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【26・27卒】新卒の発達障害者向け就活エージェント8選!おすすめの選び方・使い方を徹底解説

就活エージェント
  • 特性が邪魔して就活を思うように進められない…
  • 書類選考や面接が全然通らなくて落ち込む
  • 一人で空回りしていて不安が強い。

発達障害の特性により、就職活動でうまくいかない学生の方は少なくありません。就職活動がきっかけで、「何かおかしい」と特性に気付く方もいるでしょう。

一人で就活を進めるのが難しい方は、就職のプロである「就活エージェント」のサポートを得ることをおすすめします。

よしだ

就活で挫折して立ち直れない人もいるから要注意!

この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返し、診断
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだX:旧Twitter
この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返し、診断
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェントフルリモート事務職に転職成功
  • 年収もUPして、今も自宅で快適に働いてます!
よしだX:旧Twitter

本記事では発達障害のある学生の方へ向けて、サポート品質の高いオススメの就活エージェントを8社紹介します。

就活エージェントは求人紹介だけでなく、書類の添削や面接練習など就活をトータルサポートしてくれるサービス。求職者は完全無料で使えるため、積極的に利用してください。

サービス報酬は採用企業が支払うスタイル。学生の方の負担は一切ありません。

本記事を参考に、ぜひ自分に合った就活エージェントへ登録してみましょう。

タップできる目次

就活がうまく進められない人は就活エージェントを使おう

スマホを見ながら悩む男の人

就職活動が思うように進まず悩んでいる方は、就職のプロである「就活エージェント」の利用をおすすめします。

  • なぜか書類選考や面接が通らない
  • 周りと比べてしまい、空回りして落ち込む
  • このまま続けても上手くいかない気がする

発達障害がある方は特性によって、就職活動のなかで「何らかの不具合」を抱えるケースは多いです。

日本財団の調査によると、学生生活で困り感を持つ学生のうち97.0%が、就職活動にも影響しているというデータが報告されています。

学校生活や日常生活に強い困り感を持つ学生のうち就職活動で何らかの困難を感じた人は97.0%にのぼり、診断や自覚の有無に関わらず、多くの若者が困り感を持っていて、就職活動に影響している

引用:日本財団

特性による困り感で多いのは、「指示を理解する」「行間を読む」といったコミュニケーションの障壁、卒論との両立、面接日程の調整といったスケジュール管理の障壁など。(参考:障害者職業総合センター

一つひとつの「苦手」を一人で乗り越えようとする場合、就職活動のハードルが更に上がってしまいます。

就職活動の負担を減らし、あなたの「良さ」を正当な評価に繋げるため、就活エージェントを積極的に活用しましょう。

よしだ

サポートに頼りながら就活を進めても良い!

新卒の発達障害者向けおすすめ就活エージェント

キャリアカウンセラーの女性

発達障害のある学生さんが安心して利用できる、新卒向けのおすすめ就活エージェントを紹介します。

障害を開示して手厚いサポートを受ける「オープン就労」と、障害を開示せず一般応募で進める「クローズ就労」に分けて記載しました。

あなたの希望や状況に合わせて、使いやすいサービスに登録してみましょう。

よしだ

グレーゾーンや未診断などで障害者手帳がない方は、「クローズ就労」の項目を参考にしてね!

オープン就労向けの就活エージェント

発達障害を開示して働く、「オープン就労」におすすめの就活エージェントを5社紹介します。

オープン就労の就活エージェントは新卒専門ではなく、障害がある社会人向けの転職支援を兼ねているケースがほとんど。障害者雇用に関する専門知識や、個別の障害への理解があります。

障害者の採用実績がある企業とのコネクションを持っているのが大きなポイント。発達障害がある学生さんのサポート実績も豊富なので、安心して相談できます。

よしだ

障害者「専門」だからこその求人が多いよ!

スクロールできます
サービス名
dodaチャレンジ

LITALICO仕事ナビ

マイナビパートナーズ紹介

障害者雇用バンク

atGP
特徴障害ごとに専任アドバイザー働く障害者のための情報サイト丁寧なカウンセリングが評判応募書類が自動で完成障害者支援実績は業界No.1
対象者全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害全ての障害
対象地域全国一都三県中心全国首都圏・大阪全国
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る


オープン就労で就職活動する場合、一番のおすすめはdodaチャレンジ。人材紹介会社の大手「doda」グループが運営しており、信頼できる就活エージェントです。
dodaチャレンジは新卒からキャリアアップ転職まで、幅広く対応可能。迷ったらまずdodaチャレンジに相談し、うまくいかない場合に他のエージェントも併用してみましょう。

▼ dodaチャレンジの詳細を見る

dodaチャレンジ

dodaチャレンジ登録

dodaチャレンジは転職サイト「doda」のパーソルグループが運営する就活エージェント。

障害ごとに専任のアドバイザーが在籍しており、障害特性に合わせたきめ細やかな対応が特徴です。

新卒・第二新卒のようなキャリアが浅い方から、実績豊富な方のハイキャリア転職にも対応可能。利用者の満足度は94%と高評価、企業とのつながりが豊富で非常にオススメできる就活エージェントです。

dodaチャレンジは企業自体が特例子会社によって運営されており、特に精神保健福祉手帳を持つ方の在籍比率が高いところがポイント。

精神・発達障害の雇用ノウハウが豊富なため、発達障害を持つ方も安心して登録できます。

サービス名dodaチャレンジ
対象者全ての障害
対象地域全国
運営会社パーソルチャレンジ株式会社
その他サービスミラトレ
Neuro Dive
  • 各障害ごとに専任のアドバイザーが在籍
  • 障害者雇用のノウハウや企業とのつながりが豊富
  • 若手からハイキャリアまで幅広く万人にオススメできる

\ 学生限定でAmazonカードプレゼント! /

公式:https://doda.jp/challenge/

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
専任アドバイザーからの的確な助言がもらえる
担当者のレスポンスが早い
マメに仕事の紹介をしてくれる
障害への配慮がある
地方求人・非公開求人が豊富
希望条件をしっかり聞いてくれる
レスポンスが遅く不安になることがあった
希望条件と合わない企業も紹介されることがある
自分に合った企業を見つけるのが大変だった

△ オープン就活エージェント一覧表に戻る

LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビは就労移行支援の大手「株式会社LITALICO(りたりこ)」が運営する就職サービス。使い勝手のいい検索システムがついており、障害がある人の就職を支援する就活エージェントです。

求人検索では業種や合理的配慮、在宅勤務などの条件で絞り込めるため、手軽にさまざまな求人を比較できることがポイント。

一都三県限定で就職エージェントのサービスもあり、希望者にはアドバイザーによる就職支援が受けられます。就職活動に行き詰まっている、一都三県で支援を受けたい方は登録してみましょう。

サービス名LITALICO仕事ナビ
対象者全ての障害
対象地域一都三県中心
運営会社株式会社LITALICO
その他サービス
  • 障害者雇用の求人は3,000件以上と、業界最大級
  • 条件検索が便利な求人検索システムがポイント
  • 一都三県の人が使える就職エージェント機能もオススメ

\ 豊富な求人を扱う就職サイト! /

公式:https://snabi.jp/

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
自己アピールのコツを指導してもらえた
求人数が多くサイトが見やすい
初めての就活でも手厚いサポート
障害への向き合い方の具体的な指導
面接後のフィードバックが良かった
年収に対して就労先と掛け合ってくれた
能力に見合った求人を的確に紹介
希望条件が合わず妥協が必要だった
できれば面接同行してほしかった
幅広い年齢層の求人を増やしてほしい

△ オープン就活エージェント一覧表に戻る

マイナビパートナーズ紹介

マイナビパートナーズ紹介

マイナビパートナーズ紹介は大手人材紹介会社「株式会社マイナビ」の特例子会社が運営する障害者向け就活エージェント。障害に対する自己受容の状態把握から始まる、丁寧なカウンセリングが強みです。

自社の特例子会社運営から得た知見を活かし、人材ビジネスの大手グループが持つノウハウとかけ合わせた就職支援を受けられます。入社後のフォローアップが充実しており、就職したあとも安心して働けるところがメリットです。

2020年9月にサービス開始したばかりのため、支援範囲は大都市圏がメイン。首都圏や大阪で就職活動をしている方にオススメの就活エージェントです。その他の地域も求人は増えているので、今後は地方在住の方も利用しやすくなるでしょう。

サービス名マイナビパートナーズ紹介
対象者全ての障害
対象地域全国
運営会社株式会社マイナビパートナーズ
その他サービス
  • 大手人材紹介会社のノウハウと自社での障害者雇用の知見
  • 丁寧なカウンセリングや入社後フォローなど手厚いサービス
  • 活動範囲が広がりつつある、今後に期待の就活エージェント

\ 手厚いサービスを希望するならココ /

公式:https://mpt-shoukai.mynavi.jp/

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
親身になって相談に乗ってくれる
働きやすい環境や待遇交渉を代行してくれた
優良企業を優先して紹介してくれた
非公開の求人をたくさん紹介してくれる
障害者でも安心できる企業ばかり
障害特性に合った仕事の提案があった
経歴の振り返りやカウンセリングが丁寧
あまり知名度が高くないのでもっと広まってほしい
求人票の情報量が少なめ
公開求人が少なく非公開が多い
経験を求められる仕事が多い

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障害者雇用バンク

障害者雇用バンク

障害者雇用バンクは首都圏・大阪を中心に就職サポートをしている障害者向け就活サイトです。

運営は「株式会社HANDICAP CLOUD」。提携している大手就職エージェントの求人とハローワーク求人をまとめて検索でき、マッチする求人があれば他エージェントへの紹介もしてくれます。

マイページを入力すると履歴書・職務経歴書が自動で出来上がるシステムとなっており、スマホからプロフィール欄を埋めるだけで手軽に応募書類が作れることが特徴。就職活動のためにパソコンを用意しなくても、スマホひとつで就職活動が完結できます。

求人数や地方サポートは現状そこまで手厚くないため、求人検索の手段を増やす目的として利用してみましょう。

サービス名障害者雇用バンク
対象者全ての障害
対象地域首都圏・大阪
運営会社株式会社HANDICAP CLOUD
その他サービス
  • 提携エージェント・ハローワーク求人の網羅的な検索
  • 履歴書・職務経歴書の自動作成システムが優秀
  • 首都圏・大阪の方にオススメの就職サイト

\ スマホだけで手軽に就職活動 /

公式:https://syogai-koyo-bank.com/

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
人と関わることが苦手でも仕事を紹介してくれた
WEB面談が便利で外出しなくても面談できる
登録時の対応が早かった
カウンセラーの対応が丁寧だった
大手企業の就職実績がある
求人数がそれなりに多かった
折り返し連絡をもう少し早くもらえたら嬉しい
新しくできたサイトだからか、掲載求人が少なめ
在宅勤務の仕事が少なかった
求人検索の入力項目が少なく探しにくい

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atGP

atGP登録

atGPは障害者サポート一筋の就職支援会社「株式会社ゼネラルパートナーズ」が運営。障害者向けの就職支援を続けて20年の老舗企業で、就職支援実績は業界ナンバーワンです。

atGPはエージェントを使った就活だけでなく、自己応募できる就活サイトとしても利用できます。

ゼネラルパートナーズは障害種別に合わせた就労移行支援も運営しており、障害ごとの特性や困りごとに対する知識が豊富。発達障害専門の事業所もあるのでノウハウの信頼性が高いです。

それぞれの就活に合った使い方ができるので、情報収集メインの方や本格的な就職活動はこれからという方にもオススメです。

サービス名atGP
対象者全ての障害
対象地域全国
運営会社株式会社ゼネラルパートナーズ
その他サービスatGPジョブトレ
atGPジョブトレIT・Web
  • 障害者の就職に特化し、業界のサポート実績数No.1
  • 就活エージェント・就活サイトの両面で使えて幅広い方にマッチ
  • 発達障害専門の就労移行支援があり、知見が豊富

\ 障害者の就職支援一筋20年! /

公式:https://www.atgp.jp/

\ 口コミ評判のまとめ /

いい口コミ・評判悪い口コミ・評判
在宅可能な求人を紹介してもらえた
質問のレスポンスが早く安心できた
職歴や配慮事項の丁寧なヒアリング
すぐに連絡をもらえて不安点などを聞いてくれた
非公開求人が多かった
悩みや就職対策について詳しく相談できた
地方求人があまり多くない
電話やオンライン面談をもう少し増やしてほしい
就職の話が展開早くて少し驚いた
求人の業種や職種に偏りがある

△ オープン就活エージェント一覧表に戻る

手帳なし・クローズ就労の就活エージェント

障害者手帳がないグレーゾーンの方や、障害を開示せずに働きたい方向けの就活エージェントを紹介します。

障害者手帳を開示せず、一般の方と同じ流れで就職活動をすることは可能です。ご自身で特性を整理したり、安定して働けそうな場合はクローズも視野に入れましょう。

一般雇用は障害者雇用と比べ、求人数や職種などの選択肢は幅広いです。興味のある業界がある方や、専門的な仕事などへ進みたい方は検討してください。

よしだ

選択肢は障害者雇用だけじゃない。

スクロールできます
サービス名
キャリアパーク就職エージェント

キャリアチケット

0円就活
特徴最短30日で内定が目指せる「量より質」で本質的な就活就活にかかる費用は自己負担なし
対象者大学生・大学院生大学生・大学院生大学生・大学院生
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る

キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク!就活エージェント

キャリアパーク就職エージェントは、スピード感と早期内定に定評のある就活エージェント。「ポート株式会社」が運営しています。

書類選考や1次選考免除など、素早くスムーズに選考を進められる「特別推薦ルート」が強み。アドバイザーが採用担当者と直接繋がっているため、2次選考以降も有利に選考可能です。

内定までの期間は、最短3日。大手企業の紹介実績も豊富なので、「たとえ早くてもブラック企業は嫌だ」という方も納得のサポートです。

就活に出遅れた、持ち駒がなくなってきたという人は、キャリアパーク就職エージェントも利用してみましょう。

サービス名キャリアパーク就職エージェント
対象者大学生・大学院生
運営会社ポート株式会社
その他サービス就活メタバース

公式:https://careerpark.jp

△ クローズ就活エージェント一覧表に戻る

キャリアチケット

就活エージェント

キャリアチケットは、厳選された優良企業の紹介と手厚いサポートが特徴の「レバレジーズ株式会社」が運営する就活エージェント。就活生の4人に1人が利用する人気のサービスです。

キャリアチケットが重視するのは、「量より質」の就活サポート。手当たり次第に応募するのではなく、本当に合う企業のみ応募していきます。

専任アドバイザーがマンツーマンで、応募企業1社ずつに対して選考対策を実施。採用担当者に”刺さる伝え方”を丁寧に教えてもらえるでしょう。

自分に合った企業を効率的に見つけたい方、ご自身の”伝え方”が分からない方にオススメです。

サービス名キャリアチケット
対象者大学生・大学院生
運営会社レバレジーズ株式会社
その他サービスキャリアチケットスカウト
キャリアチケットカフェ
レバテックルーキー

公式:https://careerticket.jp

△ クローズ就活エージェント一覧表に戻る

0円就活

0円就活

0円就活は、就活にかかる費用を全てサポートしてくれるユニークなコンセプトの就活エージェント。「株式会社C3」が運営しており、就活生ならではの”お金の悩み”に寄り添う就活サービスです。

リクルートスーツのレンタル、面接への交通費など就活にかかる費用が全て無料になるのが最大のメリット。自己分析から選考対策まで、専属アドバイザーがLINEでも相談に乗ってくれるので、効率よく就活を進められることもポイントです。

関東の企業への就職を目指す地方学生や、就活にかかるお金の不安がある人、自分に合った企業が分からない人にオススメします。

サービス名0円就活
対象者大学生・大学院生
運営会社株式会社C3
その他サービス

公式:https://0yen-shuukatsu.com

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特定の分野に強い「特化型エージェント」

「ITエンジニアになりたい」「大学での研究を仕事にしたい」などの専門的なキャリアを考えている方は、一般向けの「特化型エージェント」も選択肢の一つです。

就活エージェントは幅広い業界・職種を扱う「総合型」と、特定の分野に絞って専門性の高い求人を扱う「特化型」に分かれます。「総合型」は求人数が多くアプローチできる幅も広い一方、「特化型」はそれぞれの専門領域があり、より深い業界情報が得られるのが特徴です。

よしだ

障害者向けの就活エージェントも、ある意味では特化型サービス!

特化型エージェントは特定の分野に強い一方で、発達障害への支援は見込めません。障害開示への方針を決めてから登録しましょう。

スクロールできます
サービス名
レバテックルーキー

アカリク就職エージェント

アスリート エージェント

DiG UP CAREER

シュトキャリ

CAREER COLLEGE

福岡就活Plus
専門分野ITエンジニア修士・博士・ポスドクスポーツベンチャー企業首都圏関西圏福岡
特徴キャリアパスを考慮したファーストキャリア研究経験を評価する企業へスポーツ経験を武器に特別選考フローが豊富特別選考フローが豊富地域に根ざしたコネクション地域に根ざした特別推薦
対象者大学生・大学院生大学院生・ポストドクタースポーツ経験のある学生大学生・大学院生大学生・大学院生大学生・大学院生大学生・大学院生・短大生・専門性
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

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合わせて使いたい新卒向けの就活サービス

書類作成シーン

就活エージェントの「求人紹介」をより活かすには、あなた自身の「自己分析」や「情報収集」の質を高めておくことがポイントです。

就活エージェントと並行して、補助的に使える就活サービスも活用しましょう。

新卒就活向けに無料で使えるサービスが多く、キャリア相談やスカウト受信などの機能付きサービスもあります。

就活エージェントと使い分けつつ、登録しておくと便利なサービスを紹介します。

よしだ

就活はやみくもに求人応募するだけじゃない!

スクロールできます
サービス名
キャリエモン

irodasSALON

ログナビ

unistyle

ABABA

キャリアチケットスカウト

TECH-BASE
種類キャリア相談情報収集適性テスト情報収集スカウトスカウトインターン
特徴無料でどんな就活の悩みも相談できる相談サービス動画・ライブで就活ノウハウを学習できるキャリアスクール適性テストと学生SNSが使える就活アプリ選考通過したESが見れる!選考レポートが豊富な情報サイト他社の”お祈りメール”で選考スキップできるスカウトサービスカジュアル面談から直接選考まで対応可能なスカウトサービス無料でスキルアップできるITエンジニアの短期インターンシップ
対象者26卒~若手人材26卒~27卒26卒~27卒26卒~27卒26卒〜27卒26卒~27卒理系大学生・大学院生
公式サイト公式サイト公式サイトapp store公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

「オープン就労」「クローズ就労」の決め方

面接を受ける女性

障害を開示する「オープン就労」と、開示しない「クローズ就労」。発達障害のある方が働き方を考える上で、悩みやすいポイントです。

大切なのは、「どちらが良いか」ではなく、「自分が仕事に何を求めるか」をはっきりさせること。

安定した働き方か、仕事のやりがいか。キャリアアップか、プライベートとの両立か。自分の中で譲れない軸を明確にすることで、選ぶべき方針が見えてきます。

より詳しい判断基準となる4つの視点(就職の目的、仕事の優先順位など)や、それぞれのメリット・注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

≫オープン就労とクローズ就労で迷ったとき

失敗しない就活エージェントの選び方

パソコンと虫眼鏡とiPhone

就活エージェントは、ご自身の状況や目的に合わせて選びましょう。選び方を間違えると、かえって時間や労力を無駄にしてしまう可能性があります。

具体的には、以下4点で絞り込んでいくと効率的です。

  • 発達障害への理解
  • 新卒学生へのサポート実績
  • 紹介される求人の量と質
  • 担当アドバイザーとの相性

発達障害への理解

就活エージェントを選ぶ上で特に重要なのが、発達障害への理解があるかです。具体的には、以下の3つのポイントを確認しましょう。

特徴ポイント
専門資格を持つスタッフ臨床心理士や精神保健福祉士、社会福祉士といった専門資格を持つスタッフが在籍していると、より安心して相談できます。例)dodaチャレンジ
各障害に合わせて専任アドバイザーが在籍
関連事業を運営している企業によっては就活エージェントだけでなく、発達障害に特化した就労移行支援も合わせて運営している場合があります。例)LITALICO仕事ナビ
就労移行支援の大手「LITALICOワークス」を運営
個々の特性に合わせた対応初回面談であなたの状況を正しく理解し、一緒に問題解決をしてくれる姿勢があるかを見極めましょう。例)マイナビパートナーズ紹介
自己受容の状態把握から始まる丁寧なカウンセリングを実施

専門性の高いエージェントは、特性を単なる弱みとしてではなく、「どのような工夫や環境があれば能力を発揮できるか」という視点で捉え直してくれます。

新卒学生へのサポート実績

就活エージェントが「新卒学生」のサポート実績を持っているかを確認しましょう。

特に障害者雇用(オープン就労)を考える場合、多くのエージェントは社会人向けの「転職支援」が学生向けの「就活支援」も対応します。転職者と新卒学生では、アピールすべき経験や選考対策が異なります 。学生の就職活動に対応できるノウハウがあるかを見極めましょう。

公式サイトで、以下のような学生向けの実績や取り組みを確認するのが有効です。

  • 新卒学生向けのイベントや相談会を実施している
  • 独自のインターンシップを紹介・開催している
  • 「新卒限定」や「未経験歓迎」の求人を扱っている
  • 内定者レポートや、サービス利用者の学生が紹介されている

紹介される求人の量と質

紹介される求人の「量」だけでなく「質」にも注目しましょう。特に障害者雇用では、雇用の安定性や待遇を慎重に見極める必要があります。

求人数が多ければ選択肢は広がりますが、必ずしもあなたに合う求人が多いとは限りません。大切なのは、安心して長く働ける質の高い求人が、どれだけ含まれているかです。

項目キーワードポイント
雇用形態正社員/契約社員/正社員登用制度発達障害のある方の雇用は非正規の割合も少なくありません。「正社員求人の割合」「正社員登用の実績」などをチェックしましょう。
賃金水準給与/賞与/昇格制度/福利厚生障害者雇用の賃金は低い傾向も。「自立した生活を送れる水準の求人を紹介してほしい」と希望を明確に伝え、それに応えてくれるかを見極めましょう。
職場定着率入社後フォロー面談/合理的配慮/研修・スキルアップ制度「定着率の高い実績」や「入社後のフォロー体制」など、エージェントが紹介する求人の質を見極めることも大切です。
参考:厚生労働省,障害者職業総合センター

エージェントに詳しい条件について質問するのは、少し勇気がいるかもしれません。しかし、あなたが安心して長く働くために、ミスマッチを減らす確認作業は大切です。

質問に対して誠実に答えてくれるかどうかも、信頼できるエージェントか判断するポイントになります。

担当アドバイザーとの相性

どれだけ実績のあるエージェントでも、担当アドバイザーとの相性が合わなければ、就職活動はうまくいきません。

就職が決まるまで二人三脚で進める相手だからこそ、あなたが「この人になら本音で話せる」と信頼できるかどうかが重要です。

登録後の初回面談では、以下の点を意識して、相手との相性を見極めましょう。

  • あなた真摯に向き合い、丁寧にヒアリングしてくれるか
  • あなたのペースを尊重し、応募や内定を急かすことがないか
  • 障害特性のデリケートな悩みも、安心して話せる雰囲気があるか
  • 万が一合わなかった場合に、アドバイザーを変えられるか

もし「合わない」と感じたら、担当変更を申し出るか、他のエージェントに切り替えることも有効です。

最初から1社に絞らず、2〜3社のエージェントに登録して面談を受けてみることをおすすめします。複数のアドバイザーと話すことで、初めて「自分に合うのはこういう人だ」という判断軸が明確になります。

効果的な就活エージェントの使い方

パソコンの入力中

就活エージェントは登録して待っているだけだと、受けられるサポートを活かしきれません。受け身で提案された求人に応募するだけでなく、ご自身でも主体的に行動を起こすことが大切です。

具体的には、以下の3つをおすすめします。

  • 発達障害の開示に対して方針を決める
  • 自己分析で「良さ」や「課題」を洗い出す
  • アドバイザーに状況を正しく伝える

発達障害の開示に対して方針を決める

就活エージェントに登録したら、面談前に障害開示(オープン・クローズ)の方針を決めましょう。

発達障害であることや障害者手帳の開示は、強制ではありません。

労働者本人の意思に反して、障害者である旨の申告又は手帳の取得を強要してはいけません。

引用:ハローワーク

ご自身の特性や状況に合わせて、大まかな道筋を立てておくと話しやすくなります。

  • 発達障害を開示し、障害者雇用で就活を進める
  • まずは「クローズ」で進め、進捗が悪ければ「オープン」も検討
  • 発達障害であることは伝えず、一般雇用で就活を進める

発達障害のオープン・クローズによって、使う就活エージェントや面談で話す内容が変わります。

開示・非開示の判断に迷ったら、迷っていること自体を就活エージェントに相談するのも良いでしょう。

よしだ

一般向け就活エージェントに手帳を開示するのもアリだけど、専門知識や手厚い配慮は期待できないよ。

自己分析で「良さ」や「課題」を洗い出す

アドバイザーとの面談の前に、できる範囲で自己分析を進めておきましょう。

自分の考えを事前に整理しておくことで、就職活動のより深い悩みや課題を相談しやすくなります。

  • 得意なこと・苦手なこと
  • どんな学生生活をしてきたか
  • 働くうえで重視していること
  • 就活でつまづいている点
  • 就活に感じる不安や悩み

きれいにまとまっていなくても構いません。頭のなかだけでなく、紙やメモアプリなどに書き留めておくことをおすすめします。

できる範囲で考えをまとめておき、「ここから先はアドバイザーと整理したい」という形で面談を行うのが、最も効果的な使い方です。

アドバイザーに状況を正しく伝える

アドバイザーにあなたの状況を正しく伝えることも大切です。

適切なサポートは、あなたからの情報共有があって初めて可能になります。自己分析の結果や希望条件も、アドバイザーに伝えなければ求人提案に反映されません。

オープンかクローズかの方針によって、伝えるべき情報や頼るべきエージェントは異なります。ご自身の状況に合わせた伝え方を準備しておきましょう。

方針伝えること利用する就活エージェント
オープン就労障害を開示する方針と、求める配慮の相談発達障害への理解がある障害者向け就活エージェント
クローズ就労希望する働き方やキャリアプラン、強みなど求人数の多い一般向け就活エージェント
迷っている場合オープンかクローズか迷っている現状まずは障害者向け就活エージェントで相談
よしだ

まずは「オープン」「クローズ」どちらか選んで使ってみよう。

△ 就活エージェントの一覧表に戻る

就活エージェントは複数サービスに登録して比較

キャリアカウンセラーの女性

就活エージェントは最初から1社に絞らず、2〜3社に登録して比較することをおすすめします。

1社だけ登録しても比較対象がないため、エージェントの対応やサポートの良し悪しを判断できません。

あなたに合わない求人ばかり紹介されても、「自分に合うのはこんなものか」と妥協してしまうリスクがあります。

複数のエージェントに登録することで、初めて各社の違いが分かり、ご自身に合うサービスを正しく見極められるようになります。

  • 一般向けと障害者向けを両方試してみる
  • 各エージェントに伝える情報を統一する
  • アドバイザーが合わない場合は変更する

一般向けと障害者向けを両方試してみる

自分に合う働き方で迷っているなら、「障害者向け」と「一般向け」の両方のエージェントに登録してみることをおすすめします。

両方の担当アドバイザーと面談してみれば、サポート内容や紹介される求人の違いを把握できます。

それぞれのメリット・デメリットを体感することで、自分がどちらの働き方で進むかの方針を立てやすくなります。

「障害者向けと一般向けを1社ずつ」のように登録し、それぞれの特徴を比較してみるのがおすすめです。

悩んで立ち止まる前に、まずは情報収集のつもりで、就活エージェントの話を聞いてみましょう。

各エージェントに伝える情報を統一する

複数の就活エージェントに登録する際は、各社に伝える情報を統一しましょう。どのエージェントにも同じ内容で伝えることで、各エージェントの対応を正しく比較できます。

エージェントごとに伝える情報を変えると、各社の提案内容やアドバイザーの対応を正しく比較できず、複数登録のメリットを活かせません。

以下の内容を事前にまとめ、各社のアドバイザーに同じ質問を投げかけてみましょう。

伝えるべき項目具体例アドバイザーへの質問例
自己分析の結果強みや弱み、ガクチカなど「私の強みを活かせそうな求人は、具体的にどんなものがありますか?」
企業選びの軸業界・職種、待遇、福利厚生など「この業界の動向や、貴社が持っている非公開求人について教えてください」
希望する勤務条件勤務地、給与、休日、雇用形態など「この条件だと、紹介可能な正社員求人は何件くらいありますか?」
障害への方針(オープン就労の場合)障害特性と求める配慮「私の特性に似た方の支援実績や、企業への配慮交渉の事例はありますか?」

自己分析の結果などを一つの資料にまとめておき、どのエージェントにも同じ説明ができるように準備しておくのがおすすめです。

アドバイザーが合わない場合は変更する

もし担当アドバイザーが「どうしても合わない」と感じたら、遠慮なくアドバイザーの変更を申し出ましょう。

アドバイザーとの相性は、就職活動の結果を左右する重要なポイントです。「せっかく担当してもらったのに…」と我慢する必要は一切ありません。

以下のようなケースでは、アドバイザー変更を検討しましょう。

  • こちらの話を真摯に聞いてくれない
  • 希望と違う求人ばかりを強引に勧めてくる
  • 連絡が遅い、対応に熱意が感じられない

合わないアドバイザーと話を進めても納得できないどころか、就職活動そのものが停滞してしまう可能性があります。

担当者に直接言いにくい場合は、公式サイトの問い合わせフォームから連絡すれば問題ありません。

就活エージェントを使う目的は、あくまで「内定」です。合わないアドバイザーとのやりとりに疲れるくらいなら、すぐに変更を申し出て、最短ルートで就職を目指しましょう。

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就活エージェントを使うメリット3つ

OKする女性

就活エージェントをうまく活用すれば、就職活動にありがちな「悩み」や「負担」を減らせます。

特に発達障害がある学生の方の場合、大きなメリットは以下の3つです。

  • 専門家がミスマッチを防いでくれる
  • 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
  • 苦手な選考調整や条件交渉を代行してくれる

専門家がミスマッチを防いでくれる

就活エージェントを使う最大のメリットは、客観的な視点から入社後のミスマッチを防げること。

発達障害のある方の就職後1年での職場定着率は71.5%であり、早期離職の主な原因は、仕事内容や職場環境が合わないといったミスマッチにあることが分かっています。(参考:障害者職業総合センター

自分一人で企業選びを進めると、どうしても視野が狭くなりがち。就職のプロである就活エージェントを経由すれば、第三者視点で活躍できそうな企業を厳選してくれます。

自分では思いつかなかった企業や職種を提案してもらえることも多く、キャリアの可能性を広げるきっかけにもなるでしょう。

非公開求人を紹介してもらえる可能性がある

就活エージェントを利用すると、一般の就活サイトには掲載されていない「非公開求人」に出会える可能性があります。

新卒の就職活動では、「名前を知っている」「イメージが良い」などの理由で応募先を選ぶケースがよくあります。結果として、無意識のうちに視野が狭くなる人もいるでしょう。

就活エージェントが紹介する非公開求人は、普段チェックしていない業界・職種の視野を広げることにもつながります。

非公開求人の特徴
  • 採用活動を競合他社に知られたくない職種
  • 人気の職種で、応募が殺到するのを避けたい
  • 特定のスキルを持つ学生にだけアプローチしたい

就活エージェントの非公開求人を活用すれば、ライバルが少ない環境で選考に臨めます。

苦手な選考調整や条件交渉を代行してくれる

面接日程の調整や給与・配慮などの交渉を代行してもらえるのも、就活エージェントの大きなメリットです。

特にADHDの特性でマルチタスクが苦手な方にとって、複数の企業選考を同時に進めるスケジュール管理は大きな負担です。コミュニケーションに不安がある方も、自分からは言いにくい希望条件を伝えるのは簡単ではありません。

難しいやり取りをエージェントに任せられれば、あなたは企業研究や面接対策といった本当に集中すべきことに注力できます。

納得できる内定を得るため、任せられる作業は就活エージェントにお願いするのも有効な手です。

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就活エージェントを使うデメリット3つ

パソコンを見て悩む女性

就活エージェントを最大限に活用するには、利用する上で知っておくべき注意点が3つあります。

サービスの仕組みとして発生してしまう性質なので、あらかじめ把握しておくことが大切です。

  • サポートの質は担当アドバイザーによって変わる
  • 自分のペースで就活を進めにくい場合がある
  • 希望条件と合わない求人を紹介されることがある

サポートの質は担当アドバイザーによって変わる

就活エージェントの能力やサポートの質は、担当するアドバイザーによって変わります。

たとえエージェントの評判の良くても、担当するアドバイザーの経験・知識・人柄などによってサポートに差があります。個人的な相性の「合う・合わない」もあるため、場合によっては期待外れと感じることもあるでしょう。

この人とは合わないな」と感じながら無理に就活を進めても、良い結果には繋がりません。遠慮なく担当変更を申し出る、他のエージェントに切り替えるなどで対処してください。

就職活動は、あなたの人生を左右する重要なイベント。信頼できるアドバイザーを見つけ、協力体制を組みながら就職活動を進めていきましょう。

自分のペースで就活を進めにくい場合がある

就活エージェントを利用すると、自分のペースで就活を進められなくなる可能性があります。

アドバイザーから頻繁に連絡が来て焦ったり、逆に対応が遅く就職活動全体が停滞したりするかもしれません。

就職活動のペースが乱れると、以下のようなリスクにつながります。

  • 自分のキャパシティ以上の求人に応募して疲弊する
  • 面接を詰め込みすぎて一つひとつの対策が疎かになる
  • 就活エージェントの連絡がないからと待ち続ける

もし連絡が多くて苦しいと感じたら、まずはアドバイザーへ「少しペースを落としたい」と相談しましょう。連絡が遅い場合は、対応の良い就活エージェントへ切り替える意識も大切です。

希望条件と合わない求人を紹介されることがある

就活エージェントは、あなたの希望条件に100%合う求人ばかりを紹介するとは限りません。希望条件にこだわりすぎると、紹介できる求人が極端に少なくなってしまう可能性があります。

すべての希望を満たす求人は限られるため、ある程度の妥協も必要。可能性を広げる意味でも、条件を少し緩めるなど視野に入れましょう。

もし希望と違う求人を紹介された場合は、以下3つの対応がおすすめです。

対応行動
優先順位を再確認する「どうしても譲れない条件」と「妥協できる条件」を担当者に改めて明確に伝える。
求人を紹介した意図を聞く「なぜこの求人を私に?」と質問すると、自分では気づかなかった適性に気付ける可能性もある。
興味がなければ断る納得できなければ、理由を添えてはっきりと断ることが大切。

なかにはエージェント側の都合で、あなたの希望とは全く違う求人を勧めるケースもあります。

あまりにも希望が反映されていない紹介が続く場合は、アドバイザーと方針を再調整することも必要です。

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就活エージェントを利用する手順

就活エージェントを利用する手順は以下の通りです。

STEP
公式サイトから登録

まずは、気になる就活エージェントの公式サイトから無料登録をします。この時点では1社に絞らず、比較検討のために2〜3社に登録しておくのがおすすめです。

後の工程で各社の対応を比べながら、最終的にメインで利用する1社へ絞り込むと良いでしょう。

STEP
アドバイザーとの面談日程を調整

登録後、就活エージェントから電話やメールなどで連絡が来ます。ここで、アドバイザーとの初回面談の日程を調整してください。

STEP
初回面談で希望や状況を伝える

初回面談では現時点での企業選びの軸や、就職活動の悩みなどを伝えましょう。面談で伝えた内容を基に、今後のサポート方針が決まります。

STEP
自己分析・ガクチカの整理

アドバイザーのサポートを受けながら、本格的な自己分析を進めます。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や価値観などを整理し、あなたの人柄・強みを言葉にしていきましょう。

STEP
求人紹介・応募書類の作成

初回面談の内容をもとに、アドバイザーが求人を紹介します。興味のある求人があれば、アドバイザーと一緒に応募書類を作成し、求人に応募しましょう。

STEP
選考対策・企業との面接

書類選考を通過すると、企業との面接試験です。エージェントによっては、過去の質問傾向などをもとにした模擬面接を実施してくれます。

企業によっては、面接以外に筆記試験やグループディスカッションを実施する場合もあります。

STEP
内定・入社

内定が出たら、給与や勤務条件などをアドバイザーと一緒に最終確認してください。条件の調整や交渉なども代行してもらえるため、安心して卒業までの期間を過ごせます。

就活エージェントを使う前に知りたい知識

会議シーン

就活エージェントを効果的に活用するために、知っておきたい2つの基本的な知識を紹介します。

  • 障害者向けと一般向けの違い
  • 就活サイトと就活エージェントの違い

障害者向けと一般向けの違い

就活エージェントは、大きく分けて「障害者向け」と「一般向け」の2種類があります。どちらを利用するかは、あなたが障害を開示するかどうか(オープン・クローズ)の方針によって決まります。

比較項目障害者向けエージェント一般向けエージェント
対象障害者手帳を持つ学生が中心すべての学生
求人の特徴障害への配慮が前提の求人一般的な新卒向け求人
求人数少ない傾向にある非常に多い
職種の幅限定的になりやすい非常に幅広い
配慮企業への相談をサポート基本的には期待できない
専門性アドバイザーが障害特性を理解専門的な知識は期待できない
就活エージェント障害者向けエージェント一覧に戻る一般向けエージェント一覧に戻る

どちらか一方を選ぶだけでなく、両方に登録して比較するという戦略も有効です。それぞれの長所を理解した上で、ご自身の状況に合わせて使い分けましょう。

障害者向け就活エージェントの利用は、障害者手帳の開示が必要です。取得中の方は、各エージェントに相談しましょう。

就活サイトと就活エージェントの違い

「就活サイト」(例:リクナビ、マイナビなど)と「就活エージェント」の違いをまとめました。似ているようで、役割は全く異なります。

比較項目就活エージェント就活サイト
使い方アドバイザーから求人紹介を受ける自分で求人を検索して応募する
利用開始初回面談が必要登録後、すぐに使える
求人の特徴非公開求人が多く、厳選して紹介公開求人が中心で、数は膨大
企業との連絡アドバイザーが代行全て自分で対応
選考ルート書類選考免除などがある場合もすべて通常の採用フロー
サポート書類添削や面接練習、調整代行など基本的にサポートなし

簡単に言えば、「自分で探す」のが就活サイト、「相談しながら進める」のが就活エージェントです。

両サービスは併用できるため、まずはどちらも登録してみて、自分に合う使い方を見つけるのが良いでしょう。

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就活や就職で発達障害に気付くケースは多い

「なぜか就活がうまくいかない…」という悩みには、発達障害の特性が隠れているケースが少なくありません。

実際に筆者がX(旧Twitter)で行ったアンケートでは、「新卒就活のとき発達障害に気付いていましたか?」という問いに対し、65.7%の方が「気付いていなかった」と回答しました。

項目人数割合
気付いてた17人16.7%
気付いてない67人65.7%
そもそも新卒就活してない18人17.6&
「結果が見たい人」を除いたアンケート集計結果(募集投稿リンク

大学生活までは大きな困難を感じなかった方でも、就職活動や就職後に新しい課題と直面しやすいです。

結果として、就活・就職後にご自身の発達障害に気付くケースは多くなります。

障害者職業総合センターの資料によると、就職活動では以下のような場面で困難を感じやすいと報告されていました。

  • 面接でのコミュニケーション
  • エントリーシートの作成
  • 卒論と就活のスケジュール管理

もし就職活動がうまく進まず困っている方は、就活エージェントのサポートを受けるのも効果的です。

障害者雇用と「合理的配慮」

障害を開示して就職活動をする(オープン就労)場合、知っておきたいのが「合理的配慮」です。

企業と対話しながら、「お互いが働きやすい環境」を整えるための重要な考え方。あなたが抱える特性と、仕事への影響を調整するために必要です。

  • 特性への自己理解が配慮を考えるポイント
  • 面接で不利にならない配慮の伝え方

特性への自己理解が配慮を考える第一歩

合理的配慮を求めるために、あなた自身の障害特性を言葉にすることが大切です。

自分の特性を正しく伝えられなければ、企業に配慮を求めることも、自分の強みをアピールすることも難しくなります。

まずは「できたこと・できなかったこと」を書き出し、整理してみましょう。

【振り返りの例】

  • ゼミのレポートを作るとき、静かな部屋で作業したら効率的に進んだ。
  • グループディスカッションで会話の波に乗れず、発言できなかった。
  • アルバイト先で急なトラブルが起きたが、逆に集中力が高まって乗り切れた。

書き出したできごとを「自分の強み・弱み」という視点で振り返り、「どんな手助けがあれば、もっとうまくでできるか」と方針を立てていきます。

あなたの良さは自己PRに、苦手なことは配慮を求めるような形で整理してみてください。

≫発達障害の自己理解を深める手順3つ

面接で不利にならない配慮の伝え方

面接で配慮についてどう話せば良いか、悩む方は多いです。面接官への伝え方次第では、意欲がないと誤解されて選考で不利になるケースもあります。

大切なのは「配慮してください」と要求するのではなく、「このような配慮があれば業務が可能です」と、前向きな提案として伝えることです。

【伝え方の例】

  • NG例:「注意散漫になりやすいので、配慮してください」
  • OK例:「周りの音で注意が逸れやすい特性があります。普段はノイズキャンセリングイヤホンを使うなどの自己対処をしていますが、集中して作業する際は、別席をお借りするなどご配慮をいただけると助かります」

オープン就労の場合に「特に配慮は必要ありません」と伝えてしまうと、採用担当をかえって不安にさせる可能性があります。

伝え方に気を付けつつ、自分にとって最適なサポートを受けられるよう調整しましょう。

≫発達障害者の配慮事項、書き方・伝え方

就活エージェントのよくある質問

よくある質問
就活エージェントって何?

就活エージェントは求人企業から報酬をもらう代わりに、学生の紹介や推薦をするサービス。求職者の学生は、無料で求人紹介を受けられたり、書類添削や模擬面接などのサポートを受けられます。

発達障害の人が一般向け就活エージェントを使ってもいいの?

利用できます。障害者手帳は必要なときにだけ開示すればよく、一般枠として就活エージェントに登録する際は開示不要です。

就活エージェントの求人紹介は必ず受けなきゃいけない?

紹介を拒否することもできます。ご自身の希望条件に合わない求人を紹介された場合、応募しなくてもOK。条件が合わないことを伝え、別の求人を紹介してもらいまいしょう。

お金はかかる?

就活エージェントの利用にお金は一切かかりません。就活エージェントは内定が出た時点で、企業から成果報酬としてお金が入るシステム。求職者からお金を徴収することはないです。

就活エージェントはいつから登録すべき?

就職活動を始める2ヶ月ほど前からの登録がオススメ。就活エージェントは登録してもすぐ応募とはならず、キャリア面談や自己分析から始まることが多いです。早めに登録しておくことで、すぐに選考へ進めます。

まとめ|エージェントを使って効率的に就活を進めよう

本記事では就職活動に詰まってしまった発達障害のある方に向けて、就活をサポートしてくれる「就活エージェント」を紹介しました。

    • オープン・クローズのおすすめ就活エージェント8社
    • 就活エージェントは複数に登録して比較することが大事
    • 就活エージェントのメリット・デメリットと使い方

    就活がうまく進まない」「内定が全然取れなくて困ってる」といった方は、就活エージェントを利用してみてください。

    自分では見つけられなかった求人が受けられたり、書類作成や面接練習などをサポートしてくれたりとメリット豊富。完全無料で使えるサービスなので、使わない手はありません。

    障害のある方専門の就活エージェントもあるため、障害者雇用での就職も対応可能。迷っている方は、まず「オープン」の就活エージェントどれか1つに登録してみましょう。

    就活エージェント

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