- 就労移行支援に通ってるけど、就活うまくいくか心配
- 支援員が頼りない、ちゃんと就職活動も支援してくれるの?
- 失敗したくないから転職エージェントも使いたい!
就労移行支援の通所が安定した頃に悩みがちな、就職活動への不安。支援員による手助けがあるとはいえ、就活が今後の人生に影響すると思えば真剣になるのも分かります。
なかには事業所のスタッフが頼りなく、自力で頑張ろうと思っている人もいるでしょう。
就職への不安が大きいと、メンタルにも影響するよ!
本記事では就労移行支援に通所しながら、転職エージェントを併用するメリットと、就活時のポイントについて詳しく紹介します。
結論からお伝えすると、基本的に就労移行支援と転職エージェントは併用OK。ただし事業所によっては併用NGの場合があるため、できるだけ通所を決める前に確認しておきましょう。
- せっかく訓練したのに就活で失敗するのは嫌だ!
- あらゆる手段を使って自分に合う仕事を見つけたい!
そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。
就労移行支援と転職エージェントは併用OK
転職エージェントは、求人企業と求職者の間を取り持ち、求人紹介を行う転職サービス。障害者専門の転職エージェントもあり、就労移行支援に通所している方でも利用可能です。
転職エージェントの役割は、就職・転職活動のサポートから職場定着まで。就労移行支援と役割が被るところもあるため、事業所に確認を取ったうえで利用しましょう。
通所しながら転職エージェントを使うメリット
就労移行支援に通いながら転職エージェントを使うことで、以下のメリットがあります。
- エージェント独自の求人情報
- 異なる視点からのアドバイス
- 求人検索や日程調整の代行
併用することで、より効率的に就職・転職活動が進められるでしょう。ただしご自身の状況や目標に合わせて、バランスを取りながら利用してください。
エージェント独自の求人情報
転職エージェントを利用することで、ハローワークや地域企業以外の求人情報を集めることが可能です。転職エージェントはそれぞれ独自に求人開拓をしており、一般に公開されていない非公開求人も多く保有しています。
- 大手企業の特例子会社
- 地域の中堅、中小優良企業
- ベンチャー、スタートアップ企業
転職エージェントを利用することで、自力では見つけない魅力的な求人にもアクセス可能。複数のエージェントを併用することで、さらに幅広い求人情報を得られます。
異なる視点からのアドバイス
就労移行支援と転職エージェントでは役割が異なるため、併用することで幅広い視点からのアドバイスが得られます。
- 就労移行支援:支援者の立場からのアドバイス
- 転職エージェント:転職のプロの立場からのアドバイス
就労移行支援では支援者の立場から、障害特性や日々の行動を踏まえた助言がもえらます。
転職エージェントは求人企業から深く情報収集しているため、求人ごとの詳しい背景や情報を教えてもらえるでしょう。
ふたつの視点からアドバイスをもらうことで、よりご自身に合った求人・キャリア選択が可能になります。
求人提案や日程調整の代行
転職エージェントは自分に合う求人の提案や、企業との日程調整の代行も行なってくれます。
転職活動の一部をサポートしてもらうことで、より効率的に求人応募や面接が可能。代行してもらって空いた時間を使い、応募書類や面接対策をよりブラッシュアップできるでしょう。
- 自己分析と就活の方針決め
- 履歴書・職務経歴書の見直し
- 面接で聞かれる質問リスト作り
面接後は企業からのフィードバックをもらえるので、二次面接や他の企業の面接に活かせます。
サービス併用時のポイント3つ
就労移行支援と転職エージェントを併用する際は、以下のポイントを意識してください。
- 転職エージェントの利用を伝える
- 定期的に進捗の情報共有を行う
- 状況に応じて三者面談を実施する
転職エージェントを利用する場合、通所している事業所へ報告しておく方がいいでしょう。就労移行支援のサポート範囲外での活動が増えると、進捗状況を把握しにくくなります。
また転職エージェントと就労移行支援、それぞれ定期的に情報共有を行ってください。両サービスが独立していると、求人紹介や面接日程のバッティングが起きる可能性があります。
両サービスの特性を理解しながら、要所ごとに使い分けることが大切です。
障害者向け転職エージェントの選び方
障害者向け転職エージェントを選ぶ際は、以下のポイントを意識してください。
- 求人数と対応地域
- 障害特性への理解と転職実績
- アドバイザーとの相性
求人数や対応地域は、エージェントごとに異なります。dodaチャレンジのような全国展開のエージェントもいれば、LITALICO仕事ナビのような対象地域を絞ったエージェントもいます。
まずはご自身の地域が、対象となっているかを確認してください。
障害者雇用の場合は、障害特性への理解や企業への転職実績なども見るべきポイントです。
何より重要なのは、担当するアドバイザーとの相性。転職は人生のなかでも大きなイベント、アドバイザーが信頼できない場合は満足度に大きく影響します。
担当を変えたり、複数のエージェントを比較したりと、ご自身のためにも対策しましょう。
人と人だから、合う・合わない問題は仕方ない。
\オススメの障害者向け転職エージェント/
サービス名 | dodaチャレンジ | LITALICO仕事ナビ | マイナビパートナーズ紹介 |
---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 一都三県中心 | 全国 |
対象者 | 全ての障害 | 全ての障害 | 全ての障害 |
求人件数 (非公開有) | 1,437件 | 3,671件 | 397件 |
ポイント | 障害ごとに専任 アドバイザー | 業界最大級の 障害者求人数 | 丁寧な対応で 初転職でも安心 |
詳細記事 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
その他のオススメ転職エージェントは、以下の記事をお読みください。
転職エージェントは複数登録がオススメ
転職エージェントを利用する際は1社だけに決め打ちせず、複数のエージェントに登録するのがオススメ。
転職エージェントごとに紹介している求人が異なるほか、アドバイザーとの相性が合わないリスクや登録できない可能性もあります。
まずは2~3社登録してアドバイザーと面談を行い、サービス内容を比較することが大切です。
複数エージェントに登録するメリットと注意点については、以下の記事で詳しく説明しています。
転職エージェントが運営する就労移行支援
これから就労移行支援を検討している人は、転職エージェントが運営する事業所も候補に入れましょう。
書類選考や面接などの就活段階に強く、独自の求人情報や知見を提供してもらえます。
\転職エージェントが運営!/
事業所名 | |||
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就労実績 | 累計13,000名以上 | 86% | 94.5% |
定着率 | 88.8% | 95.0% | 91% |
拠点数 | 137拠点 | 14拠点 | 4拠点 |
拠点地域 | 北海道/宮城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈川/静岡/愛知/三重/滋賀/京都/大阪/兵庫/奈良/岡山/広島/福岡/熊本/宮崎/沖縄 | 埼玉/千葉/東京/神奈川/愛知/大阪/兵庫 | 東京/神奈川/愛知/大阪 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
就労移行支援は人によってニーズが異なるため、自分に合った事業所を選ぶことが大切。転職エージェントが運営する就労移行支援は、スムーズな就職活動につながりやすいことが特徴です。
まずは一度見学に行き、支援員へご自身の状況を伝えてみるといいでしょう。
まとめ|サービス併用で就職・転職活動の効率UP
本記事では就労移行支援に通所する方へ向けて、転職エージェントを併用するメリットを紹介しました。
就労移行支援は障害特性の整理や、働くための基礎スキルを身に付ける施設。就職活動のサポートもしてもらえますが、転職エージェントを併用することでより企業に近い視点からのアドバイスが得られます。
転職エージェントの企業が運営する就労移行支援もあるため、これから通所を検討する方は合わせて情報収集することをオススメします。