事業所に不満がある場合は、他の就労移行支援を見学してみることも有効です。
他社と見比べると、今の事業所の質が客観的に見えてきます。改めて今の事業所を評価し直すことで、前向きに通所できる場合もあるでしょう。
また通所する就労移行支援は、途中で変更可能です。どうしても今の事業所に納得できない方は、変更することも選択肢のひとつ。
しかし事業所変更には、デメリットもあります。
- カリキュラムが最初からになり就職活動が遅れる場合がある
- 基本的に利用上限の2年間は消費したまま戻らない
- 変更手続きに時間がかかる
とはいえ通所する意味のない事業所でただ時間を浪費しているだけよりも、改善できる可能性があるでしょう。
今の事業所に多くの不満を抱えている場合は、他の就労移行支援を見学することも検討しましょう。
転職エージェントを使った就職活動にシフト
就労移行支援のサポートが悪いと、就職への道筋が見えない場合があります。何ヶ月通っても作業内容に変化がなく、不安になる方は少なくありません。
その場合は転職エージェントを併用し、就職活動を始めてしまうことをオススメします。
試しに自分で就職活動を行ってみて、手応えの有無を確認しましょう。たとえ内定などの成果が出なくても、就職活動の手順や就職のために何をすればいいのかが分かります。
就労移行支援はあくまでサポートの役割。適切なサポートが受けられない場合は、本当に利用し続けるべきか?を見直す方がいいでしょう。
事業所選びの失敗を防ぐためには「比較」が大切
就労移行支援の事業所選びは、価値のある通所期間を過ごすために重要です。
適切な事業所を選ぶことで、納得のいくサポートを受けられ、一般就労に向けての準備を一歩ずつ進められます。
そのためには必ず複数の事業所を見学し、いくつかの視点で比較するようにしましょう。
- カリキュラムの内容
- スタッフの支援体制
- スタッフや利用者の表情
- 過去の就職実績・定着率
- 今してほしい支援の質
複数の事業所を見学するには、さまざまな方法で「どんな事業所があるか?」を調べてください。地域の障害者センターや病院、インターネット等から見つけられます。
比較するためには、まず見学候補のリストアップから!
就労移行支援のよくある質問
まとめ|就労移行支援は環境によって向き・不向きがある
本記事では就労移行支援の向き・不向きと、合わないと感じた時に見直すポイントについて紹介しました。
- 向いてない人は「環境か意欲」を見直す
- 就労移行支援をオススメしたい人の特徴
- 目的と事業所が合ってない場合もある
就労移行支援は障害のある人にとって、「仕事」を見つめ直す良い機会。しかし生活状況や過去の就労経験によっては、利用が向いてないケースも少なくありません。
「なんか合わないな…」と思いながら通い続けても、良い結果を得られず意味がない時間となる場合もあるでしょう。
また一部の就労移行支援では、訓練とは名ばかりの低品質な事業所もあります。
- 自分は本当に就労移行支援へ通うべきなのか?
- 今の事業所に通って本当に就職できるのだろうか?
不安に思った際は一度立ち止まり、状況を整理する時間を作りましょう。他の事業所を見学し、今の施設と比較してみることも有効です。
これから就労移行支援に通うか悩んでいる場合は、必ずいくつかの事業所を見比べてから決めるようにしてください。