- ハロワの障害者向け求人がほとんど無い
- 仕事はあっても軽作業や継続支援ばっかり
- 障害があっても自立できるお金を稼ぎたい
障害者雇用の求人は大都市圏に多く、地方は求人が少ない状況です。
毎日ハローワークをチェックしても、ほとんど障害者求人の更新は無し。継続支援事業所の求人も多く、一般企業で働きたくても「仕事を選ぶ」どころではない方は多いです。
私も人口数十万人の地域に住んでおり、求人探しに苦労していました。
本記事は地方在住の障害者の方が、転職エージェントを使って仕事を探すポイントと、地方対応の障害者向け転職エージェントを3社紹介しています。
転職エージェントはハローワークと異なり、各サービスが独自に求人を開拓。
都心の本社から支社求人を獲得したり、リモートワーク対応の求人も掲載したりと、ハローワークでは見かけないような求人も多いです。
- 「ハローワークに通い詰めたけど結果が出ない!」
- 「出ている求人は応募しちゃって弾切れ…」
そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。
一番のオススメはdodaチャレンジ。人材紹介会社の大手「doda」グループが運営しており、信頼できる転職エージェントです。
dodaチャレンジは新卒からキャリアアップ転職まで、幅広く対応可能。迷ったらまずdodaチャレンジに相談し、うまくいかない場合に他のエージェントも併用してみましょう。
▼ dodaチャレンジの詳細を見る
障害者求人は大都市圏に集中している
障害者向けの求人は東京や大阪などの、大都市圏に集中している傾向があります。
例えば転職エージェントのdodaや障害者向け転職エージェントのdodaチャレンジに掲載されている求人では、以下のように大きな差があります。
地域名 | doda(一般) | dodaチャレンジ(障害) |
---|---|---|
東北・北海道 | 16,982件 | 145件 |
関東 | 137,539件 | 778件 |
北信越 | 10,596件 | 69件 |
東海 | 34,706件 | 198件 |
関西 | 40,375件 | 321件 |
中国・四国 | 16,942件 | 121件 |
九州・沖縄 | 18,422件 | 139件 |
海外・広域 | 852件 | – |
求人数が少なければ、自分に合った仕事を選り好みしている場合ではなくなります。あまり志望度の高くない求人でも、積極的に応募していかなければいけません。
納得のいく転職を実現させるため、少しでも多くの求人情報とアクセスする必要があります。
そもそも「なぜ転職したいか?」も考えてね!
求人が少ない地方こそ転職エージェントを使う理由
\ 動画でポイントをチェック! /
求人が少ない地方の転職活動こそ、転職エージェントを使ってください。
理由は以下の3つです。
- 理由1:少しでも多くの求人情報を得る
- 理由2:リモートワーク求人の確保
- 理由3:オンラインで交通手段の弱さを解消
無料サービスは使っておいて損なし!
理由1:少しでも多くの求人情報を得る
転職エージェントを使うことで、少ないながらも採用意欲の高い求人情報が得られます。
転職エージェントには自社の求人サイトに掲載している求人の他、一般に公開されていない「非公開求人」も保有。面談して条件に合いそうであれば、非公開求人も紹介してもらえます。
応募できる求人が増えれば、それだけ安心感があるもの。「転職エージェントは地方の求人少ないし意味ない」と諦めるのではなく、1件でも多くの求人をキャッチするために利用しましょう。
理由2:リモートワーク求人の確保
障害者向けのリモートワーク求人は、近年徐々に増えています。地方に住む人にとってリモートワークは、単に外出しなくていいだけではありません。
- 賃金水準が本社の所在地基準で高い
- 身体・精神的な理由で外出が難しくても働ける
- オフィスで働くことに不安があっても大丈夫
リモートワーク求人はハローワークよりも、民間企業の転職エージェントが強い領域。独自に求人を開拓し、提案してもらえるでしょう。
法定雇用率に悩む大都市圏の企業と、求人不足で困る地方在住の障害者を、リモートワークでつなぐ動きも見られます。リモートワーク求人の情報をキャッチするためにも、転職エージェントに登録しておくことが大切です。
理由3:オンラインで交通手段の弱さを解消
転職エージェントはオンライン面談に対応しており、面談のためにいちいち都市部まで移動しなくて済みます。
移動に負担がかかる特性の方にとっては、自宅でオンライン面談できるのは大きいメリット。ハローワークの場合、求人検索はインターネットでできるものの応募は直接来館しなければいけません。
転職活動のやりとりがすべてオンラインで完結できる転職エージェントは、時間や体力の節約にもつながります。
地方対応の障害者向け転職エージェント3つ
障害者雇用を専門とした、地方にも対応している障害者向け転職エージェントを3つ紹介します。
幅広く求人情報を集めるためにも、複数の転職エージェントに登録し比較するのがオススメ。以下のうち気になるサービスに登録してみましょう。
サービス名 | dodaチャレンジ | マイナビパートナーズ紹介 | atGP |
---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象者 | 全ての障害 | 全ての障害 | 全ての障害 |
求人件数 (非公開有) | 1,903件 | 359 | 件1,179件 |
ポイント | 障害ごとに専任の アドバイザー | 丁寧な対応で 初転職でも安心 | 転職支援実績 業界No. |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
その他の障害者向け転職エージェントについては、以下の記事もお読みください。
dodaチャレンジ
dodaチャレンジは転職サイト「doda」のパーソルグループが運営する転職エージェント。障害ごとに専任のアドバイザーが在籍しており、障害特性に合わせたきめ細やかな対応が特徴です。
新卒・第二新卒のようなキャリアが浅い方から、実績豊富な方のハイキャリア転職にも対応しています。利用者の満足度は94%と高評価、企業とのつながりが豊富で非常にオススメできる転職サービスです。
dodaチャレンジは企業自体が特例子会社によって運営されており、特に精神保健福祉手帳を持つ方の在籍比率が高いところがポイント。精神・発達障害の雇用ノウハウが豊富なため、発達障害を持つ方も安心して登録できます。
\ 口コミ評判のまとめ /
いい口コミ・評判 | 悪い口コミ・評判 |
---|---|
専任アドバイザーからの的確な助言がもらえる 担当者のレスポンスが早い マメに仕事の紹介をしてくれる 障害への配慮がある 地方求人・非公開求人が豊富 希望条件をしっかり聞いてくれる | レスポンスが遅く不安になることがあった 希望条件と合わない企業も紹介されることがある 自分に合った企業を見つけるのが大変だった |
転職エージェント名 | dodaチャレンジ |
サポート地域 | 全国 |
公開求人数 | 1,903件 |
対象障害 | 全て |
運営会社 | パーソルチャレンジ株式会社 |
その他サービス | ミラトレ Neuro Dive |
- 各障害ごとに専任のアドバイザーが在籍
- 障害者雇用のノウハウや企業とのつながりが豊富
- 若手からハイキャリアまで幅広く万人にオススメできる
\ 障害者転職ならまずココから /
マイナビパートナーズ紹介
マイナビパートナーズ紹介は大手人材紹介会社「株式会社マイナビ」の特例子会社が運営する障害者向け転職エージェント。障害に対する自己受容の状態把握から始まる、丁寧なカウンセリングが強みです。
自社の特例子会社運営から得た知見を活かし、人材ビジネスの大手グループが持つノウハウとかけ合わせた転職支援を受けられます。入社後のフォローアップが充実しており、就職したあとも安心して働けるところがメリットです。
2020年9月にサービス開始したばかりのため、支援範囲は大都市圏がメイン。首都圏や大阪で転職活動をしている方にオススメの転職エージェントです。その他の地域も求人は増えているので、今後は地方在住の方も利用しやすくなるでしょう。
\ 口コミ評判のまとめ /
いい口コミ・評判 | 悪い口コミ・評判 |
---|---|
親身になって相談に乗ってくれる 働きやすい環境や待遇交渉を代行してくれた 優良企業を優先して紹介してくれた 非公開の求人をたくさん紹介してくれる 障害者でも安心できる企業ばかり 障害特性に合った仕事の提案があった 前職の振り返りやカウンセリングが丁寧 | あまり知名度が高くないのでもっと広まってほしい 求人票の情報量が少なめ 公開求人が少なく非公開が多い 経験を求められる仕事が多い |
転職エージェント名 | マイナビパートナーズ紹介 |
サポート地域 | 全国 |
公開求人数 | 359件 |
対象障害 | 全て |
運営会社 | 株式会社マイナビパートナーズ |
その他サービス | – |
- 大手人材紹介会社のノウハウと自社での障害者雇用の知見
- 丁寧なカウンセリングや入社後フォローなど手厚いサービス
- 活動範囲が広がりつつある、今後に期待の転職エージェント
\ 手厚いサービスを希望するならココ /
公式:https://mpt-shoukai.mynavi.jp/
atGP
atGPは障害者サポート一筋の転職支援会社「株式会社ゼネラルパートナーズ」が運営。障害者向け転職支援を続けて20年の老舗企業で、転職支援実績は業界ナンバーワンです。atGPはエージェントを使った転職だけでなく、自己応募できる転職サイトとしても利用できます。
ゼネラルパートナーズは障害種別に合わせた就労移行支援も運営しており、障害ごとの特性や困りごとに対する知識が豊富。発達障害専門の事業所もあるのでノウハウの信頼性が高いです。
それぞれの転職活動に合った使い方ができるので、情報収集メインの方や本格的な転職活動はこれからという方にもオススメです。
\ 口コミ評判のまとめ /
いい口コミ・評判 | 悪い口コミ・評判 |
---|---|
在宅可能な求人を紹介してもらえた 質問のレスポンスが早く安心できた 職歴や配慮事項の丁寧なヒアリング すぐに連絡をもらえて不安点などを聞いてくれた 非公開求人が多かった 悩みや転職対策について詳しく相談できた | 地方求人があまり多くない 電話やオンライン面談をもう少し増やしてほしい 転職の話が展開早くて少し驚いた 求人の業種や職種に偏りがある |
転職エージェント名 | atGP |
サポート地域 | 全国 |
公開求人数 | 1,179件 |
対象障害 | 全て |
運営会社 | 株式会社ゼネラルパートナーズ |
その他サービス | atGPジョブトレ atGPジョブトレIT・Web |
- 障害者の転職に特化し、業界のサポート実績数No.1
- 転職エージェント・転職サイトの両面で使えて幅広い方にマッチ
- 発達障害専門の就労移行支援があり、知見が豊富
\ 障害者の転職支援一筋20年! /
障害者向け以外の転職エージェント
ご自身のスキル・経験や障害特性の状況によっては、一般向けの転職エージェントを利用することも有効。一般転職エージェントは障害者だけに限られたサービスではないため、地方でも求人数が多くなります。
一般転職エージェントを使う場合、以下2つの選択肢から選びましょう。
- 障害を開示せず転職活動を行う「クローズ就労」
- 障害を開示して転職活動を行う「オープン就労」
クローズ就労では、転職エージェントにも求人企業にも障害を伝えず働きます。特性をご自身でカバーしきれたり、健常者と同じフィールドで働きたいという方に良いでしょう。
オープン就労では、一般向けの転職エージェントに障害を伝え、求人企業へ配慮を願い出る方法。一定のスキルを持ち、必要な配慮が限定的な場合に受け入れられる可能性があります。
障害と配慮が前提の障害者雇用に比べ、どちらも難易度は高くなります。障害者雇用の求人では物足りない方や、キャリアアップとして幅広く検討したい方は試してみましょう。
- 総合型の大手転職エージェント
- 業界・職種専門の転職ージェント
- 年齢層を絞った転職エージェント
- 地域密着型の転職エージェント
- リモートワークに強い転職エージェント
サービス名 | doda | マイナビAGENT | リクルートエージェント | Backup Career | hape Agent | はたらくヨロコビ | HIGHFIVE | レバウェル介護求人 | 第二新卒エージェントneo | UZUZ | ツナグバ | マイナビミドルシニア | ヒューレックス | 東洋ワーク | ほくりくFIT転職 | R4CAREER | クリエアナブキ | キュースタ | Remoful | アクシスコンサルティング | ジールエージェント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 各地方 | 東北 | 北陸 | 中部 | 中国四国 | 九州 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象者 | 20~50代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~30代 | 20~50代 | 20~40代 | 20~50代 | 20代 | 20代 | 20~30代 | 40~50代 | 20~30代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~40代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~30代 | 20~30代 | 20~30代 |
得意分野 | 大手総合 | 大手総合 | 大手総合 | バックオフィス | 営業 | 製造 | クリエイター | 介護 | 第二新卒 | 20代向け | 若手未経験 | ミドル・シニア | 各地方対応 | 東北 | 北陸 | 中部 | 中国四国 | 九州 | リモート | リモート | リモート |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
「どの転職エージェントを使えばいいの?」と迷ってしまう方は、手始めにdodaへ登録しましょう!求人数が多く支援実績も豊富なため、業界や職種を絞ったり求人情報を多く集めたい方にオススメです。
≫dodaの公式サイトを見る
総合型の転職エージェント
綜合型の転職エージェントは保有求人が多く、さまざまな職種・企業にアプローチできるところがポイント。転職活動を始めたばかりの方や、方向性が定まっていない方にオススメです。
一方で職種や業界などの専門性は高くない傾向。特定の領域に絞っている方は、専門の転職エージェントも併用するといいでしょう。
サービス名 | doda | マイナビAGENT | リクルートエージェント |
---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象者 | 20~50代 | 20~50代 | 20~50代 |
得意分野 | 大手総合 | 大手総合 | 大手総合 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
業界・職種に強い転職エージェント
業界・職種に強い転職エージェントは、特定の業界や職種における深い知識と豊富なネットワークを持っています。その分野に特化した高品質な求人情報を提供できるため、専門スキルを持つ求職者にとって非常に有利です。
しかし取り扱う求人が特定の分野に限定されるため、他の業界や職種に興味がある場合には選択肢が少なくなります。そのため複数のエージェントを併用することで、より広く転職活動を行えるでしょう。
サービス名 | Backup Career | hape Agent | はたらくヨロコビ | HIGHFIVE | レバウェル介護求人 |
---|---|---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象者 | 20~50代 | 20~30代 | 20~50代 | 20~40代 | 20~50代 |
得意分野 | バックオフィス | 営業 | 製造 | クリエイター | 介護 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
年齢層を絞った転職エージェント
特定の年齢層に特化した転職エージェントは、年代ごとに合ったサポートを受けられることがポイント。若手や経験が浅い方には手厚いサポートを、ミドル・シニア層の方には経験を活かすアドバイスを提供してもらえます。
求人数は控えめな傾向にあるため、総合型の転職エージェントと合わせて使うと効果的でしょう。
サービス名 | 第二新卒エージェントneo | UZUZ | ツナグバ | マイナビミドルシニア |
---|---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象者 | 20代 | 20代 | 20~30代 | 40~50代 |
得意分野 | 第二新卒 | 20代向け | 若手未経験 | ミドル・シニア |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
地域密着型の転職エージェント
地域密着型の転職エージェントは、特定の地域に特化しており、その地域の企業との強いコネクションを持っています。地域特有の雇用事情に精通しており、細かな求人ニーズをキャッチできます。
ハローワークで良い求人が見つからない方は、こちらも頼ってみてください。
サービス名 | ヒューレックス | 東洋ワーク | ほくりくFIT転職 | R4CAREER | クリエアナブキ | キュースタ |
---|---|---|---|---|---|---|
対象地域 | 各地方 | 東北 | 北陸 | 中部 | 中国四国 | 九州 |
対象者 | 20~30代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~40代 | 20~50代 | 20~50代 |
得意分野 | 各地方対応 | 東北 | 北陸 | 中部 | 中国四国 | 九州 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
リモートワークに強い転職エージェント
リモートワークに強い転職エージェントは在宅求人を多く保有し、リモートワークに関するノウハウや情報提供に長けていることが特徴。
柔軟な働き方を希望する方や、地方在住で都市部の企業への転職を目指す方にとって非常にオススメです。
一方で在宅勤務の求人は、全体で見ると少なめ。あくまで選択肢のひとつとして、求人がなかった場合も柔軟に対応しましょう。
サービス名 | Remoful | アクシスコンサルティング | ジールエージェント |
---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象者 | 20~30代 | 20~30代 | 20~30代 |
得意分野 | リモート | リモート | リモート |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
転職エージェントとハローワークは併用OK
地方住まいの方が転職活動を行う場合、転職エージェントと合わせてハローワークも活用しましょう。ハローワークには障害のある方に特化した「専門援助部門」があります。
キャリアアップ転職には不向きですが、サポートを受けながら再就職や安定就労を目指す方には効果的です。
ポイントは以下の3つ。
- 転職エージェントと「転職の軸」を変えない
- ハローワーク主催の「合同面接会」に参加する
- 職場実習を実施して職場の雰囲気を確かめる
転職エージェントとハローワークを併用する場合、求人の希望条件や転職目的などの「転職の軸」に一貫性を持ちましょう。
ハローワークでは障害者雇用を進める企業を集めて「合同面接会」を開催しています。
合同面接会では地元企業を中心に、障害者向け求人の面接を実施。書類選考を介さず、そのまま面接を受けられるイベントです。
面接慣れや自己分析の振り返りにもなるため、参加することをオススメします。
職場実習は転職エージェントでは実施しにくいため、ハローワークを利用するメリットとなるでしょう。
アドバイザーとの関係性を強化する方法
転職エージェントのアドバイザーとの関係性は、転職活動を有利に進めるために重要なポイント。以下3つを意識して、アドバイザーとコミュニケーションを取りましょう。
- 定期的な状況報告
- 希望条件の具体性
- セールスポイント
熱意と”売れそうか?”がポイント!
定期的な状況報告
転職活動を続けるうえで、定期的にアドバイザーへ状況報告をするのがオススメ。
進捗によってアドバイスや求人紹介の内容が変わるのもありますが、「積極的に転職活動を行っている」という意思表示にもなります。
一方で登録や面談しただけで終わっていると、こちらからアクションを送らなければ「転職活動に前向きか?」も伝わりません。
1ヶ月に1度や状況が変わったタイミングで、メール1本送るだけでもエージェントの反応が変わる可能性があります。
希望条件の具体性
転職エージェントに伝える希望条件は、より具体的になるよう考えてください。
- 年収を上げたい→年収を50万円上げたい
- 配慮が欲しい→〇〇について配慮を受けたい
- 実績をつけたい→〇〇業界で経験を積みたい
希望条件があいまいだと、アドバイザーはどんな提案をしたらいいか分かりません。同じ目標を共有することで、ミスマッチを防ぎ積極的に求人を紹介してもらえるようになるでしょう。
条件が明確であれば、スキルや経験と照らし合わせ、現実的な妥協案を相談しやすくなります
セールスポイント
セールスポイントを作るのは、転職活動において大切です。
- どんな仕事の経験がアピールできるか
- 何に強みがあって仕事に活かせるか
- 転職活動に対しどれだけ前向きか
転職活動で成果を出すために、ご自身のセールスポイントを明確にしましょう。
自分の強みや経験を具体的に伝えることで、転職エージェントもあなたに最適な求人を紹介しやすくなるでしょう。
自信を持って面接に臨むためにも、何が強みでどんなスキルが提供できるか整理しておくことをオススメします。
転職で地方から都心部へ引っ越す方法
障害者雇用の求人は、地方よりも都心部の方が量・質ともに豊富です。目先の転職だけでなく長期的なキャリアプランを考えるうえでも、求人数の多さとチャンスの多さは比例します。
障害のある方が転職で地方から都市部に引っ越したい場合、以下2つのどちらかが有効です。
- 都心部の仕事に転職し、入社と同時に転居
- リモートワークの仕事に転職し、落ち着いたら転居
転職と転居を同時に行う場合、短期間で転居まで済むことが利点。仕事と生活の両方で環境変化が起こるため負荷はかかりますが、引っ越しが終われば生活に慣れるだけなので安定させやすいです。
リモートワークに転職してから転居する場合、生活、仕事とひとつずつステップを踏めることが利点。まずは新しい職場に慣れ、仕事が落ち着いてから引っ越しすることで負荷を小さく抑えられます。
ただし引っ越し完了まで長期的な計画となるため、早めに引っ越したい方にとっては時間がかかりすぎると感じるでしょう。
転居への意欲や、緊急度に合わせて引っ越しのスケジュールを組んでください。
まとめ|地方在住の人ほど転職エージェントを使おう
本記事は地方在住の障害者の方に向けて、オススメの障害者向け転職エージェントと活用方法を紹介しました。
- 求人数が少ない地方の人ほど転職エージェントを活用
- 全国対応の障害者向け転職エージェント5社
- 一般転職エージェントの併用もアリ
地方在住の方にとって、求人数の少なさは死活問題。応募できる求人がなくなると、精神的にも大きな負荷がかかってくるでしょう。
少しでも多くの求人にアクセスするために、使える転職サービスはできるだけ網羅することをオススメします。