- 就労継続支援と就労移行支援、結局何が違うの?
- ちゃんと通いきれるか自信がない…
- 間違った就労支援を選ばないか、ちょっと不安
就労支援の名前は知っていても、雇用契約や工賃の違いまでは分かりにくいものです。「続けられるか分からない」「そもそも通い始めるのが不安」という声もよく聞きます。
よしだ正直、最初は違いとか全然知らんかった


本記事ではA型・B型・就労移行支援の違いと自分に合う候補の絞り込み方を紹介します。
就労支援に順番や上下関係はなく、今の自分に合わせて選ぶものです。体調や収入、一般就労への希望を基準にすると、今の自分に適した支援が見えてきます。
- どの支援が自分に合うのか判断できない
- 契約や収入への不安から足踏みしてる
こんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。
A型・B型・就労移行支援の違い
就労支援は、雇用契約の有無によって収入の保障や働き方の柔軟さが変わります。
| 分類 | A型 | B型 | 就労移行支援 |
|---|---|---|---|
| 雇用契約 | あり | なし | なし |
| 収入 | 最低賃金以上の給与 | 作業量に応じた工賃 | 原則無給 |
| 仕事内容の例 | 軽作業や事務など、契約した業務を安定してこなす | 体調に合わせて、軽作業や内職などに取り組む | ビジネスマナーや職業訓練、就職活動のサポート |
サポートの違いを踏まえたうえで、自分にとって今一番必要な就労支援を使いましょう。
就労支援は今の自分の状態に合わせて選ぶもの。ステップアップの順番でも上下関係でもありません。
迷った際は両方を見学し、スタッフの話を聞いたうえで判断しましょう。



具体的な話は、見学時にスタッフへ聞く方が早い!
自分に合う就労支援を選ぶ
自分がどの支援を使うかは、収入・一般就労への希望・体調の3つの軸で絞り込みましょう。以下3つを基準に、今の自分を当てはめてみてください。
- 無給でも生活を維持できるかどうか
- 今すぐ一般就労を目指したいかどうか
- 雇用契約を守れる体調かどうか
個々の状況によって、「Aにするか、Bにするか」「移行とBどっちかな…」と迷う方は多いです。
不安な場合は、なかぽつ(障害者就業・生活支援センター)などの第三者とも相談しながら選ぶのもおすすめです。



進路を決めるんだから、不安になるのも無理はないよ…
無給でも生活を維持できるかで判断
まずは、無給でもしばらくの間は生活を保てるかどうかで判断しましょう。
就労移行支援は原則無給ですが、A型は雇用契約に基づく最低賃金、B型は作業量に応じた工賃が支払われるという違いがあります。
収入が途絶えるとすぐに生活費で困る場合と、貯蓄や家族の支えでしばらく生活を維持できる場合とでは、無理なく続けられる度合いが変わってきます。
- 今すぐ収入が必要 → A型・B型が候補
- 無給でも維持できる → 就労移行支援も候補
今の雇用を続けるか、訓練を重ねるかで選ぶ
雇用契約を結んで働きたいか、一般就労への訓練期間にしたいか、で考えてみてください。
A型は雇用契約を結んで働きながら収入を得られる一方、就労移行支援は一般就労への就職に特化した訓練を行います。
一般企業で働くことに失敗し、自信を失っている方は少なくありません。一般企業へ復職したい温度感によって、サポートを使い分けましょう。
- 今の雇用を続けたい → A型が候補
- 一般就労を目指して訓練したい → 就労移行支援が候補
雇用契約を守れる体調かで考える
雇用契約の日数・時間を、無理なく守れるかどうかも考えたいところです。A型は雇用契約があるため、施設との契約に応じた勤怠の安定が求められます。
体調に波があると、契約した日数や時間を守れない状態が続き、契約の更新や継続が難しくなることもあります。
週5日勤務を守れる自信がない方は、B型や就労移行支援も含めて検討してみましょう。
- 自信がある → A型が候補
- 不安がある → B型・就労移行支援も候補
私自身もA型事業所に通い始めた頃は、契約した日数や時間を本当に守れるか自信がありませんでした。
実際に働いてみると、静かな環境で黙々と行う軽作業はできた一方で、大人数で分担する作業や機械音が大きい環境ではストレスが大きかった記憶があります。
そこで気づいたのは、働けないのは能力の問題ではなく、音や環境が合っていなかっただけということです。
この気づきから、契約を守れるかどうかは、仕事の内容そのものよりも自分に合う環境かどうかで見極められると考えるようになりました。



迷ったら、まず相談・見学から動いてみよう
利用開始までの流れ
利用開始までには、気になる事業所を探して見学し、受給者証を申請してから契約する、という流れが一般的です。
進める順番や担当は自治体・事業所によって異なるため、契約の際は通所する日数や時間などの利用形態もあわせて確認しましょう。
就労継続支援も就労移行支援も、利用には障害福祉サービス受給者証が必要です。A型の場合は、面接や実習などの選考を行う事業所もあります。
申請から交付までは、自治体によって日数に幅があります。まずは、自治体の窓口か相談支援事業所に相談してみましょう。
まずは情報収集から、気になれば相談・見学へ
通所する事業所は、最初から一つに絞りきれなくても大丈夫です。見学したものの、違和感を覚えるケースもあります。
実際、最初から自分にぴったり合う支援に出会えるとは限りません。
私自身、最初は医師の勧めで就労移行支援を利用しましたが合わず、その後なかぽつの勧めでA型に移りました。
まずは気になる事業所の公式サイトや資料で、仕事内容や雰囲気を調べてみましょう。
- 仕事内容や工賃・給与の目安
- 事業所や支援員の雰囲気
- 無理なく通えるかどうか
実際に見てみたいと思えたら、多くの事業所は予約フォームから見学を申し込めます。
見学は情報を集める場であり、その場で契約を決める場ではありません。気になる事業所が複数あれば、比べてから決めても構いません。



焦らず時間をかけて、ちゃんと比較しよう
就労支援のよくある質問
まとめ|自分の目的に合わせてA型・B型・就労移行支援を選ぶ
この記事ではA型・B型・就労移行支援の違いと、自分に合う就労支援の絞り込み方を解説しました。
- 無給でも生活を維持できるかどうか
- 今すぐ一般就労を目指したいかどうか
- 雇用契約を守れる体調かどうか
就労支援は今の自分に合わせて選ぶものです。無理して背伸びをせず、着実に前へ進めるサポートを選びましょう。
まずは試しに1件、見学の申し込みをしてみるところから始めてみてください。



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